
 | No.005
ハンバーガー、サテ、酢豚…… ロンドンで味わう「大豆」の味 |
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「エダマメ、大好き。食べ始めるとやめられないのよね、コレ」とはグルメ誌編集者の友人。このところ、ロンドンでも大豆が静かなブームになっている。枝豆は、オリエンタル系の料理を出すレストランはもちろん、いまどき風なレストランでもスターターとしてメニューに入っているのを見かけるようになってきた。「カラダにもいいんでしょ、ソヤ(soya/大豆)って」と枝豆のさやにチューチュー吸いついている。 |
 | 人間が食べるために、年間430億匹の
家畜が殺されている……らしい |
コンテンポラリーなインテリアショップやスパなどが並ぶ人気上昇中のエリア、メリルボーンに7月にオープンしたヴェジタリアンレストラン「Eat
and Two Veg」は、大豆を加工したソイミートをうまく使い、肉料理が好きな人でも楽しめるメニューを出している。 「ここはヴェジタリアンになりたいけれどまだお肉が恋しいというような人にピッタリ」とオーナーのクランツ氏。イギリス人が大好きなシェパーズ・パイ(本来はマトンのひき肉)、インドネシア風サテ(肉の串焼き)、酢豚などもある。
「大豆が健康によくて、肉があまりよくないというのはもうみんな知っている。それに1年に430億匹の家畜が人間が食べるために殺されていることを考えれば、もっと大豆などを使った食事を中心にするべきなのは明らか」とクランツ氏は熱弁をふるう。たしかに、肉を生産するため家畜に食べさせている穀物を人間が直接食べれば、地球上から飢餓はなくなる計算らしい。食糧不足は豊かな国のエゴなのかもしれない。 |
 | 肉は食べるとしても、良質のものを
ほんの少し、がファッショナブル |
もちろん、理念だけでおいしいものを止めることは難しいけれど、私が注文したバーガーは、頭を使わなくても十分においしいものだった。
ヴェジタリアンの歴史が長く、人口も多いイギリスだけれど、最近はより普通の人が野菜中心の食生活を目指し始めているという。すでに特別なライフスタイルではなくなった。ヨガやスローフードと合流したこともあり、肉を食べるとしても、オーガニックなど良質のものをほんの少し、がファッショナブルになりつつある。すでに庶民的なスーパーマーケットにも豆乳やソイミートの袋も登場した。
東京でもヴィーガン(乳製品など動物由来の食品を一切とらないヴェジタリアン)カフェがはやっているけれど、このヴェジタリアンブーム、さて日本にもやって来るだろうか。 |
| text / Aoki Yoko
(Cafeglobe) illustration / MR bingo |
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| これが、「Eat
and Two Veg」のバーガー(7.5ポンド)。鶏肉のような歯ごたえで、炭火焼の香りが絶妙。本当に満足の味だった。 |
| | | 高い天井、オープンキッチン、50年代などのデザインをスパイスにしたモダンなインテリアも、今までのヴェジタリアンレストラン(オルタナティブ、質素なイメージ)とは一線を画している。オーナーのクランツ氏曰く、「日本でも展開したい。フランチャイズ募集って書いておいてね」。 |

Eat and
Two Veg
50 Marylebone High
St. London, W1U 5HN Tel. 020-7258-8595 定休日: 無休 営業時間: 月〜金 8時〜23時
土 9時〜23時 日 10時〜22時
●Eat
and Two Vegのサイト | | |
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| 近所のヘルスショップで買ったひき肉タイプ(粒が細かい)のソイミート。500グラムたっぷり入って68ペンスとお手ごろ。ぬるま湯やスープに浸してから軽く絞って炒めたり、シチューに入れたりすると肉っぽい食感が得られる。とくにカレーなどに入れると鶏肉のようなおいしさ。もっと粒の大きいものもある。 |
| | 有機栽培大豆で作られた、その名も「ソイセージ」。うーん……ソーセージというよりは、おから団子という趣。でもおから団子としてはおいしい。パッケージを見ると、材料は豆腐、おから、玄米、たまり醤油などとあって、大豆を使っていることがしきりに強調されている。
●soysageのサイト
※1ポンドは約190円です(2003年10月17日現在)。 |
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