アカデミー賞の前哨戦と言われる第74回ゴールデングローブ賞がビバリーヒルズで2017年1月8日に開催されました。

賞の行方とともに楽しみなのがレッドカーペットに咲く、セレたちの豪華なドレススタイル。今年人気を集めたのは、一気に春気分に浸れるような甘いピンクです。

『ラ・ラ・ランド』で主演女優賞! エマ・ストーンのスタードレス

最多の7部門を受賞した『ラ・ラ・ランド』でコメディ/ミュージカル部門主演女優賞を獲得したエマ・ストーン。いまが最旬、と感じさせる彼女のオーラを表現したような無数のスターが散りばめられたドレスは『ヴァレンティノ』のオートクチュールです。

スキントーンに近い淡いピンクは、色白なエマの肌に同化するよう。そこに浮かび上がる星たちがユニークで、モダンです。さらにプランジネックの襟元を飾る『ティファニー』のダイアモンドが輝きをプラス。

『ラ・ラ・ランド』はスターを夢見る2人のラブストーリー。そんな映画のイメージにも寄り添うような、印象的なドレスです。

ギークファッションの旗手、フェリシティはガーリーピンク

Gucciさん(@gucci)が投稿した写真 -

プレゼンターとして登場したフェリシティ・ジョーンズは、『グッチ』のシルクチュイールのドレスをチョイス。パウダーピンクと一段濃いパステルピンクを組み合わせたドレスはトロンプルイユ風のデザインとウェストのクリスタルでできたリボンが特徴。重めに下ろしたバングスとの組み合わせでとってもガーリー。

『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』で勇敢に戦っていたヒロインとは真逆のイメージですが、どこか洗練されすぎない雰囲気が魅力の彼女に似合っています。

濃淡ピンクの魅力を存分に楽しむゾーイ・サルダナ

Gucciさん(@gucci)が投稿した写真 -

ゾーイ・サルダナは同じく『グッチ』のシルクシフォンのラッフルドレス。フェリシティのものよりクリアなピンクトーンの濃淡に、アシメントリーなスカート。それにサテンのウェストリボンがまるでバービー人形のよう。色で主張したドレスは人気のプランジネックでレトロと洗練のバランスが絶妙です。

プリティ・イン・ピンク! オードリーのようなリリー・コリンズ

太い眉がオードリー・ヘップバーンのようなリリー・コリンズ。彼女のようなクラシック・ビューティはレッドカーペットを飾る華麗なドレスがお似合いです。『ズハイル・ムラド』のスモーキーなローズピンクのドレスは全体にフローラルの刺繍が施された豪華なもの。シアーな胸元やふんわり膨らむスカートがおとぎ話のプリンセスのよう。

『Rules Don't Apply』でコメディ/ミュージカル部門主演女優賞にノミネートされたものの、惜しくも受賞は逃しましたが、ドレスの評判は上々。トレンドである赤みを感じさせる目元と深いカラーの唇......といったメイクも洗練されていて、真似してみたい!

大人セレブはカットアウトでセクシーなピンク

グラミーを受賞したカントリーミュージシャンのキャリー・アンダーウッドは『Iris Serban』の胸元にローズがあしらわれたドレスで登場。優しいトーンのピンクが彼女のブロンドにマッチ。シンプルなマーメイドラインのスカートとウェストのカットアウトが、落ち着いたなかにも大人のセクシーさを感じさせます。

ピンクの競演はまだまだ続く

スーパーモデルのナオミ・キャンベルは『ヴェルサーチ』のドレス。パープルよりのメタリックなピンクに、アーティスティックな造形はノーアクセサリーで正解。美しい黒髪のストレートヘアもドレスの流れるようなデザインにあっています。

ERDEMさん(@erdemlondon)が投稿した写真 -

レッドカーペットで人気の高いメタリック系でも、今年は変化球と言えるピンクのメタリックをチョイスしたクレア・フォイのドレスに注目が集まっていました。ドラマ部門女優賞を『ザ・クラウン』で受賞した彼女は『アーデム』のスパンコールドレスを着用。淡いトーンのピンクに、ウェストのラベンダーカラーのサテンリボンがポイントのドレスは彼女の儚げな魅力を引き立てています。

映画界への長年の貢献をたたえ、特別功労賞であるセシル・B・デミル賞を贈られたメリル・ストリープのスピーチも大きな話題を呼んだ今回のゴールデングローブ賞。

なんとなく暗い気持ちになりがちなこの季節だからこそ、春を呼ぶような明るいピンクのドレスたちと、ドリーミーな『ラ・ラ・ランド』の7冠に明るい気持ちにさせられた授賞式でした。

Golden Globe Awards

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