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Cafeglobe(以下C) 雪印の記憶もまだ遠くなっていないところに不二家の事件。企業ってけっこう簡単に緩んでしまえるものなんだなと、驚きました。そこで今回は企業と社会的責任がテーマです。自らの社会的責任をしっかり考えることができていない企業は基盤が危ない、と。
C コンプライアンスなんていう外来語がもてはやされる遙か昔からそういうことをきちんとやっていた人は多かったんですね。
C 自分を個人投資家として考えたときにも、 社会的責任をきちんと全うしている企業の株を買うのはリスクヘッジになりそう ですね。いい会社だから買うというだけじゃなくて、自分の資産を守ることにもなる。 H そうですね! 不二家の株なんてあんなに下がってしまいましたからね。すごい勢いで利益を伸ばして大人気の企業があっても、裏側で無理していればあとで打撃を被ることになる。社会的責任はそれを見るために有効な着目点になるでしょう。 C 株主総会に出席して、どれだけ環境に配慮しているか質問をしてみたり。 H そう、それも 単に環境派としての質問でなく、「私は投資家として、あんたのところの株価が下がったら困るから確認しているんだ、ちゃんとやってくれ給え」と物を言うとより効き目もありそう です。みんながそういう動き方をするようになれば、たとえば温暖化にしても、確実に変化は出てくると思うんですね。そうすることによって、地球が人間にとって住めなくなる日を先延ばしすることができる。 C そのくらいスピードをつけていかなければ、先日パリで開かれた IPCCで発表された気温上昇予測のいちばん楽観的な1.8℃上昇(※3)に抑えることすら実現できないんでしょうね……。 H 恐ろしいことですよね。スティーブン・キングの短編小説に、無人島に漂流した男が飢えに苦しむうちに自分の体を少しずつ切り取っては食べる話があるんです。男は外科医で、指をきれいに切り外すなんて朝飯前。最初は足の親指を切り落として食べて、それに味をしめて次第に太もものほうまで食べ進んで……。 C ひーっ、やめてください。 H (笑)。最後には気が狂って心臓発作で死ぬんです。体のいろんな部位がなくなった状態で。でもダメな企業の活動はそれに近い。 自分の未来を食っている 。 C あるいは市民としては、そういう企業に食われているようなものですよね。 H そうそう、そうですね。 C ペコちゃんのあどけない顔がだいぶ険しい顔つきに見えてきました。 H 眉間に縦ジワ描き足しましょうか。 C そんな風刺 Tシャツとか作りたいですね。 H ああ、それはいいですね(笑)。コンプライアンスに関する市民ペコちゃん検定制度を作ったらいいかもしれませんね。よくやっているところには普通のニコニコ・ペコちゃん印、ダメなところには眉間に縦ジワのシワシワ・ペコちゃんの烙印を押すとか……。 |
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