

「伊香保温泉に取材に行ったんですけど、旅館の女将さんたちがCOOL!な取り組みしてるんですよー」とスタッフが差し出してくれたのがこの紙袋。赤と黒、おかめの根付けがぶらさがっている絵柄がなんとも粋なのです。
これ、伊香保温泉の宿泊客が使った割り箸をパルプ原料として使っているのだとか。伊香保で年間に消費される割り箸は240万膳。
伊香保温泉旅館の女将たちで作るお香女(かめ)会が温泉街のシンボルともなる紙袋を企画していたときに、この割り箸を使ったらゴミの削減にもなっていいのではと思いついたのだとか。
一般公募から選ばれたデザインは、下駄のあしあとなど階段の多い伊香保の街並みをイメージさせるシンプルなもの。大きく「伊香保」と入っていないのは、「温泉から帰った後も何度も使ってもらえるように」(お香女会・松本由起さん)という理由から。袋の底には、紙袋として使えなくなったら、デザインの印に沿って切り抜くと封筒として使えるという提案もあるという徹底ぶり。
さらに、割り箸の洗浄は、近くの福祉施設「恵の園」に依頼している。割り箸のリサイクルになり、福祉施設の支援になり、伊香保温泉のイメージアップになり、使う私たちもハッピーになる。いくつものLOVEが詰まってます!(アオキ)
2008年3月10日


(写真上)片面がシックな赤+おかめの根付、片面が黒+手ぬぐいというデザインで、年代性別を問わずどんな人が提げてもおしゃれな印象に。伊香保温泉でお土産などを買うともらえるけれど、1枚50円でわけてもらうこともできるそう。(下)女将さんたちの会だからお香女(おかめ)会。今回のプロジェクトの名前は「Oh!紙プロジェクト」。凝ってます。

東京23区で、4月から始まる廃プラスチック(以下、廃プラ)の分別回収。これが本当にわかりにくい! これを機におさらいしておきましょう。
廃プラは、チューブ類や弁当容器、菓子袋、レジ袋など「プラマーク」のついた容器包装のこと。これまで「不燃ごみ」として収集されてきた廃プラは、実は「不燃ごみ」というより「埋立ごみ」。東京湾の埋立処分場がいっぱいになった今、廃プラを「可燃ごみ」に変更し、“焼却してリサイクル”するというのが、今回のゴミ分別法変更の主旨なのです。
“焼却してリサイクル”というのも意味不明ですが、プラスチックのリサイクルには、使用済みプラスチックを新しいプラスチックの原料にする「マテリアルリサイクル」、熱や圧力を加えて化学原料に戻してから再生利用する「ケミカルリサイクル」、燃える熱をエネルギーとして利用する「サーマルリサイクル」があります。今後、廃プラは「サーマルリサイクル」されるというわけ。貴重な資源を燃やすのか……う〜ん。
そもそも「不燃ごみ」「可燃ごみ」という区分自体がわかりにくくてHATEだし、「サーマルリサイクル」は最後の手段のはず。まずはレジ袋有料化など、廃プラ自体を減らすための施策が先なんじゃ? みなさんも少しでも疑問を持ったら、各自治体に問い合わせを! (サクマ)
2008年3月10日

廃プラが「不燃ごみ」とされたのは、清掃工場の廃水から重金属類が検出されたのがきっかけ。この30年で焼却施設の性能が向上し、燃やしても大丈夫になったというけれど、本当かしら? まずは自分自身がゴミを減らす努力をし、わかりにくいことには「わからない!」とはっきり声をあげよう。なにしろ、プラスチック製品の生産に使われる原油の量は、全体の消費量の約6%とけっこう多い。こんなことでわかりにくくなってる場合ではないのです。
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