1995年のスタート以来、パリの女性から “日常着ブランド”として愛さている『コントワー・デ・コトニエ』。“母娘で楽しめるナチュラルでエレガントなファッション”をキーワードに、毎シーズン、ほどよくトレンドを取り入れたシンプルで着回しやすいアイテムを展開しています。

フランス本国での店舗数は、200店舗以上。25〜35歳を中心に、下は15歳から上は55歳くらいの女性まで、幅広い年代の女性たちが訪れるとか。写真は青山店。
このブランドの特徴のひとつが、パリでのショーや広告ビジュアルに、素人の母娘を起用する点。毎シーズン「キャスティング」と呼ばれるオーディションを、本国フランスを含め、店舗展開しているヨーロッパ8ヶ国、韓国と日本、合計10ヶ国で開催しています。日本では5回目となるオーディションが、先月10日と11日、そして17日に開催。さっそく取材へ行って来ました。

<写真上>選ばれるのは各国1組。日本では、母の日の思い出にして欲しいとの思いを込めて、開催時期を5月に設定。10と11日は第一次審査。プロのカメラマンによる写真撮影が行われていました。<下>撮影した写真は、参加した母娘にプレゼント。良い思い出になりそう。
オーディションに参加した母娘は、東京、横浜、神戸、名古屋、広島、福岡など、全国のショップを合わせて、1180組。

第一次審査を見事通過した母娘は10組。17日に開催された最終審査となる、第二次審査では、パリから来日した、チーフデザイナー(写真右)と、コミュニケーション・マネージャーによる面談が行われていました。面談とは言っても質問内容は、「お母さんはあなたにとってどんな存在?」「ふたりで過ごす時間は何をするの?」など、フランクなものばかり(通訳を務めるのは、日本法人の社長!)。雰囲気も、終始笑いの絶えない和やかムード。モデルとしての素質ではなく、自然体の親子関係をチェックしているんだそう。
選ばれた母娘は、6月2日に開かれるパリでの08AWのファッションショーに登場するほか、1週間パリに滞在し、広告撮影に参加。彼女たちが登場する広告ビジュアルは、新聞や雑誌、全国の店頭で展開されるので、ぜひ注目してみて!

今回選ばれた、田中恵さん&藍実さん母娘。おふたりとも自然な笑顔が素敵。仲の良さがひしひしと伝わってきます。
オーディションへの応募数は毎年増加傾向にあるそうで、この取り組みが、より多くのファン層を獲得する要因のひとつとなっていることは確かなよう。まだ日本に上陸してから2年と日は浅いですが、今後、幅広い年齢層の女性から愛されるブランドとして、ますます存在感を強めていくに違いありません。(ライター・板倉ミキコ) |