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 | 独特のテンションで面白いですね。 |
 | (笑)フツーですよ。 |
 | ずっと蓄えている感じがしますよ。 |
 | それはちょっといい映り方ですね。でも、引き出しがありそうに見えて、何も無かったりするんですよ(笑)。 |
 | 音楽家としていちばんいい瞬間っていうのはどんな時ですか? |
 | そういう意識が無いときですね。「ああ今いいな」って思わないとき。理由とか何もなく相当気持ちイイときですね。お客さんと何かができている瞬間だと思うんですが。 |
 | 哲学的だなぁ。 |
 | ライブとかでたま〜にあるんですけど。 |
 | いいなぁ。 |
 | ライブやっていると途中で止めたくなることが結構あって。よく途中で帰ったりしていたんですけど、それじゃダメだなと。
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 | (一同笑) |
 | そういうときはお客さんに謝るんですか? |
 | 何も無かったかのようには、ならないですけどね(笑)。 |
 | ホントにそういう前科があるんですか? |
 | 残念ながら……、ありますね〜。
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 | (一同爆笑) |
 | そういうとき、ファンはもう一度チャンスを与えてくれるものなんですか? |
 | いえ、基本は「なめんなよ」っていう。「金返せバカやロー!!」みたいな。「何やってんだ!!」みたいな感じです。 |
 | ……ドMじゃないですよね? |
 | じゃないと思うんですが(笑)。 |
 | もうやっちゃダメですよ。36歳なんだし、いい大人なんですから。 |
 | はい。でもデビューの頃ってファンとか、そういうのをあんまり信用できなかったんですよね。 |
 | ええ? |
 | でも、ライブやリリースを重ねていくことで、やっと自分を委ねられるようになったっていうか。 |
 | いい関係なんですね。 |
 | はい、今は。と言えども、オーディエンスがどう思っているかは分からないですけどね(笑)。よく学校で、“友だちの名前を5人書け”とかってあったじゃないですか。で、不安だから「友だちって書いてイイ?」って聞くじゃないですか。「じゃあオレも書くわ」みたいな。ああいうノリですよね。オレ書いているのに、そいつ書いてなかったりしたらイヤですよね。 |
 | そこから人間って屈折していきますからね。 |
 | そうですね。だから「いい関係」とか言っておきながら、どこか不安ですね。そうでなかったら寂しいですし……。 |
 | 信用してあげて下さいね。 |
 | はい(笑)。
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(その4へつづく) |