更新日:2005年7月5日 RSS

いつもパワーをくれる一冊


たとえどんなに輝いている人でも、人生のターニングポイントではぐぐっと 悩んだり、考え込んだり、眠れない夜を過ごしたりしたことだってあるはず。 そんなとき手元において元気づけられた、という「座右の書」について聞いて みました。さて、あの人がすすめてくれたのは?
Vol .15
「何かを活けましょう」という気持ちを奮い起こせる
 琳派の作品は、私の想像力を遥かに超えた本物。たとえば「花鳥1」と題された第一巻にも、本当に美しい花たちが描かれていますでしょう。美しい草花をそのまま捉えながら、しかもデフォルメもしながら新しい美を絵画として創り上げている……いかにも琳派らしい構図、作品からインスピレーションを受けて、「何かを活けましょう」という気持ちを奮い起こすことができるんです。
 美しいものを見たり、聴いたり、感じたりすることは、私にとっては至福。お茶をいただきながらこうした本を眺めて、もう本当に夢見心地で休む。そうすると、いい夢も見られるわけですよ。みなさんも、それぞれにピピッと来る“素敵なもの”を見つけてくださいね。
假屋崎省吾さん
山下マヌーさん 華道家。假屋崎省吾花教室主宰。花に関する活動はもちろん、テレビ、雑誌、新聞などで幅広く活躍中。近著に『假屋崎省吾の華麗なるおもてなし』『假屋崎省吾の百花繚乱』などがある。
「『琳派』はとても美しいですが、高価でもあり。図書館などで見ていただいてもいいのではないかしら。本を所有することではなくて、そういった時間を持つことがとても大切」。
●假屋崎さんが指南役として登場、「おシゴト悩み探検隊」はこちら>>

『琳派』第一巻―花鳥1
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村重寧・小林忠 総監修
紫紅社 刊
定価2万6250円(税込)
Vol .14
笑い飛ばしつつ、「まだまだ行けるじゃん!」と思える
漫画っていわば消耗品じゃないですか。けれど、これは高校時代から読んでいて今だに捨てられない本。女子には馴染みがないかもしれないけれど、でもタイトルとか親衛隊長の青田赤道とか少しは知ってるでしょ?
とある大学の応援団での、上級生から下級生に対しての理不尽なまで過激なしごきや搾取をギャグ満載で笑い飛ばす作品です。薬師寺先輩は、先輩なのに毎回青田にボコボコされて。そんな哀れな人を見ていると「俺なんかまだまだ。『上見て生きるな、下見て生きろ』」なんて思えてくるわけです(笑)。
山下マヌーさん
山下マヌーさん ハワイはもちろん世界各国旅行術ならこの人に聞け、な快適旅行家。近著に『山下マヌーの1週間ハワイ』(メディアファクトリー刊)、『読む海外旅行』(サンマーク出版刊)などがある。
●マヌーさんが指南役として登場、Cafeglobe「即着即遊のリゾート旅」はこちら>>

『嗚呼! 花の応援団』
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どおくまん 著
集英社 刊
定価612円(税込)
Vol .13
魂を汚さずに生きるためのノウハウが、ここに
わが家には、聖書に限らずいろいろ宗教の本があって、小さい頃からごく自然に手に取って読んでました。当時、私はいじめられっこだったから、いろいろ悩むことが多かった。そんなときに聖書を読むと、勇気付けられたり、解決するためのヒントをたくさんもらえたの。「世界レベルで見れば、私はまだ恵まれているんだからがんばらなくっちゃ」って励まされたわ。
 聖書には、苦境の中にあっても、魂を汚さずにきれいな心で生きるためのノウハウが詰まっていると思う。日本で宗教というと、なんとなくマイナスなイメージが強いけれども、信徒になるとかそういうのとは別に、宗教的な考えを通して倫理を学ぶことはとても大切なことだと思うわ。苦しいとき、不安なとき、孤独なとき……、ぜひ一度手にとって読んでみるのをおすすめします。
さかもと未明さん
さかもと未明 漫画家。エッセイ、ルポ、イラスト評論小説、モデルなど幅広い分野で活躍中。近著に『さかもと未明の美人革命―ほしい“綺麗”は、こうして手に入れる! 』がある。

『聖書の世界
全訂新版』

「旧約・新約・外典・偽典」ダイジェスト
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自由国民社 刊
定価2625円(税込)
Vol .12
子どもの頃に見ていた、大きくて深い世界への扉
母の本棚にあったのを見つけて「いいね、いいね」って言っていたら、「じゃあ、持ってていいよ」とくれたものです。収められている詩はすべて4行詩で、それぞれに違う挿絵がついています。落ち込んだり、どこかに隠れてじっとしていたい……なんて思ったとき無作為にぱらりと開くと、その瞬間に別世界に連れて行ってもらえる……というよりむしろ、自分のいる世界が一瞬前とはまるで違って見えてくるのです。たとえば、こんな詩。
 風をみた人はいなかった
 風のとおったあとばかり見えた
 風のやさしさも 怒りも
 砂だけが教えてくれた
たった4行の詩が、子どもの頃に見ていた大きくて深い世界を大人になった私の目の前にサーッと開いてくれる。そうして私は、ときにはやたらに泣いてしまったり、ときには心の中でくすっと笑ったり、ときには遠くに思いを馳せたりして、いつしか元気になるのです。安野光雅さんの挿絵がまたよくて。どこに引っ越すときにも手放すなんて考えられない一冊です。
渡辺葉さん
渡辺葉
エッセイスト、翻訳家。10年近くを過ごしたニューヨークからポートランドへと移住して数ヶ月。ダンスから企業の人格権についてまで幅広く興味の羽を広げる日々。『Oggi』、『yutorino』、ぺんぎん書房サイトなどでも気持ちのいいエッセイを連載中。
●「葉的ポートランド 和み*くつろぎ12ヶ月」はこちら>>

『ソナチネの木
新版』

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岸田衿子、
安野光雅 著
青土社 刊
定価1427円(税込)
Vol .11
原点を思い出させてくれる
北海道生まれの写真家さん。これは、美瑛町や上富良野を中心に撮影された、美しい丘の写真集です。上京したてのころ、ふと立ち寄った本屋さんで見つけて購入しました。地元の北海道でモデル人生をスタートさせた私。懐かしい風景が、原点を思い出させてくれるんです。私の育った場所はこんなに美しいところなのだなと本当に思います。
美香さん
大高博幸
北海道でモデルの仕事をスタート。その後、ホンキで仕事をしたい!と上京。『Oggi』をはじめ、『sweet』『ar』『ef』などの女性誌、「スリム ウォーク」のCFなど数々のイメージキャラクター、トークショー出演などで活躍中。

『丘の風景』
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高橋真澄 著
青菁社 刊
定価1680円(税込)
Vol .10
色彩は、人間のパワーの源だ
これは、女性向けのカラーコーディネートについて書かれた絵本だ。だがそれだけではなく、地球環境美と人間のマッチングに重点を置いた「ヒューマンカラー理論」がすんなりわかるようになっている。色彩って、人間にとても強い影響を及ぼすんだなと思う。元気にしてくれたり、癒してくれたり。「この絵本は、あなたの幸せを決める大きな力を持っている色の魔法を知ってもらい、幸せになってほしいと思いつくりました」と、こがさんは本書の中で言ってます。「一番素敵な日にしたいとき」や「ストレス度1の日」などたくさんのシーンを想定したカラー紹介に、男のぼくも、日々のパワーをもらってます。
山川健一さん
大高博幸


作家。1953年生まれ。早大在学中から執筆活動を開始、『鏡の中のガラスの船』で『群像』新人賞優秀作受賞。以降、ロック世代の小説の旗手として活躍。近著に、『イージー・ゴーイング』など。


『飛べないあなたに羽根をつける方法―あなたを癒すカラーコーディネイト―』
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こがけいこ 著
アメーバブックス 刊
定価1,260円(税込)
Vol .9
強く生きるための勇気をくれた
僕は、5歳のときから雪村いづみファン。初めて覚えた漢字が“雪村”。ずっと彼女の手記を愛読していたし、「雪村いづみで育った」といっても過言ではありません。彼女は、スターやアイドルも綺麗ごとだけでなく、生身の人間として生きている、ということを示し続けた最初の人だと思います。そんな彼女の生き方は、引っ込み思案だった僕に「意志を強く持って生きることの大切さ」を教えてくれたんです。何かを決断しなければならないようなとき、いつも勇気のもとをくれました。雪村いづみさんは、僕にとって人生の師です。
大高博幸さん
大高博幸


24歳のとき、日本人メイクアップアーティストとして初めてパリコレに参加。外資系化粧品会社7社を経て、フリーに。近著に『大人の 女は綺麗でいなさい!』、『続・美容塾』。
大高さんが語るマスク特集はこちらから>>


『愛を謳う青いカナリヤ 女の自叙伝』
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雪村いづみ 著
アシェット婦人画報社刊
定価1,260円(税込)
Vol .8
自分自身の思いと重ねながら、繰り返し読みたい
会社勤めをしていたころ、こんな上司がいたんです。部下に思いきり仕事をさせ、もし問題があったら、自分が一手に引き受ける。その人とは今もときどき会っていて、そのたびにパワーをもらっています。この本は、ハーバード・ビジネススクールの最後の授業で、教授たちから卒業生へ贈られる温かなメッセージを書き残したもの。これを読むと、その人からもらったたくさんの言葉を思い出します。何度も繰り返し読んで、メッセージを心に刻みつけたくなる一冊です。
中村江里子さん
中村江里子
1969年東京生まれ。フジテレビのアナウンサーを経てフリーに。2001年、結婚を機に生活の拠点をパリに移す。2004年4月、女児を出産。現在、『JucyStyle』にてコラムを執筆中。

『ハーバードからの贈り物』
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デイジー・ウェイドマン 著/幾島幸子 訳
ランダムハウス講談社刊
定価1,260円(税込)
Vol .7
効果テキメン! “くよくよ”の特効薬
タイトルどおり、人生をあらゆる面から語っている一冊。もう〜、世の中のことバシバシ斬っていくんだけど、そこに宇宙規模の愛を感じるわけです。つらいことがあってどうしようもないとき、自己嫌悪に陥ったとき、これを読むと本当にすぐ元気になれるんです。私は何度も読み返していて、バイブルといっても過言ではないほど。恋愛でどっぷり落ち込んだときにも効果テキメンですよ。
はるな愛さん
深澤里奈
1976年大阪生まれ。タレント。19歳で性転換手術を受け、ニューハーフ界のアイドルとして名を馳せる。テレビのバラエティやドラマ出演、ラジオのパーソナリティなど幅広く活動中。

『人生ノート』
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美輪明宏 著
パルコ出版局刊
定価1,680円(税込)
Vol .6
あなたの心にある「愛する心」を映し出してみては?
深澤里奈さんが、10年以上ものときを経て、再び手にとった本は『ノルウェイの森』。村上春樹がシシリーの地で「ときどき自分の骨を削り、筋肉を食いつぶしているような気さえした」といわしめるほど没頭した作品。

恋愛を知り、孤独を知ったときに見えてきた、中学生のころの自分とは全くちがった思いを、この小説から感じたそう。この先の人生を重ねる中で、また手にとり、そのときの心を映してくれるだろうと深澤さん。「そのときに、どんな風に感じるのかが、楽しみ」という。時として小説を楽しむ力は、その人の人間力によるように思う。そしてその人間力(この場合は恋愛力か?)をはかれる貴重な小説が、『ノルウェイの森』のように深澤さんは感じているのかもしれない。
深澤里奈さん
深澤里奈
1974年12月16日生まれ。フェリス女学院大学卒業後、フジテレビアナウンサーとして「笑っていいとも」など多数の番組に出演。2004年1月フジテレビを退社して退社してフリーに。雑誌『anan』や『ソトコト』での連載など執筆活動、趣味の写真撮影など幅広い分野で活躍中。

深澤さんのサイトはこちら>>

『ノルウェイの森』
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村上春樹 著
講談社刊
定価各1,050円(税込)
Vol .5
きっと今からでもあのころに戻れる
 
初めて手に取ったのは18歳のころでした。主人公は23歳のホテトル嬢「ユミちゃん」。自由奔放で未来のことまで考えていなくてこわいもの知らず。オトナになったら、私もユミちゃんのようにめくるめく毎日が待ち受けているものだとばかり思っていました。でもいつの間にか、後先を考えるとハチャメチャなことには踏み出せない年齢になっていて。未来には不安もたくさんある。そんなときにふと読み返すと、「今からでもあそこに戻れる、気持ちのおもむくままにやりたいことをすればいいじゃない」と思えるんです。
魚喃キリコさん
魚喃キリコ
漫画家。1993年に「ガロ」でデビュー。長編『blue』は市川実日子と小西真奈美を主演に映画化された。現在、「FEEL YOUNG」で『ハイタイム』を、「Hanako」で4週に1度『ハルチン』を連載中。

『Pink』
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岡崎京子 著
マガジンハウス刊
定価948円(税込)
Vol .4
大人になって「何か」を忘れた人へ
 
戦場に行った友人にむけて書かれた本だと聞いて、大人になって読み返し、その奥の深さに驚かされました。検閲にかかることを恐れて童話の形式でしたためられたこのお話は、もともと大人のために書かれた文章。そのメッセージは大人だからこそ理解できるものだったんですね。子どものころの新鮮な気持ちや、失われつつある何かを思い起こさせてくれる一冊です。
西山舞さん
西山舞
ル・ガール主宰(ヘアメークアップアーティスト事務所)。たくさんの女性誌・広告を中心に活躍中のメークアップアーティスト。上品で女性らしい感性には定評が。その人柄や生き方にも有名女性タレントやモデルたちのファンが多い。

『星の王子さま オリジナル版』
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アントアーヌ・ド・サン・テグジュペリ/内藤濯 著
岩波書店刊
定価 1,050円(税込)
Vol .3
幸福への感じ方を再認識できます
いろいろなことを知るために、本を読むというのが私と本とのつきあい方ですね。お勉強のために、読む。この本を読んだ時は「そうそう、そのとおり」「やっぱりね」と、納得することが多くて。たとえば「女は目より唇で生きていく」「女はバッグをいっぱい持っているべきである」といったメッセージひとつひとつに斎藤薫さんの『幸せは作り上げるもの』というポリシーと私たち20代の女性への愛を感じることができて……。あらためて自分の“幸福感”を再認識できたように思いました。これで、よかったんだって。
吉川あずさ さん
よし
東京都出身。「Grazia」や「Domani」などファッション誌や、コマーシャル等で人気。フェミニンなイメージだけれど、車とボディボードが趣味という、意外な一面も。

『ちょっと過激な幸福論』
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斎藤薫 著
講談社刊
定価 1,785円(税込)
Vol .2
どん底にいた僕の活力になりました
人生は、“うまくいかない”と落ち込んでいるだけでは悪いほうへ傾く。反対に“うまくいっている自分”を思い描いていると恵まれた環境になってくる……。環境的にも精神的にもどん底にいたころ、偶然手にしたこの本にそう書いてあって驚きましたね。まるで自分のことを言われているようでした。「思い描くだけでそのとおりになるのなら僕もうまくいくはずだ!」と考え方を変えたわけです。僕の活力になった、大事な1冊です。
デューク更家さん

ウォーキングドクター、体育学博士。運動生理学や気功などを取り入れたストレッチを考案し、独自のウォーキング法を確立。レッスンのため全国を飛び回る一方、モナコに住む家族のもとへ毎月帰っている。『デューク更家の一分間ウォーキングスーパーセラピー―心と身体の悩みを解消』(主婦と生活社)他著書多数。

デューク更家さんの著書はこちらから>>>

『得する人』
(出版社サイトへ)


無能唱元著
日本経営合理化協会出版局刊
定価10,290円(税込)

※この書籍は現在オンデマンド印刷となっているため、実際の購入時の体裁はこの写真とは異なる場合があります。
Vol .1
まるで寝る前に飲む一杯のホットミルクみたい
クタクタに疲れた1日が終わったときや、自分を失ってしまいそうになったとき、寝る前に手にとってしまう本がコレ。ページのそこかしこに、ニコちゃんマークがあしらわれたこの本を、手にとってパラパラ読んでいるだけで心が「ほっこり」して温かくなってくるんです。5月病で元気がなくなっている人、ぜひ手にとってみて! 何かヒントがあるはず。
平田さゆりさん

多くの女性誌でスタイリングを手がける、売れっ子ファッションスタイリスト。Cafeglobeでも、商品開発やKOJIxSAYURIのシャンパントークなどですっかりおなじみ。

ハッピーな自分になれる100の魔法
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デビッド・ニーブン著
吉田純子訳
文香社刊 
定価1,575円(税込)