アメリカでは約8人にひとり。日本では約20人から30人にひとりがかかると言われている乳がん。日本女性が最もかかりやすいがん、とも言われている。
がんと聞いて、自分にはまだ関係ないなどと思わないで欲しい。早期発見ができれば命も乳房も守れるケースが多いのにもかかわらず、日本では、乳がんにかかる人の率、死亡率は年々増加傾向にある。その原因は女性のライフスタイルの変化にあると考えられている。乳がんの発症は女性ホルモンと密接な関係があると見られていて、妊娠、出産の時期が変化していること、初潮の時期が早まっていること、食生活が変化していることなどが原因だという。
乳がんの早期発見、早期診断、早期治療の大切さを訴える市民運動としてアメリカでスタートした「ピンクリボン」の活動。日本でも2000年ごろからその普及活動が動き出している。2003年には『ピンクリボンフェスティバル』が東京で開催され、乳がん啓発キャンペーンが本格的にスタートした。
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街を歩いてピンクリボンの
メッセージを伝える
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“人と街”をコンセプトにした『ピンクリボンフェスティバル』は、ピンクリボン活動の趣旨に賛同した複数の企業がコラボレートして実現。都庁、レインボーブリッジ、表参道ヒルズ、神戸ポートタワー、明石海峡大橋など、東京と神戸のシンボル施設がピンクにライトアップされるのもPR活動の一環だ。キャンペーンの目玉は、乳がんのネガティブなイメージを払拭し、検診を受けることの重要性に気づかせてくれる、さまざまなイベントだ。なかでも、メインイベントのひとつとして、10月7日(日)に開催された『ピンクリボン・スマイルウオーク』東京大会は、ピンクリボングッズを身につけて街を歩き、行きかう人々に乳がんキャンペーンをアピールするというもの。このイベントにcafeglobeスタッフも参加したのだが、その様子はというと……。
3連休の中日、東京ミッドタウンに集結したのはなんと約5000人ものひとびと。会場では、専門医によるトークショー、ピンクリボングッズの販売を行うブースの出店、マンモグラフィによる乳がん検診(ウォーキング参加者限定)などが行われ、乳がんへの知識を高めるきっかけをさまざまな形で提供している。参加したcafeglobeスタッフは皆マンモグラフィ(乳腺・乳房専用のレントゲン撮影)初体験! しかし、検査を受け、乳がん検診が思っていたより気軽に受けられる事がわかり、また、乳がんが自分と無関係ではないということも改めて実感。
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イベント参加者の増加とともに
乳がん検診率も上昇!
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イベントに参加していない人も、街中を歩く大行列を目にすれば、「検診に行かなきゃ」「乳がんについての知識を得よう」と、乳がんに対して無関心ではいられなくなるはず。現に、2004年から2005年にかけて乳がん検診率が11.3パーセントから17.6パーセントに上昇したのは、ピンクリボン活動の広がりのおかげだといわれている。
早期発見、早期治療で完治も可能な乳がん。問題は、社会の中での病気に対する認識があまりにも少ない事なのだ。イベントに参加した人やウォーキングを見かけた人が、自分の感じたことを周囲に伝えていけば、乳がん検診の受診率は上昇し、死亡率も下がるかもしれない。発症率が高まるのは30代後半から40代だそう。自分には関係ないと思わず、検診を受けてみては。
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