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第1回
37歳の夏、妊娠発覚!
そのとき私は?
いつかはコドモを産むつもり、
それもベストなタイミングでね……。
そんな身勝手な青写真を引き裂いて、やってきた妊娠という事態。
いまさらながら、考えたこととは?

Xデーは唐突にやってきた!
「妊娠検査薬が反応するまで、約1分かかります……」。そんな説明書きを読んでいるうちにも、みるみる試験紙は青色に変わっていく。ドキン、と心臓が震える。もう最後まで見なくてもわかる。そう、私は妊娠したのである。
とうとうこの日が、この自分にもきたわけだ。ドラマではこんなときどう反応するんだっけ、と、どうでもいいことを考える。そうすることで、直面した事態を客観的に見る時間が欲しかったのかもしれない。それぐらい、困惑していた。
妊娠は女性にとっての福袋?
妊娠=子どもを持つことって、どこか福袋に似てると思う。手に入れなきゃ損、とばかりにチャレンジしても、実際に手にしたら、「こんなもん?」「ほかのと替えたい」「やめときゃよかった」……。こんなネガティブな反応も当然アリ。もちろん大いに満足する人もいるけれど、すべての人に最初から「福」が来るわけじゃないんだよね。
後悔することが何より嫌いな私は、今まで福袋を買う気になれなかった。ましてや、返品どころか、タンスの肥やしにするわけにもいかない「子ども」を手に入れる覚悟など、当然できていない。
欲しくない人は変わり者?
20代の後半になってから、「子どもは欲しい?」と他人からよく聞かれるようになった。そこで私が「欲しい」と言えば「じゃ早く結婚しなくちゃ」、「欲しくない」と言えば「まだ結婚したくないんだ」、という反応。この背景にある、結婚したら子どもを持つ(持ちたがる)のは当然、という考えは、思った以上に世間にはびこっているのである。
さらに、「子どもは欲しくない」と答えたとたん、「あの人は欲しくない人なんだって!」(どーいう人じゃ?)という周囲からの認定を受けることになる。これには「子ども嫌い=変わり者、冷血」というニュアンスが含まれていることが多い。
例外として、「かっこいい!」というのがあるが、それは仕事を理由にした場合。遊びたいから産まない=×(絶対に許せない!)、キャリア追求のため産まない=○(まあ理解できるけど可哀想な人)、という解釈が基本。育てる自信がないから産まない、も×なのだ(大丈夫よ〜、なんとかなるから産みなさい、でくくられてしまう)。
遺伝子たちの危機管理
「あなたの子どもが欲し〜い!」「うん、いっぱいつくろうね」。こんな会話で、あっけなくヒトの親になってしまうコトの重大さを自覚してる人がどれだけいるのか。
虐待の事例を持ち出すまでもなく、子どものためにならない親がたくさんいることは、皆承知している事実なのに。親は資格制にするべきだという意見も、心情的には理解できる。でもそうなると、合格する自信ある人、いる?
ほとんどいないと思うんだけど。私だって……あるわけがない!
だからといって、そんな責任感から子づくりの辞退者が増えたら、それはそれで大問題。そのリスク回避として、子孫を残すという行為には快楽がサービスされているのかもしれない。これは遺伝子たちの危機管理なのか!?
(これについてはオドロキのハナシがあるので、それはまた別の回に)。
本当に産んでいいの?
さて。妊娠が発覚して困惑した私。それには理由があった。仕事上でのタイミングが、最悪だったのだ。幸せなことが悩みの種になる皮肉。事態は思った以上に波紋を呼ぶことになる……。

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| 女性誌編集者歴15年。子どもファッションとオモチャにはメチャクチャ詳しい。自分の子どもに着せたい服、遊ばせたいオモチャがない、と、ベビー&キッズショップ「デイジーヒル」を我孫子にオープン。世界の知育玩具など、本物志向のママたちに喜ばれるアイテムをどんどん広めていくのが夢。愛息・悠真(10ヶ月)を、“ジャニーズ評論家”の名にかけて、所属させるべきか悩む今日この頃。「自身の妊娠・出産を機に、育児本やサイトを研究しましたが、ママたちの価値観の違いに愕然。Cafeglobeでこそ、等身大の悩みや疑問を共有できるのでは、と期待しています。頑張りますので、BBSにもぜひ参加してくださいね!」 |
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