過去どれだけ恋愛経験を積んでいたとしても、その後「彼氏いない歴」が年単位になってくると、もはや恋を進展させるプロセスも忘れてしまうほど。

運よく彼のリードにより恋人になれたとしても、いざベッドインのタイミングが訪れるとためらってしまったり。

誰だって、初めて抱かれるときは緊張します。お酒の勢いを借りて臨もうとしても、気になることが次々と頭に浮かび、まったく酔えないほど。

大人になるほど気軽にセックスできなくなる

とくにアラフォーの女性が意識してしまうのは、次の2つ。

「もう若くない肉体にガッカリされないか」といったボディ全般のこと。

「どこまで相手まかせでいいのか」といったテクニックに関すること。

若いころは多少スタイルに自信がなくても、その若さと勢いにより、考える間もなく彼と結ばれたことでしょう。相手も同じように経験が浅かったので、試行錯誤することも恥ずかしいとは思わなかったはず。

しかし大人になると、情熱に身を任せるほど衝動的になれないのが悲しいところ。事前に入念な準備をしたとしても「幻滅されたらどうしよう」と不安になってしまったり。

ある程度経験はあるし、男性についても多少理解してきたあなたは、相手の落ち度や不調については許容があります。あくまで気がかりなのは、自分の「女」を見せることで相手が萎えたりしないかどうか。

だけど心配することはありません。

難しく考えず、あなたは「セックスに没頭できないほど気になること」だけ対処しておけばいいのです。

彼の緊張をほぐすのは、大人の女性だからできること

女は不思議な生き物です。たいして好きでもない男やセフレのような男の前では大胆にもなれるのに、大好きな彼氏の前だけは、あれこれ考えすぎて、セックスを楽しめないどころか感じなくなってしまうことも。

でもね、彼氏だって同じように緊張しているのです。

あなたにバレないよう平常心を保ってるフリしてるだけで、頭の中では「イカセられなかったら......」「緊張のあまり中折れしたら......」とプレッシャーを感じているのです。

大人というのは厄介なもの。年齢を重ねただけで、未熟さが許されないことのように思い込み、慣れた振る舞いをしなければいけないと自身を追い込みます。

お互いに一番好きで、結ばれたいボルテージが最高潮のときなのに「うまくやらなきゃ」と身構えてしまうなんて本末転倒。セックスは戦いではないのです。

「久しぶりだから」なんて言い訳は無用。彼氏のいない期間が長かったことを打ち明けていれば、大人の彼はそういうものと理解しているはず。

大人の女だからといって、はじめから男性を悦ばせるテクニックに走る必要もありません。初回は様子見くらいの気分で、初めて触れ合う肉体を愛しい気持ちで撫で、全身で彼の体温を感じればいいのです。

あなたのなかに「嫌われたくない」と意識するだけの冷静さが残っているならば、それを彼がリラックスできるためのサポートに注いでください。髪を撫で、何度もキスを繰り返し、優しく背中を包み込み、手の平から「抱かれることの悦び」を伝えてください。

「ご無沙汰」は、恥ずかしいことではありません。大人の身体に恥じらいが適度にミックスされたあなたを見て、その肉体を預けてくれた愛情をしっかり受け止めてくれるでしょう。

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