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Cafeglobe(以下C) リクエストが多いので、今回は消費税のお話を伺おうと思います。参院選での敗北のあと、代表選を前に首相の発言ははっきりしないようです。が、年内に消費税や税制に関する与野党協議を開始予定だそうですが……。
C はい。この連載で話していた「間接税への依存度を高めるのは、時代の趨勢を考えるとやむを得ない」というのとは、別の次元の話だというのがわかりました。では、税制はどう変わっていくのがいいんでしょう?
H 言い方に少々問題はありますが、端的に言えば「カネ持ち増税」だと思います。この連載でもお話してきた通りです。 C 例えば鳩山家からもっとたくさん税金を頂戴すればいい、ともおっしゃっていましたよね。 H かつては、所得税の最高税率が75%くらいあった時代があったんです。でもそれが今は40%程度まで落ちている。自民党政権時代、ことのほか小泉政権時代にこういう傾向が強まりました。そうした政策姿勢の背後にあったのが、強いものがより強くなり、豊かな人々がより豊かになれば、そのことが結局日本経済全体の豊かさの向上につながるという論理でした。こうした考え方が全面的に間違っているとは思いませんが、結果的にこのやり方が税収の伸び悩みを招いたことは間違いないでしょう。もちろん1990年代以降の経済状況の悪さが税収低下をもたらした面はあります。ですが、所得税体系の金持ち優遇的な変更が税収ダウンにつながった面は無視出来ないと思います。格差が拡大し、弱者救済の要請が高まっている現状を考えれば、この際、高額所得者の協力を得る方向で税金の取り方を考えるのが筋じゃないかと思うところです。 C 民主党の枝野さんあたりは、選挙前に菅首相の発言をフォローするような形で所得税の最高税率の引き上げ検討に触れていたようですが、でも、高額所得者向け増税という話はあまり聞かないような気がします。 H 社民党はそれに類することを言っていましたね。共産党もでしたか。自民党はそういうことは言わない。民主党もこれを打ち出すとなると内部で賛否両論ということになるのかもしれませんね。みんなの党あたりは、カネ持ちになりたい人や既にカネ持ちになっている人が集まっているのかな? いずれにせよ、今後、彼らがそれぞれ租税論議の中で何を言うかについて、しっかり注目していって頂くといいと思います。 C 税の話になると、まだ削れるムダがあるという話になり、そうでなければ消費税?という考え方になりがちでした。税制を切り口に改めて色々と考えてみたいと思います。 |
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