「せっかく京都に来たんだから」と、お寺巡りにおいしい食事、そしてお土産も、と欲張って行動してはどっと疲れて帰る、なんて体験、誰にでもありますよね。でも、これからの季節、暑い京都に行くなら、そして日ごろ旅慣れた大人のオンナなら、「おこもりステイ」をおすすめします。

<写真左>滞在するのは、ロビーからして癒しパワーに包まれている「ハイアット リージェンシー 京都」。 <右>和のテイストが取り入れられ、各客室ではアンティークの着物生地がインテリアに。
ハイアット リージェンシー 京都では、鍼灸を取り入れたスパがオープンして約1年。接客やオペレーションのレベルはどんどんアップしているとの評判で、夏バテを未然に防ぐにも、まさに今が行き時です。
ホテルのスパ「RIRAKU スパ アンド フィットネス」の特徴は、日本式鍼灸をはじめ各種のボディトリートメント、そして目的別のフェイシャルトリートメントまで、「癒し」だけではなく、症状を「改善する」ためのコース設定がしっかりなされていること。その中から今回は「鍼灸ブレスボディトリートメント」を受けて来ました。
まず初診は鍼灸師による問診・視診・触診が約30分間じっくりと行われ、どのツボに鍼を打つかを決めてゆきます。
ちなみに私は舌の状態から「食べすぎ」とズバリ指摘され、鼻炎の症状を伝えると「足首の冷えも一因かもしれません」との分析。足首の冷えから水分が体にたまりやすく、のどの渇き、のぼせやアレルギーなど体上部に症状が出やすいそう。あまりにピタリの指摘ばかりで、私はうなりっぱなしのカウンセリングタイムでした。

<写真左>鍼灸師の足立さんは「美容にこだわる方ほど、鍼灸を取り入れて欲しい」という考えのもち主。また「働く女性に多いのは、パソコンの使用で肩から上の緊張感が抜けず、顔のたるみやくすみにつながっているケース」と聞いてまたドキリ。そんなときにも鍼は有効だそう。 <中>鍼はすべてディスポーザブル(使い捨て)で清潔、細さのバリエーションも豊富。 <右>鍼もトリートメントも完全個室。ロッカールームやシャワールームも広くて清潔感があり、本当に使いやすい。
足首、ふくらはぎ、腕、肩などに鍼を打ち、凝りの激しい頭部と冷えがあるくるぶし、そしてエネルギーチャージのために関元のツボ(おへその近く)にお灸を。痛みや熱さはそれほどなく、お灸の心地よさでうとうとしてしまったほど。 その後、鍼灸師からセラピストに申し送りされたアロマブレンドオイルで、ボディトリートメント。私に処方されたのは、体を温めつつリラックスさせるべく、ラベンダー・ローズマリー・ゼラニウム・シダーウッド・ベンゾインのブレンド。鍼を打った足元やふくらはぎ、そして肩を中心に、ゆっくりと揉みしだかれ、またまた夢の中へ。

<写真左>施術後に出される擂茶(れいちゃ)。緑茶・黒豆・緑豆・ソバなど20数種の雑穀や豆などの粉末を溶いたもの。体が自然に緩む素朴な味。 <中>ボディマッサージやフェシャルトリートメントに使われる京都「ちどりや」のオーガニックコスメ。 <右>レストラン「ザ・グリル」。レンガづくりの薪オーブンで調理されたダイナミックなグリル料理は、ボリュームも味も大満足。癒された後のパワーチャージに。
和洋のトリートメントを続けて受けた後、私は3つの大きな変化を感じました。ひとつは、足首がぽかぽか温まりむくみがなくなったこと。2つめは血流が良くなったせいか、とにかくお腹がすいて、ものすごい食欲だったこと。3つめは、大食いをした後は倒れこむように熟睡になだれ込み、翌日も眠気が続いたこと。 ポイントを突いた鍼治療と、それに続くボディトリートメントの合わせ技で、私の体は施術後も2日間にわたってデトックスし続けていたようです。そんな体をひきずって新幹線で帰るのはつらい、という人には、2泊のホテル宿泊(しかも14時チェックアウト)に特典がついた「リトリートパッケージ」(4種類あります)をおすすめします。(編集・南)
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