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「預金残高は昔にくらべて小さくなりましたが、幸福は大きくなりました。特に、現地の生徒やその両親の瞳に喜びの色が見えたとき、私も幸せな気持ちになります」。現地の人たちと一緒になって支援プログラムを開発することはルーム・トゥ・リードが大事にしていることのひとつ。その成功体験は世界中の支援者たちにフィードバックしている。
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情熱を傾けられるものに飛び込んだら 大きな幸福がやってきた!
「自分にとって情熱を傾けることのできるものに出合ったら、ときには“飛び込んでみる”ことも大切なんじゃないかしら。もちろん不安もあるけれど、成功するかどうかはやってみなければわからないこと」
朗らかな人柄を感じさせるエリンさん。やさしいまなざしの向こうに、聡明さが光る。
現在は、2歳9ヶ月になる女の子のお母さんでもある。今から5年前、「ルーム・トゥ・リード」のインド支部を立ち上げるにあたって夫となる男性と出会った。「それまではずっと恋愛をしているひまもなかったし、ひたすらビジネスウーマンとして走ってきました。でも、私が幸せそうにルーム・トゥ・リードの仕事に打ち込んでいたから、彼を引き寄せることができたのかも」と笑いながら言う。
「30代前半までいろいろな企業でがんばりました。投資銀行のゴールドマン・サックス、テクノロジー系のベンチャー企業を2社。そこでは勢いよく昇りつめて一気に解散するという経験もした。多国籍企業ユニリーバでは毎日15時間、さらに休日も割いて働いていました。なのに、一度も充足感を得ることはなかったんです。いつも求めていた。自分が本当に心血を注ぐにふさわしい意義深いことを」
そんな思いをある友人に伝えると、その友人はルーム・トゥ・リードの創設者であるジョン・ウッドさんを紹介してくれた。2001年のことだった。
「当時、彼がネパールで活動をスタートさせたばかりで、すぐに彼のアイディアを気に入ったんです」。そして「ぜひベトナムでもやりたい」、そう切り出したことで、エリンさんの運命の歯車が回り始める。
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