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鮮やかな色使いと自由なデザイン。ブラジルのカンパナ兄弟を筆頭に、このところ南米のデザイナーが注目を集めている。1998年のデビュー以来、アルゼンチンの女の子の憧れブランドであり続ける『Juana de Arco(ホォアナ デ アルコ)』のデザイナー、マリアナ・コルテスさんもそのひとり。モード界も大注目、今回来日した彼女が、情熱を傾けているプロジェクトはというと……。
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ファッションブランドが失業者対策!?
フットワーク軽く、社会問題に貢献
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ブランド名の『Juana de Arco(ホォアナ デ アルコ)』とはスペイン語でジャンヌ・ダルクのこと。その名の通り、新しい発想のデザインが持ち味。パッチワークの手法を活かしたランジェリーを始め、ヨガウェアやぬいぐるみなど、南米の太陽に育まれたフルーツを思わせる色づかいは、誰が見ても心躍るはず。
本店があるアルゼンチンのパレルモ地区は、若手クリエーターたちが集まるホットなエリアだ。「クリエーターたちに発表の場を提供したかったから、ショップの近くにギャラリーを作ったんです」とマリアナさん。これは、彼女が立ち上げた「the nest project(鳥の巣プロジェクト)」の一環だ。あらゆるものがこの「巣」で成長し、羽ばたき、巣立っていきますように、という願いが込められている。
数あるプロジェクトのなかでもとりわけ彼女らしいのが、失業者をサポートする取り組み。失業者の増加はこのところ、アルゼンチン国内で大きな社会問題となっている。マリアナさんは、自身のブランドの端切れを失業者たちに提供し、カーペットや人形制作などの仕事を発注、給与を支払うことで、企業として失業問題にとりくんでいる。「2001年の経済危機で、多くの人が職を失った姿を目の当たりにしてきたから。私ができる範囲で失業者を救うにはどうしたらいいのかって、考えた結果がこれだったの」。
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来日中もメッセージを発信
マリアナさんの活動、目が離せない
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今回の来日の目玉は、彼女のプロジェクトの一部を日本でも実現させること。ショップで開催されたワークショップではジュエリー制作を学ぶ学生たちが作品作りに挑戦。でき上がったアイテムをショップで展示した。若手クリエーターへの発表の場の提供が、日本でも実現したというわけだ。
また、日本のファンを対象としたワークショップも。端切れから小物ができあがって行くプロセスに、参加者は興味津々。「こんな風にしたら素敵でしょ?」マリアナさんのアドバイスを受けながら、楽しい作品が次々と誕生していた。
単なるファッションブランドという枠を超え、もはや、アクティブな生き方を提案するプロジェクト的存在の『Juana de Arco(ホォアナ デ アルコ)』。マリアナさんの“キュートなジャンヌ・ダルク”ぶりから、目が離せない!
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