わたしはパーティが苦手です。親しい人がいないのに、仕事や付き合いで行かざる負えなくなったりすると、数日前から緊張するほど......。

ところが先日、とあるパーティにひとりで参加しましたが、なんだかんだ楽しんだ自分がいました。

いい笑顔で会話スタート

それは、ニューヨークにある有名な美術館でスタートする大規模な展示のオープニング・パーティでのこと。

会場に着いて、チェックイン。さっと見渡しても知り合いなどいるはずもありません。アウェイ感まるだしで呆然としているのはスマートと言えませんが、まったく知らないグループに突然割って入るのも気が引けます。

そこで、わたしは終始笑顔をキープ。とりあえず会場の様子を伺いました。なるべく自分と同じようにひとりで来ている、またはグループで来ていてもドリンクを取りにグループを離れたひとなどに視線を向けるように。目が合えば、笑顔で軽く会釈を。そうしたところ短時間で数人と、会話に発展しました。

そもそもパーティとは社交の場ですから、相手も多くの人と知り合いたいはず。相手を安心させる笑顔が、会話のスタートをリードしてくれるようです。

最初はシンプルな質問を投げかける

会話をしたひとのほぼ全員が「どうやってこのパーティを知ったのですか」と、第一声に同じ質問を投げかけてきました。

そこで、私はここに至る経緯を話すため、結果として職業など自分に関する情報を語ることに。相手にも同じ問いかけをしてみると、会話がどんどん広がりました。

その人がどのようにしてこのイベントに参加したかを聞けば、話の流れでどんな業界や団体などに関連しているのか、会話にでてくるはずです。そうでなくても、簡単に沈黙をしばらく埋めてくれます。

The EVERYGIRL」より翻訳引用

これが、いきなり「どんなアートが好きですか」といった特定の質問だと、こうはいかなかったかもしれません。

知らない相手との会話を楽しむには、ホストとどうやって知り合ったか、など簡単な質問からはじめるのが一番なようです。

褒め言葉で輪を広げる

しばらく会話をしていると、相手の同僚が歩み寄り、私の解さない自国語で話しはじめました。これは潮時かな、とその場を離れようと思ったのですが、その方が着ていたドレスがあまりにも素敵だったので、「素敵なドレスですね」と声をかけました。

すると、それまで私の存在を除外していたように見えた女性が笑顔になり、英語に切り替えて話してくれたのです。

不動産界の大物であるバーバラ・コーコラン女史によると、ほとんどの人は十分に褒められるということがないため、褒め言葉が好きです。

Entrepreneur」より翻訳引用

ドレスコードのあるパーティでは男性も女性もそれなりに気を使っているはず。ドレス以外でもヘアスタイルやジュエリー、男性なら靴やネクタイなど、見かけを褒めるのは簡単なうえに、心をゆるしてもらうのに効果的と言えそう。人の輪を広げるきっかけになります。

パーティでは大らかなマインドを貫く

意外に思うかもしれませんが、訴訟大国アメリカでもハラスメントになるような質問をされることがあります。たとえばストレートに「歳はいくつですか」、また「結婚しているのですか」「子どもはいるのですか」などはしょっちゅう。

そのパーティでは年配のエクゼクティブから唐突に「結婚されていますか」と尋ねられました。「プライベートに関する質問は答えたくありません」とはっきり意思表示するのもよいですが、ここはフランクに答えて正解だったような気がします。

所詮パーティです。2度と会わない可能性も大きいことを考慮して、自分の方だけはナイスな印象を残しつつ、名刺だけはいただいておきました。

気のおけない人たちとの気軽なパーティなら、毎日でも。しかし、わたしたちラグジュアリーキャリアともなると、ネットワーキングのために気の進まないパーティに招かれることもしばしば。

どうせなら、社交術を身につけて、楽しみながらも名刺をたくさんお土産にできるようになりたいものです。

The EVERYGIRL, Entrepreneur

image via Shutterstock

あわせて読みたい

人付き合いってお酒と似てる。自分の限界を超えると酔うらしい

全然無駄じゃなかった。雑談力、もっと磨いていこう

仕事をこなすだけでは不十分。理想の上司になるために必要なことは?