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更新日:2005年5月17日 RSS

今、働く女子が必要な何かを求めて、栗山兄ぃが訊く”教育的対談”!?
どしゃぶり
センチメンタル
第4回 ゲスト:加瀬亮さん
其の2
最新出演作は5人の豪華女優陣を配した恋愛短編映画集『フィーメイル』、その中の『玉虫』で石田えりさん演じるヒロインと濃密な関係を持ってしまう……なんとヤクザ役(!)を演じたのが加瀬さん。映画話の端っこに、恋の話もちょっぴりと。照れながら。
加瀬亮さん
   
本日の金言
4
栗すごいペースで映画に出演してますよね。
ゲスト大変だけど、ありがたいし、嬉しいです。
栗個性的な役柄が多いけど、こんがらがったりしませんか?
ゲスト掛け持ちのときはこんがらがりますね。
栗そりゃそうですよね。
ゲストでも、ノートに整理していくようにしています。
栗こんな役だったらこんな感じかなって?
ゲストはい。
栗オムニバスで展開する『フィーメイル』の中の一編『玉虫』ですが、怖いヤクザの役ですよね。いきなり拳銃突きつけちゃうような。現実にはありえないだろうっていう役も多いですけど、一回一回戸惑いなんかもあるわけですか?
ゲストそうですね。現実から離れた役であればあるほど、迷いを消さなくちゃいけないから。
栗そういう役って、自分とリンクする部分が少ないから、逆に役柄に徹してやりやすかったりして?
ゲスト確かにどんな役でも自分との共通点は探しますね。
栗でも、まったく自分が見当たらないということもあるわけですよね。
ゲストそういうときは……そうですね、逆に形から入るとか。動いているうちに何か発見することもあるし。
栗役作りのためにヤクザの人に取材する、とかいうわけではないんですよね?
ゲストそういうわけではないです。最初読んだときはあまりにも遠かったんで、引き受けたら迷惑かなって思ったんですけど、監督がわざわざ来てくださって、そのときに「全然普通でいい、ヤクザに見えないことが重要だ」って。それ聞いて安心して。
栗いまどきヤクザに見えるヤクザってのもねぇ。でも、背中にはギャーってなるもの入れてましたよね。
ゲストそうですね。
栗それが出てきたりしないと、ヤクザってわからないですよね。隠しといてワーって驚かすみたいな快感ってあるんですか?
ゲスト監督とお話させてもらってからは、そんなにヤクザをやらなきゃいけないって感じではなくなって、今置かれてる状況の中での気持ちとか、そっちの方を考えるようになった。ちゃんと刺青は入ってるし、外見とかヤクザの見せ方なんかはもうお任せして。
栗石田えりさん、かわいいしすごいキュートだし。石田さんを姦しまくるんですよね。
ゲスト役柄上は(照)。
栗光栄ですね。『昨日、悲別で』っていう20年ぐらい前のドラマ知ってます?
ゲストいいえ。
栗それはもったいない。倉本聰のドラマなんだけど、石田えりが「おっぱい」っていう女性の役で出てたんですよ。それはもうクラッときました。
ゲスト石田えりさん、魅力的ですよね。
栗ここから徐々に女性の魅力についてシフトしていってくれると嬉しいな。
ゲストだけど、女優さんはやっぱり女優さんとして見てします。ちょうど前の現場で共演者と話していたときに、石田えりさんの話をしていたばっかりで、「いつかは共演してみたいな」って思っていたときにお話をいただいたんで、もうびっくりして。
栗共演したいっていう心理は役者同士が仕事をしたいという未来予想図なのかも。たとえばそれが恋愛感だったりとか、男性と女性が役者という枠を超えて惹かれあったりもするのかもしれないよね。ともかく、加瀬さんが石田えりさんと共演したいという願いの先にある、彼女に求めるものってなんだったんだろ?
ゲスト単純に俳優さんとしての大きさを感じるので。胸を借りて、真正面から共演して、その中でいろいろなことを学べるんじゃないかなと思っただけですね。
栗いろいろ学べましたか?
ゲストそうですね、とにかく現場でもすごかったですね。その後また舞台とかでも会って、また全然違う感じですごくよくて。
栗生々しいんだけど清潔感があって、同性からも受け入れられる部分があるんじゃない? 存在そのものが豪快すぎて、異性からすると、「これは同性から見てどうなのかな?」という感じを受けることがあるんだけれど、きっとそんなことは本人の中で超えているんだろうね。 昔、太地喜和子さんっていたじゃないですか。あの人に近い感じ。
  (編集部)
あぁなるほど、太地喜和子さんねぇ。

栗でしょ。
  (編集部)
はいはい。

栗で、加瀬さんは、知ってる?
ゲストいいえ。
栗&(編集部)
  すみません。勝手に盛り上がって(反省)。

ゲスト勉強しておきます。
栗『玉虫』。石田さんが「渚のシンドバッド」とかでビラビラした衣装着て踊っちゃうんですよね。普通あのくらいの年の方がやると、いくらキレイでもキツかったりするんだけど、全然キツくなくて、こっちまで元気になってしまう。
ゲスト確かに、すごいパワーですよね。
栗石田えりさん以外にも共演してみたいとか、なにか惹きよせられるような役者さんがいらっしゃったら教えてください。
ゲストそうですね、たくさんいますね。もうちょっと実力をつけてから役所広司さんや真田広之さんと共演してみたいですね。
栗実力をつけてからって言ったけど、今の自分の置かれている状態ではまだそこにはいけないの?
ゲストいや、もう全然別格だと思いますね。まあでも、今しかできないことも多分あると思うので、いつでも現実と向き合っていきたいと思ってます。もちろん話があればすぐにでもやってみたいですけど。
栗“別格”って、僕は映画の現場のことはよくわからないけど、明らかになにがどう違うのか教えて欲しいなぁ。
ゲスト“格”、うーん、自分の中でなんですけど……“情熱”だと思いますね、いつまでも強く長く持ち続けている情熱。演じるにあたって、そこでやっぱり途中で満足してしまう人もいるだろうし、止まってしまう人もいるだろうけれど、その中でやっぱり情熱を持ち続けている、っていうのはひとつの基準になりますね。
栗おとなしく見えてめちゃくち熱いなぁ。やっぱカッコイイわ。
ゲストいえいえ、やめてください。
栗やめません。
ゲスト苦手なんですよね、言葉とか。
栗じゃ、普段も台詞かなんかを用意された方が、逆に気持ちも添えられるみたいな?
ゲストそうですね、普段あんまりべらべらしゃべるタイプではないので。
栗すみません。
ゲストいえいえ、そんなことないです(苦笑)。
栗恋愛だってするわけだし、そういう時は別物?
ゲスト恋愛……そうですね、固まって、何も言えなくなる瞬間結構ありますね。
栗沈黙も言葉ですから。
(笑)
(その3へつづく)
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其の2へリンク
其の3へリンク
其の4へリンク
其の5へリンク


ゲスト 加瀬亮さんプロフィール
加瀬亮さん 2000年『五条霊戦記』(石井聰互監督)にてスクリーンデビューを果たす。2001年には『FROG RIVER』(伊志嶺一監督)にてカルト的人気を獲得、以降『ハッシュ』(橋口亮輔監督)、『アカルイミライ』(黒沢清監督)、『壬生義士伝』(滝沢洋二郎監督)、『アンテナ』(熊切和嘉監督)、『キューティハニー』(庵野秀明監督)、『茶の味』(石井克人監督)、『誰も知らない』(是枝裕和監督)、『SURVIVE STYLE5+』(関口現監督)、『理由』(大林宣彦監督)、『パッチギ!』(井筒和幸監督)……ときわめて広範囲の作品に出演。
最新作のオムニバス作品『フィーメイル』(5月14日より全国ロードショー公開)では塚本晋也監督の『玉虫』での石田えり、小林薫との共演が話題に。


『フィーメイル』の公式サイトはこちら>>
加瀬亮さん『玉虫』
加瀬亮さんの公式サイトはこちら>>
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本日の金言【きんごん・きんげん】仏の口から説かれた尊い言葉。(岩波国語辞典第三版より)
本日の金言:4

人はみなロックンローラーである。進みたい方向へ、ときには進まなければならない方向へ走り転がり続けながら旅をする。猛スピードで駆け抜けて息を切らしてそっとスピードを緩め後ろを振り返ったとき、そこに巨万の富と揺るぎない地位があったとしよう。さて、あなたはどうしますか? ここまでたどり着いた自分を褒め、ゆっくりと腰を下ろしますか? それとも、「それはそれ」と気持ちを新たにまた走り出しますか? そしてもうひとつ、あなたは何のために走ってきたんですか? 人生にはいろんなゴールがあるけれど、それは単なる区切りにすぎないのかもしれません。金や地位や名誉。ふうん。確かに必要だしそこに向かって走ってきたのかもしれない。けれど、もっともっと意味のあることは、そんな問いかけをしながらも突っ走り続けることではないでしょうか。「情熱」とはそういうものです。人が生きていくためには、だから「情熱」が大切なのです。栗山



栗山圭介
業界No.1ホスト 栗山兄ぃプロフィール

栗山圭介

センチメンタル教教祖。仮の姿として編集者、プロデューサー。広告制作会社+編集プロダクション「マロンブランド」代表取締役大社長。いろんな素敵なモノを世に送り出し、そのたびに自画自賛するキュートな人。趣味は「青春」。公式サイトの「DIARY」は超必見。

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photos / Hirano Tezro
design / Ota Miwa
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