
どちらかと言うと私はスリルを求める性格 2つの役を演じることは、とても楽しかった! | |
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ラブ・ストーリーの名手と言われる『ラヴソング』(96)のピーター・チャン監督の最新作『ウィンター・ソング』は、金城武、ジョウ・シュン、ジャッキー・チュンなど、アジアを代表するキャストが顔を揃えた、切なくも美しいラブ・ストーリー。
映画監督を夢見る青年リン・ジェントン(金城武)と女優を夢見る女性スン・ナー(ジョウ・シュン)は、10年後、香港の人気俳優と中国のトップ女優として再会する。そして、サーカス団を舞台にしたミュージカル映画で共演することになった2人。記憶を失って空中ブランコ乗りになった女と、彼女を捜していたかつての恋人の物語は、リン・ジェントンとスン・ナーの過去の記憶とオーバーラップしていく──という何ともユニークなストーリーだ。 |
| 「そうなの! 劇中劇のストーリーと映画全体のストーリーがそっくりだという面白さが出演の決め手ではあったわ。とても面白い脚本だと思ったの。2つのストーリーは似ているけれど、劇中劇のサーカス団としての衣装はとても煌びやかだったということもあって、2つの役を演じることは難しくなかった。かつての恋人で共演相手の俳優、現在の恋人である映画監督──2人の男性の間でスン・ナーは揺れ動き自分の感情と向き合うことを避けているけれど、逆に劇中劇の役では自分の気持ちを真っ直ぐに出しているの」 |
| 『ムーラン・ルージュ』を彷彿させる劇中劇のミュージカル・シーンでは、自ら空中ブランコに挑戦したというジョウ・シュン。 |
| 「ひとつの映画の中に歌、踊り、演技が詰め込まれている映画はそう多くはないから、とても面白かった。空中ブランコはこの役に巡り会わなかったら一生体験することはなかったでしょうね。あれは10数メートルまで吊り上げられたのよ!
でも、私はどちらかというとスリルを求める性格だし、ブランコは子どもの頃、好きだったから楽しかったわ(笑)」 | |  |
2人の男性の間で揺れ動く女性、スン・ナー
大切なものを捨ててまで夢を叶えたいという精神はすごい! | |  |
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スン・ナーは女優になるという夢を叶えるため愛する人との別れを選ぶが、その悩める姿は現代女性の抱える結婚と仕事という悩みにも共通している気が……。スン・ナーの選択、またスン・ナーという女性像をどう捉えているのだろう。 |
| 「すごく現実的な女性よね。実際にはスン・ナーのような女性を好きな男性は少ないんじゃないかしら(苦笑)。恋愛が一番大切に思える年齢に生活が苦しかったり、男に騙されたりしてかわいそうな女性だとも思ったわ。大切なものを捨てなくてはならなかったのは悲しいわよね……。でも、そこまでして自分の夢を叶えたいという精神に敬服もしている。ただ、スン・ナーの場合は方法を間違ったから自分も相手も傷ついてしまったんだと思うの」
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スン・ナーを演じるにあたって監督からは「手段を選ばない女性だから悪女になってくれ」とアドバイスをもらったそう。スン・ナーとジョウ・シュンは似ている?
と聞くと、「女優であることと、歌もダンスもできるってことは似ているわ(笑)」 一方、金城武が演じるリン・ジェントンは、スン・ナーのことを10年間ずっと想い続けるという一途な男性。 |
| 「すごく純真な人だと思ったわ。10年間も1人の女性を想い続けて、しかも痛めつけられる人なんてそう滅多にいないもの。現実的な男性だったら、スン・ナーはとっくに忘れられていたでしょうね(苦笑)。さらに、もう1人の男性(ジャッキー・チュンの演じた映画監督)はスン・ナーに自分とリン・ジェントンのどちらを選ぶのかを委ねるんだから寛大な人よ!」 |
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美しさの秘訣はワインとたっぷりの睡眠!
ファッションにもこだわりを持った『ウィンター・ソング』 | |  |
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ファッションに興味のある女性にとっては衣装もみどころのひとつ。このインタビューの時にも素敵な衣装と髪型で登場したジョウ・シュンに、スン・ナーの衣装について聞いてみた。 |
「劇中劇の衣装は復古調の舞台衣装ですごくキラキラ輝いているの。一方、スターになった後のスン・ナーとリン・ジェントンが着ているのはそれほど派手な色ではないけれど、質のいいものが選ばれた。実は全部エルメスなのよ! 若いスン・ナーは軍人コートを着ていたりするけれど、10年後の彼女は真っ赤な素敵なコートを着ている。人間の気持ちって不思議なもので、その赤いコートを着ると、歩き方も自然とお淑やかになるの(笑)」
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また、今回は帽子の衣装も多かったが、ジョウ・シュン自身も帽子や手袋といった小物が大好きだそう。ちなみにこの日の髪型は映画の雰囲気にあうようにとウィッグをアレンジ。ほんとに似合ってる!
モノトーンの衣装、ピンクのリングといった組み合わせも真似したくなる。 そして、女性が映画を観てつい注目してしまうのは、ファッションはもちろん、彼女の肌の美しさ。多忙な仕事のなかで美肌をどう保っているのだろう。 |
| 「美肌の秘訣? たくさん赤ワインを飲むことよ(笑)! 撮影期間中は時間が不規則になってしまうから、撮影のないときはたっぷりと睡眠をとるようにしているの」 |
| やはり、外見だけではなく中身から美しさは作られるのだ。ちなみに、取材中に飲んでいたのはコーヒーではなく、健康的な緑茶でした! |
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text / Rie Shintani photos / cafeglobe.com |  |
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| 全身、白で統一されたゴージャスな衣装を身にまとうジョウ・シュン。「帽子の衣装が多かった」というように個性的な帽子が多数登場する。つばのあるタイプではなく頭にフィットするラインの美しい帽子が印象的だった。 |
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金城武も「31歳の僕だからできた役」というリン・ジェントンの恋愛感にも注目!
『ウィンター・ソング』 11月11日(土)有楽町スバル座ほか東宝洋画系にて全国ロードショー ●『ウィンター・ソング』のサイトはこちら>>
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