何ごともスピード! 効率! の毎日。ああ、もう抜け出したい。

それなら、自分で非日常感を演出するのが近道。例えば年末は、仕事後そのまま東京駅、女友達と待ち合わせて新幹線に乗り込み、京都で過ごす――というプランはいかがでしょう。気の置けない友人と一年の禊をする。そう、いわば「大人の女合宿」です。

「ただいま」と言いたくなる場所

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京都に着くのは夜。今回の女合宿のホテルは『三井ガーデンホテル京都新町 別邸』。ミシュランガイド京都・大阪に3年連続で載ったホテルをチョイス。

京都の中心部、四条駅・烏丸駅からほど近いこのホテル。風情ある町家が並び、祇園祭には山鉾が練り歩く新町通をゆくと、街並みに溶け込む格子づくりのエントランスが現れます。

20161202_mitsui_kyoto_2_1.jpg以前は『松坂屋京都仕入店』だった建物を、その伝統を受け継ぐかたちでホテルへと生まれ変わらせたのだそう。「別邸」の紋を施した大きなのれんをくぐる高揚感は、旅の醍醐味です。

レセプションに面した大きな中庭は、このホテルの魅力のひとつ。九州から東北までのさまざまな樹木が植えられ、日本の原風景が再現されています。

苔が生え、落ち葉が舞い散る自然な庭のおもむきに、心がほっと落ち着く。この瞬間を待っていた......。

あれ、疲れがとけてゆく

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客室は7タイプあって、女2人で泊まるなら、ゆとりのあるデラックスツインがおすすめ。ドアを開けると廊下の奥にも透かし彫りが施された内扉があり、室内の明かりがほのかに漏れています。

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小上がりのある室内は、しっとりとした京都らしさを感じる内装。全室に無線LANが装備されているけれど、デスクはあえて置かないのもこだわり。

座り心地のよいソファと極上のベッド、バスルーム・パウダースペース・トイレの3点独立型の間取りは、旅の定番にしたい快適さです。

京旅のはじまりは「食」!

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左上:閑静な御所南の住宅街にたたずむ隠れ家レストラン。右上:2階は落ち着いたテーブル席で、記念日に訪れる人も多い。右下:プリフィックスコース(7,200円・税込)の前菜、マルサラワインでマリネしたフォアグラとイチジクの赤ワイン煮。1階はキッチンの臨場感あふれるカウンター席になっている。左下:ワインも充実。セラーには常時100種ほどが並ぶ。

しばしゆっくりしたあとはディナータイム。とびきりの夜を過ごすためにも、旅立つ前に『クッチーナイタリアーナ東洞』のテーブルを予約しておくことをおすすめします。

コンセプトは「ちょっと大人のトラットリア」と、大人の女性がくつろげる空間。季節の素材をシンプルに、的確な火入れと塩加減で仕上げたイタリアンが、美食の都・京都でも話題の店なのです。

築100年以上の町家をリノベーションした和める空間で、洗練された料理を味わう非日常感に、女同士の反省会も盛り上がるはず。スタッフが料理に合わせて選んでくれるワインも逸品ぞろいで、つい飲みすぎてしまいそう。

Cucina Italiana 東洞 (クッチーナイタリアーナトウドウ)
住所:京都府京都市中京区東洞院通竹屋町下ル三本木五丁目496-3
電話:075-212-5207
営業時間:ランチ 11:30~15:00(14:00 L.O.) ディナー17:30~23:00(22:00 L.O.)
定休日:木曜日

大人の女合宿は夜まで続く

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ホテルに戻ったら大浴場へ。ふつふつとした湯あたりの人口炭酸泉で、今年の疲れは全部流してしまいましょう。体を洗うスペースは間仕切りがあって、お湯はねを気にせず伸び伸びボディケアができるのもうれしい気遣い。

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じつはオープン当初から「女性にやさしいホテル」がコンセプトだという『三井ガーデンホテル京都新町 別邸』。そのこだわりのひとつが大浴場のパウダールームです。サービスのミネラルウォーターを飲みながら、ソファでくつろぐ至福のひととき......。

宿泊プランは「ゆったり24時間ステイプラン」をチョイスすれば、翌日の出発は昼前。ゆったり起きてからの朝風呂もいいものです。

おばんざいビュッフェで京を味わう

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翌朝の楽しみは、1Fにあるレストラン『居様/IZAMA』で食べるおばんざいビュッフェ。料理人が丁寧に仕上げた繊細なおばんざいは、近隣から朝ごはん目当てに訪れる人も多いのだとか。

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おいしいと評判の出汁は、利尻昆布に本節のカツオ節、メニューによってはサバ節やナマリ節でコクを加え、毎朝ていねいに仕込んでいると料理長の松浦さんが話してくれました。

そうめんののどごしと、そばの香りを併せ持つ「そばそうめん」は、アツアツの出汁のうまみを堪能できる自慢の一品です。

『居様』という店の名には、「お客様が座る姿が絵になるように」という思いが込められているとのこと。建築家の永山祐子さんが手がけた和モダンの空間は、薄い漆喰の壁、小さな明かり、ゆらいだような光を放つ真鍮のロングテーブルが印象的。しゃぶしゃぶや日本料理が楽しめるディナーや、ランチタイムでも訪れたい場所です。

居様/IZAMA
住所:京都市中京区新町通り六角下る六角町361番 三井ガーデンホテル京都新町 別邸
電話:075-251-2500
営業時間:朝 6:30~10:00(9:30 L.O.)昼 11:30~14:00(13:30 L.O.)夜 17:30~22:00(フード 21:00/ドリンク 21:30 L.O.)

おみやげに「読む器」を

20161207_mitsui_kyoto_10.jpg左上:元旅館の趣を残した外観が目印。右上:四季折々の自然を映す器が並ぶ店内。右下:白磁に金彩で施された絵付けが特徴。豆皿はフタにもソーサーにもなる優れもの。豆皿:各2,500円〜、WAN(器):各6,000円、ミニカップ:3,000円(すべて税抜)。左下:坪庭をのぞむカフェスペースでは、「SIONE」の器で純国産薬膳茶やスイーツが供される。

居心地のよいホテルをチェックアウトし、大人の女合宿・2日目は街歩きへ。京都には素敵なアートギャラリーがたくさんありますが、哲学の道近くの川沿いに佇む『SIONE 京都銀閣寺本店』は、必ず訪れたい場所。気鋭の若手作家、河原尚子さんが主宰する工房で、「読む器」をコンセプトにした作品に出合えます。

繊細かつ大胆に、日本の四季を感じさせるモチーフを描いた器たちは、ひとつ、またひとつと集めたくなる美しさ。豆皿やカップを自由に組み合わせて、その人だけの物語を紡ぐことができるのが魅力です。

SIONE(シオネ) 京都銀閣寺本店
住所:京都市左京区浄土寺石橋町29
電話:075-708-2545
営業時間:11:30〜17:30(17:00 L.O.)
定休日:火曜日(ほか不定休あり)

休憩は祇園のスイーツで

20161207_mitsui_kyoto_11.jpg左上:風情ある町家づくりの店。表の黒板には芸事のスケジュールが書かれている。右上:看板メニューは「徳屋の本わらびもち」1,200円(税込)。右下:落ち着く店内では、テーブルでおもちを焼くことも。左下:極上の抹茶が香る「お抹茶の本くずもち」1200円(税込)。わらびもちもくずもちも、メインを食べ終わったらかき氷風に味わうのが通。

京都といえば、甘味処。祇園花見小路通りにある『ぎおん 徳屋』は、上質の国産わらび粉と和三盆糖で丹念に練り上げた「本わらびもち」が名物。かき氷にのせて出され、はしでつまむとネットリとのびて、口の中でとろけます。まずはそのまま、何もつけずに食べて。きなこや黒蜜をかけて食べると一段とコクが増します。

抹茶の緑が美しい「本くずもち」は、吉野の本葛に、高級抹茶の「柳桜園」の濃茶を和三盆糖と合わせ、ぷるんとした食感に仕上げたもの。抹茶の深い香りと吉野葛の風味、甘さ控えめの粒あんの組み合わせに舌鼓。

祇園の華やぎのなかで味わうスイーツは、京都旅のいいフィナーレになるはずです。

ぎおん 徳屋
住所:京都府京都市東山区祇園町南側570-127
電話:075-561-5554
営業時間:12:00〜18:00(売り切れ次第終了)
定休日:不定休

来年もまたがんばろうと思える旅に

何度訪れても新しい発見がある街、京都。もう「一見さん」ではないからこそ、ホテルでも街でも、ゆったり過ごす大人の旅が楽しめます。

女友達と羽を伸ばして2016年を締めくくれば、身も心もすっきり。「来年もまた女合宿しようね」と言い合えば、仕事の張り合いも増すというもの。冬の京都旅の効用は、こんなところにもありそうです。

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三井ガーデンホテル京都新町 別邸

撮影/柳原久子 取材協力/ぎおん 徳屋Cucina Italiana 東洞 SIONE 京都銀閣寺本店

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