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各紙がこぞって大絶賛! 「キタノはサムライのタップダンスで会場を踊らせた」(コリエーレ・デッラ・セーラ誌) 「日本のアーティストに大喝采」(レプッブリカ誌) イタリアの新聞がこぞって報じているように、第60回ヴェネツィア国際映画祭で上映された北野武監督の『ZATOICHI』は、批評家からも、一般観客からも熱狂的な賞賛を得た。銀獅子賞(監督賞)に選ばれた快挙はご存知の通りだが、会場で配られるフリーペーパーの、地元の素人批評家による星取表でもトップの人気である。 北野監督は97年に、『HANA-BI』で最高賞の金獅子賞を受賞以来、『DOLLS』など話題作をヴェネツィアに送り込んできた。『ZATOICHI』はそんな北野監督の初めての時代劇というので、こちらの批評家たちの期待も高く、プレス上映でも長い列ができたほど。 北野監督出席の公式上映は9月2日の夜、会場は満席だった。ところどころで湧く笑い声、そして拍手と、観客の反応は熱い。お神楽タップダンスの大団円では、リズムにのってのスタンディング・オベーション……。
映画館はどこも満席、市民のウケは? 観客のひとり、チンツィアさん(36才)に感想を聞くと、「実験的な映画スタイルと、特に、音楽の大胆な使い方がすばらしかった。天才だわ!」と、絶賛だ。 また「日本の映画はゆっくりなイメージがあったけど、これはリズムが速くておもしかった」と語るのは、北野作品はこれが初めてというアンドレアさん(23才)。 この映画は正式上映の翌日、ほかの3つの会場でも上映されたが、どこもすべて満席。ヴェネツィア本島のジョルジョーネ映画館で見たアルベルトさん(38才)は、「今日は上映中に一度も携帯が鳴らなかった。これってイタリアの映画館じゃ珍しいことなんだよね」と指摘。キタノ映画のファンは、マナーがいい? イタリアでもカルト的ファンを持つ北野監督。新作『ZATOICHI』は過去の作品とくらべて娯楽性も高く、ますます観客の裾野をひろげたようだ。 ●『座頭市』のオフィシャルサイトはこちらから。 http://www.office-kitano.co.jp/zatoichi/ |
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| text / Tsujita Kiyoko photos / Tsujita Kiyoko |
| 老人は元気に、子どもはお…… |
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