シリアル、アイスクリーム、お菓子……。毎日口にするものが、実は遺伝子組み換えだって知ってた? そんな「隠れ遺伝子組み換え食品」が一目で分かるガイドができました!
スーパーで豆腐などを買うときに見かける「遺伝子組み換えではありません」の表示。よしよし、と思い買っているけれど、表示がなくても遺伝子組み換えの食べ物がけっこうあるんです。シリアルなんて、ほぼすべてが遺伝子組み換え。菓子類やアイスクリーム、醤油も大半が……。なになに、それってどういうこと? 「遺伝子組み換え」とは、ひとつの生命体から遺伝子を取り出し、他の生命体の遺伝子に組み込み、作物を作ること。日本では栽培されていないけれど輸入はされています。輸入が認められているのは大豆(枝豆、大豆もやしを含む)、トウモロコシ、ジャガイモ、ナタネ(搾って菜種油をとります)、綿の5作物と、加工食品301品目。

遺伝子組み換え作物は世界17ヶ国で積極的に栽培されている。トップ5は米国・アルゼンチン・カナダ・ブラジル・中国。この5ヶ国で世界の遺伝子組み換え作物の96%を生産しています。また、アメリカに拠点を置くモンサント社という農業化学大手企業1社がほぼすべての品種を開発・販売しています。写真はアルゼンチンでの遺伝子組み換え大豆の収穫の様子。photo:Greenpeace / Gilabert では、何が危険なの? 1つ目は、私たちのカラダへの影響。例えば、除草剤に強い遺伝子を組み込まれた大豆には、組み換えでない大豆では直接散布されたことのないような、たっぷりの除草剤が使われるのだとか。組み換え遺伝子の人間のカラダへの長期的な影響が明らかになっていないのも不安です。2つ目は、環境への影響。様々な遺伝子を組み込まれた作物が、農場のまわりの他の植物と交配し、生態系に影響をもたらしています。

それなら日々のお買い物で気をつけなくちゃ。目安は「遺伝子組み換え」の表示で……いいえ、それでも安心できません。それは油、醤油などの加工食品や家畜の飼料(=食用肉)に遺伝子組み換えの原料が入り込んでいるから。日本の法律では、これらについては表示する義務がないので、知らず知らずのうちに遺伝子組み換えのものを買っている可能性大! photo:Greenpeace そこで国際NGOグリーンピースでは、遺伝子組み換え作物のガイドブック『トゥルーフード・ガイド』を制作、無料で配布しています。このガイドの特徴はグリーンピースが100社以上の企業に電話や直接のインタビューで遺伝子組み換え原料使用の有無を聞いた結果が掲載されていること。豆腐や納豆から菓子類、アイスクリームまで、私たちが日頃手にしている食品(コンビニで手に入るようなものばかり!)についてレッド/グリーンの2色に色分け、遺伝子組み換え原料の有無が一目で分かるようになっています。

ガイド制作のために調査対象となった食品会社の中から、配布を記念して株式会社ブルボンと日清食品株式会社には「遺伝子組み換え原料を使わない食品を製造し、地球環境保護に貢献している」ということで「トゥルーフード賞」が授与されました! photo:Greenpeace

これまで世界20ヵ国以上で総計200万部以上が発行されている『トゥルーフード・ガイド』。この冊子を手にした消費者の働きかけにより、ヨーロッパ、オーストラリア、ブラジル、ニュージーランドでは遺伝子組み換え作物の排除を表明するお店が増えているのだそう。 photo:Greenpeace この『トゥルーフード・ガイド』は無料で送ってもらえるだけでなく、Webサイトや携帯サイトで調べることもできるスグレモノ。冊子や携帯サイトならお店ですぐにチェックできますよね。お買い物の新しい基準となるこのブックレット、ぜひあなたも入手してみて!

トゥルーフード・ガイドを手に入れるには、(1)下記Webサイト(トゥルーフード・ガイドお申し込みページ★上の画像をクリック)で申し込むか、このQRコードで携帯サイトにアクセス! (2)電話で申し込むこともできます。Tel:03-5338-9808 |