| |
|
 | 去年は地元で開催された、「愛・地球博(愛知万博)」、行きました? |
 | 行きました、行きました。 |
 | 地元には帰られるんですか? |
 | よく帰りますよ。 |
 | 名古屋弁でしゃべってもえ〜よ。 |
 | あはは、え〜のかなぁ〜っ。 |
 | 遠慮せんとしゃべりゃ〜(笑)。 |
 | しゃべれんて、はずかしいで(笑)。 |
 | でら、しゃべっとるがね。 |
 | そ〜んなことないて、しゃべれんて(笑)。 |
 | なんとなくちょっと訛りがあるところが可愛いですよね。 |
 | 今だに訛りがとれないんですよね。 |
 | さっきからちょこっとだけ出てますよね。 |
 | そうなんですよ! 今だにイントネーションが分からないですもん。だからセリフ言っていても、「瀬戸さん訛ってますよ〜」とか言われてしまって(笑)。「え、何がぁ〜」みたいな。 |
 | 「どこぉ〜? どこがぁ〜?」って言っちゃえば(笑)。 |
 | 「どこがぁ〜? 訛っとらんて」って?(笑) |
 | (編集担当に)こういう美しい女性を見て、同じ女性としてどう思いますか? |
 | (編集部)本当に美しい人だなぁって。 |
 | 美しい人は見なきゃだめだ。美しい人は見られなきゃだめ。 |
 | あはは、そんなことないですよ(照)。 |
 | (編集部)映画の話に戻ってしまうんですけど。(主人公の)嫉妬で狂ってしまう気持ちにすごく共感してしまったんですよね。怖く表現されていたけれど、見方を変えれば純粋というか……。ああいう嫉妬心や、愛し方って、どう思われましたか?
|
 | 私も同じ女性として共感しますよね。観ていて、「その一線を越えちゃだめだよ」って思う部分もありましたけど、気持ち的にはそれくらいの勢いで人を愛するし、それくらい夢中になってしまうし……。一概には言えませんが、女性と男性って、恋愛に対する重みの違いで衝突することって多いじゃないですか。 |
 | 「重み」ときましたね。 |
 | はい。何となくですが、男性って恋愛も大切だけど、仕事が基本って線を明確に引いている人って多いように感じるんですよね。「仕事がうまくいかないと、養っていけないだろ」っていう言葉もよく聞きますし。 |
 | もし(黒木瞳さん演じる)主人公「豊志賀」の立場になったらどうなると思いますか? 自分が惚れた男が、自分が病気で伏しているときに、他の女性を好きになっていることに気付いて、そんな悔しい思いを巡らせているうちに自分が死んでしまったとしたら。「豊志賀」のように、呪いの言葉を残してあの世に行きますか? |
 | (少し斜めから覗き込むように)それに近い感情を持ってしまうかもしれませんね。それくらい強く人を想う気持ちは理解できますよね。 |
 | 瀬戸さん、少し、怖いです(笑)。 |
 | 愛してしまった人が、他の人に気持ちが向いてしまうとか、他の人と幸せになってしまうというのは、やっぱり嫌ですし……。「自分をずっと好きでいて」っていう風に思うのは自然なことですよね。 |
 | ひとつの失恋から、また新たな恋の始まりへ向かうにあたって、心の切り替え方とかって難しいじゃないですか。ご自分の経験としては、そういうときどうでした? |
 | いやぁ大変ですね(笑)。 |
 | 笑ってますけど。 |
 | (笑) 実際そういう失恋ってありましたけど、もう仕事とか手に付かないですよね(笑)。仕事しているときは、そういう気持ちって出せないじゃないですか。特にこういうお仕事は、楽しいことも嬉しいことも特別なこともありますけど、そういう個人的な感情を絶対出してはダメっていうところがありますから、すごく苦しかったです。周りの人は「時間が解決してくれるよ」って言うんですけど。 |
 | 「何いっとるの!?」って感じだよね(笑)。 |
 | 「無責任やて〜」みたいな(笑)。何とか這い上がりましたけど、その時の自分が、何をして、自分で自分をどう元気づけてきたのかは思い出せないですね。新しく「素敵だな」って思う人が現れるまでの期間は、やっぱり辛かったです。 |
 | お話がうまい。すごく分かりやすい。 |
 | そうですか? |
 | 先生や教祖というよりは、学習塾とか開けるカンジですよ。 |
 | あはは(笑)。 |
 | 30代を25年間もやってきた人は世界中にいないんですから、これからはどんどん図々しく突き抜けてください。 |
 | ほんとまだ30歳になったばかりなんですけど(笑)。 |
|
(完) |