
「日本代表」という意気込みでのぞんだ
韓国・クァク監督とのコラボレーション
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『猟奇的な彼女』『僕の彼女を紹介します』で、日本に新しい韓流映画ブームを巻き起こした韓国のクァク・ジョエン監督の最新作『僕の彼女はサイボーグ』。日本を舞台に、ロボットと人間とのラブストーリーを描いた作品だ。主演は、現在24歳の小出恵介さん。若手俳優の中でもひと際注目を集める彼だが、芸歴は決して長くはない。そんな彼にとって、今やカリスマ的な人気を誇る言葉の通じない外国人監督との撮影は、苦労も多かったのではないだろうか。
「今までで精神的にも体力的にもいちばん苦労した現場ですね(笑)。通訳を通しての会話なので、伝わりにくいこともありましたけれど、それだけにやりがいはあったし、学ぶことも多かった。印象に残っているのは地震のシーン。2週間かけて撮影したんですが、朝から晩まで埃まみれで生傷が絶えないし、吹き飛ばされて車に衝突するシーンでは、失神しちゃいました(笑)。でも、日本の俳優はダメだなんて言われないように、“俺は日本代表だ!”っていう意気込みで臨みました」
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どんな人が観ても感じる部分がある
多様な要素が盛り込まれた味わい深い作品
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同作品の舞台は東京だが、日本と韓国のコラボレーション作品だからだろうか。全体に心地よい無国籍感が漂っている。
「その点が、この作品のオリジナリティにもなっていると思います。日本のラブストーリーとも、韓国のものとも違う、新しい作品ができたんじゃないかな。彼女が自分の命を賭しても相手を守るという思いとか、損得勘定のないジローの一途な思いの大切さが伝わればいいなと思います」
同作品は竹中直人さんや吉行和子さんなど、周りを固める脇役陣も豪華。基本的にはラブストーリーだが、ファンタジーやアクションと、いろいろな要素が盛り込まれた映画なので、世代や性別を問わず心に残る作品に仕上がっている。
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text / Iizuka Rie
photos / Hirano Tetsuro
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映画『僕の彼女はサイボーグ』のあらすじ
ひとり寂しく20歳の誕生日を迎えようとしていた大学生ジロー(小出恵介)の前に、突然キュートな“彼女”(綾瀬はるか)が現れる。彼女と過ごした数時間は、人生の中で最も輝ける時間となったのだが、彼女は突然、姿を消してしまう。1年後の21歳の誕生日、ジローは再び“彼女”に出会う。しかしそれは、決して起こるはずのなかった、運命を変えてしまう恋の始まりだった……。
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『僕の彼女はサイボーグ』
監督・脚本: クァク・ジョヨン
プロデューサー: 山本又一郎 ジー・ヨンジュン
出演: 綾瀬はるか、小出恵介、桐谷健太、田口浩正、遠藤憲一、小日向文世、竹中直人、吉行和子
5月31日よりサロンパス ルーブル丸の内ほか 全国松竹・東急系にて拡大ロードショー
(c) 2008「僕の彼女はサイボーグ」フィルムパートナーズ
●『僕の彼女はサイボーグ』Webサイト
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