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Cafeglobe(以下C) 福田政権が発足しました。経済関連の閣僚は全員再任されましたね。
C 税制といえば、ちょっとムッとしたのが「ふるさと納税」。都市と地方の税収格差を解消するための手だてだそうですが、転勤族の娘だった私などは「ふるさとに払え」と言われてしまうとどこに払えばいいのかわからない。どうも押し付けられてるというか、考えが浅いんじゃないかと思えてしまって。
H そうですね。本当にふるさとを思う人は、自ら愛着のある地域に対して、すでになんらかの手当をしてるかもしれない。第一、政府は、格差社会への怒りをはっきりとした形でぶつけられているというのに、税収格差の問題を国民に押し付けている場合かと。 C はい。“ふるさと”というロマンチックなことばでごまかしているような印象を受けます。 一応、住民税の一部を“ふるさと”に払うということではなくなったようですが、「どこかの自治体に寄付をすれば、一定の限度額内でその分を住民税の納税額から控除します」と言われても……。実は、「そんなに都市部と地方の差ってあるのかなー」とも思ってたんですが、旅行などでひとたび都市部を離れるとやはり違いを感じます。まず、若い人が少ない。いわゆる観光地を少し離れると、荒れ放題の農地がいっぱいあったり。素敵なところだから住んでみるのもよさそう、なんて妄想しても、やっぱり現実的に考えると仕事がない。そういうところに根本的な問題があるように思います。 H ええ。前に限界集落という言葉を取り上げましたが、今やもう限界集落だらけになっている。この状況にどう対応しようかというと、これさえやれば大丈夫、という特効薬はない。でも、神戸の震災のときだって、若い人がどんどん自発的に救助に向かったりしていたわけだし、やりかたさえ考えれば、ニートやフリーターと言われるような人を地方の共同体に呼び込むこむこともできるんじゃないかと思います。そのやり方をきめ細かく考えていくのが政策というものの役割だと思うのですが。 C 神戸に限らず新潟とか、災害が起きた土地でパフォーマンスを行うアーティストを取材したことがあります。若い人もそれで一緒になって結構足を運んでるみたいでした。でも災害時ではなく、常日頃から自分が住んでいる場所以外の地域に関心を持てるようになるといいですね。地方でなにかイベントがあったときにお手伝いできる仕組みとか。自分が関心や愛着持てる土地にだったら、素直に「寄付しよう!」という気分にもなるのかもしれません。
C さて、ついに郵政民営化。日本の金融史に残る事件だと言われていますが、私たちの生活に何か影響ってあるんでしょうか。
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