旅先でアートスペースに立ち寄ると、その国のことがグッと身近になる気がしませんか。バンコクには、成長目覚ましいタイ現代アートに触れられるスペースが充実しています。

モード発信エリアにあるアートの殿堂

161128_bangkok_1.jpg新しい街を訪れたときに、まずは現代美術館をチェックするという人って、わりと多いのではないかと思うのですが、バンコクの場合は、まずこちら。タイ現代アートの進行形が一堂に集まった『Bangkok Art and Culture Center(通称BACC)』。

今年、アジア最先端ファッションモールとして生まれ変わったサイアムディスカバリーの隣にあります。

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大胆な螺旋状の高層空間に(高所恐怖症じゃなくても怖い!)、本格的な展示ゾーンが数フロア。タイ大御所作家の回顧展から、キュレーター渾身の企画展、若手作家のグループ展など、基本的には無料で楽しめるので、ひとまずタイアートを把握するのにちょうどよい手ごろさです。

館内には雰囲気のよいカフェやアートショップもあり、特に地上階『Gallery Coffee Drip』は、タイ産コーヒーをハンドドリップでおいしくいただけるお店。鑑賞帰りにぜひお立ち寄りを。

優秀ギャラリーを気ままにめぐる

大小100軒近くあるといわれるバンコクのギャラリーの中で、見応えのあるスポットといえば、こちら。

161128_bangkok_3.jpgまずエカマイの大型スーパー・BIG C隣にある写真専門ギャラリー『House of Lucie』。国際的写真賞であるルーシーアワード受賞作家を紹介するために設立されました。現在は、報道写真の巨匠スティーブ・マカリー展開催中。満足感のあるボリュームです。

161128_bangkok_4.jpg実験的なアートを得意とするのは、ナラティワート通りに近い『Gallery VER』。古い倉庫を改造したスペースで、大型作品多し。タイの若手アートシーンを牽引する元気なギャラリーです。

161128_bangkok_5.jpgコンテンポラリーアートを集める『NOVA contemporary』は、ラグジュアリーな高級ホテル地区ラチャダムリにあり。注目度の高い東南アジア作家を多く取り扱っています。

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ドンムアン空港に近い『Museum of Contemporary Art (MOCA)』は、ユニークな建築が目を惹く大型ミュージアム。大手通信企業DTAC創始者のプライベート・コレクションが収蔵されています。趣味が若干偏っていますが、チャトチャック・ウィークエンドマーケットに行ったついでに寄るのもよさそう。

さすがは南国、表現はおおらかながらも、スパイスのように冴えた洞察力を持つ優秀な作家がどんどん育っています。バンコクでアートホッピング、意外といいですよ。

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