| |
|
 | トムさん、えなり君とか、キンキのおふたりとかから学ぶものって多いですか? |
 | スッゴイ多いです。 |
 | そんな感じがするんですよ。 |
 | 俺も(笑)。 |
 | 例えばどのようなことを? |
 | えなりくんからはキチっとした生き方を教えられます。 |
 | (笑)。 |
 | ちゃんとしなくちゃいけないって、いつも叱られてます。 |
 | えなりくんって、やっぱキチンとしてるんですか? |
 | きちっとしてます。 |
 | どういうところが? |
 | すべてがキチっとしてる。話を聞いてるときでも僕がチャラけていると、「トムさんちゃんと聞いてください」って言われるの。自信たっぷりに持論を話していても「トムさん、それ間違ってると思います、その考え方」とかって。でも酔わしちゃうとグチャグチャになっちゃうんだけどね。 |
 | あはは! |
 | でもそれがスッゴイかわいい。以前に(木村)カエラが横にいたとき、えなりに「カエラ口説け」って言うと、半べそかく口調で「無理ですよ、カエラちゃん好きだから」。「バカお前、こんなチャンスないんだから口説いてみろ! 俺がソバにいて見ててやるから」って。そしたらえなり、「カエラさんは、豊臣秀吉好きですか」だって。
|
 | (一同大爆笑)
|
 | 「もう、お前やめろっ、なんだそれっ!」って言ったら、「だって何が好きか分からないから、秀吉が好きか聞いたんです」だって。 |
 | あはははは! |
 | 武将の話をしないと話が進まないんだって。次の質問は「何時代に興味をお持ちですか」だからね。
|
 | (一同また大爆笑)
|
 | 「お前ぜんぜん違うよ、間違ってるだろ、それ。何か食べたいモノありますかとか、そういうこと聞けよ」って言ったら、「カエラさん、キリタンポ食べますか」って。
|
 | (一同爆笑)
|
 | お前もうちょっと違った言い方あるだろう、ほかの食べ物が、みたいな。それくらい真っ直ぐでかわいい。 |
 | カエラちゃんはそういうアバンギャルドな誘いには無難に対応してくれるんですか? |
 | カエラはすごい良い子ですよ、フツーの子です。(カエラさんの真似をして)「あ〜あバッカみたい」とか言って全然フツーに流してくれるいい子です。 |
 | トムさんから見て、キンキのおふたりはどんな印象ですか? |
 | 光一はすごくまじめ。働くことに対してすごく真面目なのと、真正面を見てるよね。あと引かない姿。 |
 | ほ〜。引かない姿。 |
 | 誰が来ても引かない。うん、堂々としている姿。 |
 | それは別に戦おう!とかってそういう意思ではなくて、淡々と。 |
 | 淡々と。引かない。キチっとしてる。 |
 | かわしもしない? |
 | かわしもしない、キチっとしている感じがスゴイ。光一はとにかく頭がいい。ボケもうまいし、何もかもデキる。トークがすごくうまくて、だけど何にも気にせずにやってるのがいい。剛はわざとなんか、ボケてみたりいろいろすんだけど、完全に素の光一がすっ飛ぶぐらいのモノ持ってるよね。さらに剛は音楽性が凄い。 |
 | ホントですか? |
 | 音楽性がいっぱい出てきて、このごろ面白くなってきたな、ふたり見てるの。まだ何をやれるのかっていう頂上が見えないよね。他の若い芸能人の人たちを見てると、「あ、頂上見えたな」って分かると、次には「あ、この子もう自分の見えた頂上で終わった目をしてるな」って。でもあの子たちは全然違う。全く違うところを見ている感じ。 |
 | なんか、特に剛くんはどこに行きたいんだ?っていう、謎めいたパルスを放っているように映るんですけど、きっと彼の中にはまぎれもない骨太な未来があるんでしょうね? |
 | ある。音楽がやりたいの。ホントにすっごい真面目で、すごい臆病で、すごく光一に対して、何か自分ももっと面白いことを、もっともっとってやるんだけど、「もっと」って言ってるときって、必ず誰かいるんだよね。(自分の横を指して)ほら、もうここに。 |
 | ほ〜。 |
 | 「ココリコの誰々のトーク」とか、「ダウンタウンの誰々のしゃべり」とか、歌は誰々とか、音楽は誰々とか、自分の目標としてる人たちがいるから、どっか似ちゃうんだよね全部が。だからやってることが平らなの。光一は全く誰にも似てないから、突き抜けていっちゃうよ。オリジナルでね。 |
 | スゴイマッチングですね。全然違うふたりが。 |
 | そう、全く逆に見えるんだけど、中に入ってると、光一が素のボケで、剛のほうが外部にすごい気を使っていて。光一はきっと剛のこと意識してないけど、剛は光一のこと意識してると思う。すっごいそれが見える。信頼関係なんかもね。 |
 | 若いふたりが番組を切り盛りしている姿をそばでご覧になっているトムさんには、なんか親心みたいなものを感じますね。 |
 | う〜ん……。フツーにしてあげたいっていうのがあるかな。 |
 | 無理している感じがあるんですか? |
 | いや、フツーの生活してなさ過ぎるから、フツーのことを僕が教えてあげたい。恋の仕方だったり、飲み屋で女を口説く方法とか、そんなに好きでもない女を抱く方法とか、そんなに好きでもない女を好きになる方法とか。そういうことを教えてあげたい。 |
 | そういうことを、どっかで経験することも大事ですよね。 |
 | そうそう。ちゃんとしておかないとね。ちゃんと下らないことやっておかないと、あとあと面白くないもんね。 |
 | その点、えなり君はどうなんですか? |
 | 大丈夫、今一生懸命教えているから。 |
 | あはは! |
 | 一生懸命駅で待ち合わせして……。 |
 | 一生懸命、駅で? |
 | あいつとは絶対駅で待ち合わせすることにしてるの。どっかの店で帽子を深々とかぶってサングラスかけて待つことができないように、自由が丘の駅とかで。 |
 | あはは。 |
 | 何が何でもみんなから見られるところで待ち合わせすんの。 |
 | 東京ローカルに引きずり込むの、うまいっすもんね〜! 学大(※)とかね〜ホントに。学大ってもう名誉町長みたいなもんすよね。 |
 | ガクダイとかいて、トムと読みましょう。
|
 | (一同笑)
|
 | (編集部注)東京都目黒区「学芸大学駅」周辺の略。
|
|
(その3へつづく) |