誰からも盗まないエネルギー
もうずっと前に、何かの雑誌で読んだ記事が頭に残っている。マザー・テレサにコルカタ(旧カルカッタ)にある「死を待つ人の家」の中を案内してもらっている記者が、マザー・テレサが部屋の電気をすぐに消してしまうことに気づき、たずねた。「もう少し部屋を見たいのですが、どうしてそんなに早く消してしまうのですか」。マザー・テレサは、エネルギーを無駄にすることは世界の貧しい人々から盗むのと同じだから、と答えたという。
読んで、頭をガーンと殴られたような気がした。「盗んでなんかいない。使った分だけ電気料金を払っているじゃないか」と思いがちだけれど、そうではない。簡単に言えば、先進国の人々が代金が払えるからといって電気を使いたいだけ使えば、原油価格が上がり、貧しい国の人々にはますます手の届かないものになってしまう。私たちがエアコンで涼んでいる間に、地球の別の場所では、パンを焼く薪を手に入れるために炎天下を毎日何時間も歩き回っている子どもたちがいることを忘れてはいけないと思う。
と、ちょっとけわしい話になったけれど、それは最近手に入れたお気に入りのマシーン、「バイオレッタ ソーラーギア」を紹介したいからなのだ。
いくら使っても誰からも盗むことのない、地球を痛めないエネルギーと言えば、太陽エネルギー。最近は屋根に太陽発電のパネルを乗せている家をよく見るようになってきたけれど、これは片手に納まる小さなもので、単3や単4のニッケル水素電池2本を太陽の力で充電する。単3だと、晴れの日の窓際に2日おいておけば、デジカメにも十分使えるだけの電気がたまる。接続コードを買えば、携帯電話を充電することもできる。
太陽の力で作った電気は使っていて気持ちがいい。無駄使いしたって心もお財布も痛まない。たくさん作ってたくさん使っても、二酸化炭素も発生しない。自分が使うすべての電気を太陽発電で作れたらどんなにいいだろう。
バイオレッタを作っている小さなベンチャー企業の太陽工房では、ノートパソコン用の携帯太陽発電機を開発中だとか。これができれば、山の中で何日キャンプしていても、ネットが使えるのだ(ただし晴れが続けばだけど)。素晴らしいではないですか! 興味のある方は、ぜひバイオレッタを買って、太陽工房を応援してください。
●商品の詳しい説明は太陽工房のサイトで
http://www.violetta.com/
|
 |
 |
太陽工房の山本愛さんが持っているのが、バイオレッタ ソーラーギア。小さくて、デザインがカッコいいから持ち歩きたくなるのもいい感じ。もっとよく見たい方は、本文下のリンクから太陽工房のサイトに行って見てみて。
|
|