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更新日:2007年3月23日 RSS

今、働く女子が必要な何かを求めて、栗山兄ぃが訊く”教育的対談”!?
どしゃぶり
センチメンタル
第19回 ゲスト:ブラザートムさん
其の1
ブラザートムさん&栗山兄ィの最強タッグ、初回からカナリとばしてます。字面だけで見たらちょっとね、な部分もありますが……、親父的コイバナに、実は金言アリ。
ブラザートムさん
   
本日の金言
19
(映画「ハッピーフィート」の宣伝ポスターを見て)
ゲストあんたこれすごくいい! ほんとにいい!
栗なんかひとりだけペンギンが声がおかしくて、歌の替わりにタップダンスするってやつですよね。
ゲストそう、歌が唄えないの。
栗お前は歌を唄えないから風紀を乱す、とかなんとか言われるところからはじまるんでしたっけ?
ゲストあのね、恋愛ができないの。歌が唄えないと、オスとメスになれないの。子孫繁栄ができない。(主人公の)この子だけはタップダンスでしか自分を表現できない子なの。僕ね、ロビンウィリアムスの吹き替えやってるんだけどさ。とにかくロビンウィリアムスがすっごい面白いことやってるのね。悔しいことにそっちが先で画を後に作ってるから、ロビンが思いっきり勝手なことをやってる部分なんかがあるわけ。それにもう一回、思いっきり勝手な吹き替えをせさせてもらったの。最高でしょ!
栗あはははは。
ゲストちゃんと面白いから平気だよ!
栗泣かせもあるんでしょ?
ゲスト泣かせないのコレ。立派。アメリカ映画としては本当に立派。環境問題とかもやるんだけどそんなにクドく見せない。そこがディズニーと違うとこ。
栗強気な発言ですね。
ゲストだって事実だもん。
栗単なる子ども騙しではない、と。
ゲストそっちの方が問題発言なんじゃない?
栗相変わらずそのあたりのすり替わりテクニックは抜群ですね。
ゲスト(鼻歌)
(編集部)公開タイミングもありますから本日の対談原稿を早速書くようにします。

ゲストえ、じゃあ俺も書こうか?
(一同爆笑)

ゲスト早ぇぜ、仕事。
栗そういえばトムさん、昨日、中目黒銀座をず〜っとまっすぐいって、ちょっと右に曲がったところにあるバーに入ったの。あ、バーじゃないな。スパゲッティが食えるようなとこだったから、スパバー(苦笑)。そこに行ったら、マスターがバブルガム・ブラザースがブルース・ブラザーズの真似してるのを見て、最初は”なに茶化してやってるんだ”って思ったらしいんだけど、そのうちに本気でソウルに引きずり込まれていったって力説してましたよ。
ゲストほんとに?
栗ほんとです。
ゲスト世の中いろんな人がいるんだなぁ。
栗それがきっかけかどうか分らないですけど、そいつ大阪の『セックスマシーン』っていう焼き肉屋で働いてソウル漬けになったそうですよ。
ゲストへ〜、大好きになっちゃったんだぁ。
栗でも、トムさんはソウルもありだけど、とてもブルージィな人ですよね。
ゲストもう今となっては何でもいい。
栗そこもまたブルース。
ゲスト何でもいいんだ、音楽にかかわっていれば、何でも。
栗大きな人でしょ。
(編集部)ハイ。

栗(新担当者の女性編集者をつかまえ)ところで君の彼氏とトムさんとはどこが違うの?
(編集部)えっ?

ゲストそう、それを聞きたかったんだよ。彼氏と僕との違いは何?
(編集部)え〜と、年齢と身長と……。

栗あはは。
ゲストなんだそういうものが大事なんだ。年齢が大事なんだ。そういうもので差別するんだ。
(一同笑)

(編集部)いえそんなことはないですけど……。

ゲストじゃあいいじゃん、僕とキスしたって。何でさせないの? それがちゃんと言えるようだったらオレは離れてあげる。
(一同爆笑)

ゲスト言ってごらん、何が違うの? 納得できたらもう別れてあげる。
栗そういう貴重な体験をしながらスレていきなさい。
ゲストふふ。
(編集部)……え〜っと……。そうですね、何だろう、中学校時代からの友達なので……。

ゲストそれだけ? そんなことでそんな男と付き合ってるの? 
(一同笑)

(編集部)結構大きいです、それが。

ゲストほんとに!?
栗トムさん、どうっすか?
ゲストじゃあ、かなわないな。
栗降参ですか?
ゲストかなわねぇよ(笑)。
栗いつから付き合ってたの?
(編集部)高校のときからです。

栗それまで普通の同級生だった人に、なんで急に電流が走るの?
(編集部)何ででしょうね、もとから気が合っていたので。

ゲストそんなんだめじゃん。もとから気が合ってる人と恋愛なんかしちゃ、終わりだ。
(編集部)え、そうなんですか?

ゲストいちばん大事な友だち無くしちゃったじゃん。
栗すばらしい。
(編集部)でも、そうかもしれないです。

ゲスト大事な友だちだったのになぁ。残念でしかたないよ。
(編集部)……。コレ、原稿になったらプチセクハラですよ(笑)!
(その2へつづく)
其の1へリンク
其の2へリンク
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其の4へリンク
其の5へリンク
其の6へリンク


ゲスト ブラザートムさんプロフィール
ブラザートムさん 1956年ハワイ生まれ。1980年警官コントでデビュー。83年ブラザーコーンさんと『Bubble Gum Brothers』を結成、93年に発売した「Won’t be long」がミリオンセラーとなる。テレビ、映画、舞台とジャンルを問わず幅広く活躍。脚本家、作詞家、作曲家、放送作家、エッセイスト、コラムニスト、コメディアンと、様々な肩書きを持ち、多彩な才能を発揮している。今月17日に公開のアカデミー賞受賞作品『ハッピーフィート』(公開中)の日本語吹き替版に登場。著書には『バカボンはバカなのだ!byブラザートム』(トムさんの会社刊)がある。
 
ブラザートムさんのサイト

『ハッピー フィート』のサイト
(C)2006 Warner Bros. Entertainment Inc. - U.S., Canada, Bahamas & Bermuda
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本日の金言【きんごん・きんげん】仏の口から説かれた尊い言葉。(岩波国語辞典第三版より)
本日の金言:19

 友だち。知り合い。親。愛人。恋人。それぞれに役割がある。役割とは、それ以外の要素を含むべからずという徹底したポジショニングである。
 “友だちから友だち以上に、やがて恋人へ”。ラブソングのリリックとしては美味しい響きだが、友だちだった人と恋をしてセックスして、そのまま夫婦になって倦怠期が訪れて、ふたりの間に亀裂が入り互いにうざったい関係になろうものなら、出会ったことさへ後悔となる。好感を抱いて友だちになり、好きになって恋人になり、恋に血迷って夫婦になり、しばらくしたら欠点ばかりが目につき一緒にいることが嫌になった。恋人のときは誰にも自慢をしていた彼が、夫婦となった今では、そのダメさ加減を友だちに話すのが日課となる。あーやだやだ。だったら友だちのまでいて。恋人も恋人のまま。愛人が恋人や夫婦に昇格するなんてもってのほか。それぞれのポジションにいる特別な人は、辛くても決してその場所から出してはならない。だから人生は美しくまた儚いのです。栗山



栗山圭介
業界No.1ホスト 栗山兄ぃプロフィール

栗山圭介

センチメンタル教教祖。仮の姿として編集者、プロデューサー。広告制作会社+編集プロダクション「マロンブランド」代表取締役大社長。いろんな素敵なモノを世に送り出し、そのたびに自画自賛するキュートな人。趣味は「青春」。公式サイトの「DIARY」は超必見。

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第19回:ブラザートムさん 1 2 3 4 5 6
photos / Hirano Tezro
design / Ota Miwa
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