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“書く”仕事を通じて見つけた
新しい表現の道、『恋文屋.com』
心を込めて選んだ便せん、封筒にありのままの気持ちをしたためて相手に贈る。パソコンや携帯を使った電子メールで気軽にコミュニケーションをとれるようになった今、あえて手紙のコンサルティング+αのサービスを行う『恋文屋.com』を立ち上げた女性がいる。
エステシャン高橋ミカさんや、ヘアアーティスト高橋和義さんの単行本を構成、執筆したフリーランスのライター&エディター、大崎智代子さんだ。すでに仕事で大きなキャリアを積んだ大崎さんだが、『恋文屋.com』こそ本当にやりがいのある仕事、と新たな意欲に燃えている。
出会いとガムシャラな努力が
ライターとしての広がりを見せることに
大崎さんがライターとして活動を始めるまでには、さまざまな紆余曲折と人との縁があった。
「大学を卒業してからは (株)リクルートで広告営業をしていました。私、人から仕事を与えられるとガムシャラにのめり込むタチなんです。営業の仕事もわずか1年ですが、予算や成績、電卓を24時間片手に頑張りました。でもあるとき、ふと自分のやりたい仕事ではないような気がして。結局(株)リクルートを退社して、しばらくアルバイトで日銭を稼ぎながら自分を見つめ直しました」
そして自分探しを続けるうちに出会った人との縁が、ライターを始めるきっかけになった。
「たまたま飲み会で知り合った雑誌編集の方と意気投合。企画を出すように勧められたんです」。社会事情やスキャンダルを扱う雑誌に出した企画は、
30本以上。「そのうち10本が編集長に通って、1本が実際記事として採用されました」。“当世ナンパ事情”や“占い師に探る世相”などのテーマを動かした。
こうして記事制作に携わるようになった大崎さんに、前述の編集者から新たな提案が。「『この業界は人脈が大切。編集プロダクションに入って出会いを広げたほうがいい』と。それはもっともだと思い、入った編集プロダクションが美容の記事を中心に扱う会社だったんです」。
“人から与えられた仕事にのめり込む”性格の大崎さんは、編集プロダクションで4年間記事を作り続けることに。「記事を書く仕事が自分に向いているかどうかなんて、まったく確信はありませんでした。でも自信がないからこそもっと実力をつけようとガムシャラに走ったのがよかったと思います。ちょうどカリスマ美容師がブーム直前で、世の女性が美容に熱い関心を抱き始めた頃だったので、よいお仕事をたくさんいただけたのもラッキーでした」。
次に訪れた転機は、なんと結婚! 「まさに電撃で結婚が決まり、編集プロダクションを退社する運びとなりました。と同時に今度は仕事でそれまでに知り合ってきた方々にフリーでやらないか、とお声がけいただいたことが、今に至るきっかけでした」。
こうして人との出会いやアドバイスをきっかけに、フリーのライター&エディターとして活動開始。それから約6年、途中離婚やスランプなどつらい時期もあったが、編集プロダクション時代以上に数々の本や雑誌を手がける売れっ子に成長した。そして昨年、今度は自らの発案で手紙の代筆業『恋文屋.com』の運営に着手する。
『恋文屋.com』で実現したい
本当のこととは?
「心を磨くことこそが美しく輝くためには大切だ、ということを伝えたくて『恋文屋.com』を始めました。例えばファンデーションを塗ったあと、鏡にすご〜く近づいてここの毛穴が隠れないからこのファンデはダメ!
って眉根にシワ寄せる人。毛穴レスな美肌を作ることも大切だけど、こだわりすぎるとそれがストレスになってマイナス効果。それよりも物事のよい面を見つけたり、今あるものに感謝する気持ちが人を美しくする。美容の仕事を通じてそこに気づいたんです」
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| 大崎さんのレターセットコレクション。こんな素敵なレターに心温まるメッセージが書かれていたら、ぐっと絆が深くなりそう。 |
『恋文屋 .com』では、クライアントが手紙の相談依頼をしてから、大崎さんに対面や電話、あるいはメールで「コーディネート」を行ってもらう。「手紙の内容を決めるのが目的ですが、そのとき伝えたい気持ちを話してもらうことで、今まで気づかなかった相手への感謝を一緒に発掘することができるんです」
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今まで依頼を受けた中では、こじれた夫との関係を修復しようと出した手紙の例がある。大崎さんと打ち合わせして仕上がった手紙には、プライドが邪魔して素直に表現できなかった夫への感謝の言葉があふれていた。代筆の依頼主は、その手紙を読んで自分がいかに夫を大切に思っていたか、改めて知ることができたというのだ。
「気持ちを誰かに打ち明けると、それだけで心の自浄作用があります。また、人間関係の悩みは解決法が必ずその人の心の中に隠れているもの。『恋文屋.com』は単なる手紙の代筆だけでなく、こんがらがった感情の糸をほぐすお手伝いをする場なんです」
そのために大崎さんは、仕事のかたわら学校に通って心理学の勉強も始めている。「 “自分の気持ちを見つめ直す”、“感謝の気持ちを持つ”というキレイになるためのヒント、幸せになるための鍵をもっとたくさんの人に伝えたい。そのために『恋文屋.com』で頑張るのが、仕事であり私の楽しみなのです」。
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大崎智代子さん プロフィール |
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大学でフランスの社会史、主に女性史を学んだ後
(株)リクルート で営業広告として活躍。 1997年6月編集プロダクションに入社。女性誌の美容記事を多く担当する。2000年11月にフリーランスのライター&エディターとして独立。10万部まで版を重ねたベストセラー『高橋ミカの毒素排出マッサージ』や
『ZACC高橋和義の運命のヘアサロン』 などの構成、執筆をする。2006年1月に「みんなに役立つ智慧を伝えたい」と名前を「真理子」から「智代子」に改名した。2006年7月からは手紙の代筆を行う『恋文屋.com』をスタート。『s-woman.net』での連載「大崎智代子のBEAUTY
EXPRESS」も人気。
●大崎智代子さんについて
●恋文屋.com
※3月14日 21:54〜
TBS系「Serveの魔法」でも
大崎さんの『恋文屋.com』が紹介されます!
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| ある日のスケジュール |
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| 07:00 |
| 起床、朝食 |
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| 08:00 |  |
家事 |
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| 09:00 |
| メールチェック、事務処理、連絡業務 |
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| 13:00 |
| ランチ、お礼状をしたためる |  |
| 14:00 |
| 執筆作業 |  |
| 18:00 |
| 打ち合わせ |  |
| 21:00 |
| 夕食 |
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| 22:00 |
| 資料チェック |
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| 24:00 |
| 入浴 |
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| 25:00 |
| 読書 |
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| 26:00 |
| 就寝 |
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手紙を書くことのすすめ |
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| 「仕事でお世話になった人、取材で関わった人にちょっとしたお礼状を書くと、それだけでお相手との絆が深まります。仕事にもよい影響がでます」と大崎さん。筆不精でなかなか……という人は、休日など
“1日を手紙の日”に充てて、まとめて書くのがおすすめ。「その日は雑貨屋さんなどを巡って、レターセットやグリーティングカード探しツアーに出かけるのもよいですね。キュートな便箋や、おしゃれなシーリングワックスがあるだけで、手紙を書こう!
という気持ちが高まります。ハーブティなどのティーバックも用意して、手紙にちょっとしたプレゼントを同封するのもよいですね。受け取った相手の喜ぶ顔を想像すると、こちらも幸せな気持ちになれます!」
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