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No.092 【世界の子どもたちの環境コンペ開催】 前編/ボルボならでは! 子連れ取材を決意 |
| 後編を読む |
「スウェーデンで開かれる、世界の子どもたちの環境プロジェクトの選考・表彰会を取材しませんか? ボルボの主催だから、コレットちゃん連れていってもきっと温かく迎えてくれますよ」 cafeglobe編集部からのそんなオファーに、出産後まだあまり大きな仕事をしていなかった私の心が躍ったのは言うまでもない。娘はまだ10ヶ月。お隣のノルウェー在住とはいえ、国境を越えて1週間近い出張ができるか、取材中に泣き出したらどうしようなど不安は尽きなかった。でもここは男女平等の本家本元! 北欧の懐の深さを試すいい機会でもあるし、と取材ツアー参加を決意した。 赤ちゃん専用車両に揺られてオスロからイエテボリまでは約5時間。迎えてくれたボルボの方は、なんと娘のコレットにまでお揃いのコンペ参加者用Tシャツとパーカを用意してくれていた。「困ったことがあったらいつでも言ってね」。翌日からの取材がぐっと楽しみになった。世界からの子どもたちもこのリラックスした雰囲気の中、きっと楽しんでいるんだろうな……。
世界42ヶ国320チームから応募があった予備選考を勝ち抜けてきたのは、ウガンダ、ドイツ、トルコ、メキシコ、インドなどからの10チーム。日本の長野県のチームの姿も見えるのがうれしい。5ヶ国ずつ2チームに分かれて、環境問題を子どもと大人で考えるNGO「Globe Tree」の指導のもとワークショップに参加する。ペンや布などを使って、自分たちの企画内容を自由に表現するという課題を与えられた子どもたちは、1時間のタイムリミットもあってかグっと集中。会場がにわかに熱くなった。 「ジュースや牛乳のパックを学習机にリサイクルして、ポイ捨てゴミがあふれている僕の街をきれいにしたい。コストも安いし環境にもいい、それにカラフルでかわいいんだ!」と目を輝かせていたのは、イスタンブールからのチーム。 飲料水不足から、学校のタンクもすぐ空になってしまうというインドのチームからは、「飲料水の浪費をなくしたい。蛇口をこまめに閉めるよう指導することで、午後になっても水が飲めるようになる」という切実なプロジェクトも……。この子たちはきれいな水が溢れ出るホテルに泊まってどう思うのだろう。このワークショップによって各国の企画概要と環境認識の高さやお国柄を知ると同時に、子どもたちが次第に言葉の壁を越えて交流を始めたのが印象的だった。 発表リハーサルの後、ホスト校である地元イエテボリのクラヴィック校を訪問。「自然が身近にあるから様々な科目で環境問題について話し合うチャンスがあります。自然を愛し、共存の方法を探るのが北欧流。子どもたちの環境意識は他国に比べて高いと思います」と初回からボルボアドベンチャーにホスト校の担当教師として参加しているヘレナ先生は、スウェーデンの環境教育に自信を見せていた。 子どもたちはそれぞれのホストファミリー宅で夕食。我々取材陣は地元の素敵なレストランでツナステーキに舌鼓を打ちながら、コレットの芸(炭酸水を自慢げに一気飲みしてみせる)」で盛り上がる。明日は子どもたちのお楽しみ、科学館見学だ。(後編につづく) |
| text / Rico Iriyama photos / Rico Iriyama, Anders Wejrot |
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| 『ボルボアドベンチャーとは』 スウェーデンの自動車会社ボルボが国連環境計画(UNEP)とのパートナーシップのもと主催する、10〜16歳の子どもを対象とした環境プロジェクトコンペティション。第4回となる今年は、5月に最終国際選考がスウェーデンのイエテボリにて行われた。インターネットで世界42ヶ国320チームから応募があった中、予備選考を突破したのはブラジル、カナダ、ドイツ、ギリシャ、インド、日本、メキシコ、トルコ、ウガンダ、英国からの10チーム。 「ボルボの願う、クルマと環境が共存する社会の将来は、子どもたちが鍵を握っていると考えています。このイベントは社会貢献であり、そして企業投資でもあるんです」。環境先進国スウェーデンの中でも『環境・安全・高品質』を社訓に掲げるボルボは主催主旨をそう説明する。 2007年の締め切りは1月31日。 |
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| オスロからイエテボリまでの約5時間の電車は、ゴツいバギー4台を固定できる「赤ちゃんバギー車両」を予約…… |
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| 「1日1食という貧しい人々もいる僕の国、残念だけど環境に興味がある人はまだとても少ない。…… |
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| シェフィールドから来た英国チームは、捨てられた自転車のパーツを集めて新しく自転車を組み立て、…… |
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| 日本担当ホストのカールくん&ロビンくんともすっかり仲良くなった日本チームは、…… |
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| 日本チームのプロジェクト名は「ディスカバー・ネーチャー」。…… |
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| 港を望む美しい景色に、日本チーム感動! …… |
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| 11kgの娘を片手に写真を撮ってインタビューをして…… |
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