「手作り」イコール「ひとり黙々と制作」というイメージは、もはや過去のものになりつつある。大勢の人が集まって編み物を楽しむイベントや、カフェで開催される手作りワークショップに参加する女性が急増しているのだ。
スクールに通うのはちょっと敷居が高いけれど、イベントや気軽なワークショップなら初心者でも気軽にトライできる。わからないところはスタッフや仲間が教えてくれるから、自宅でひとりでテキストと格闘するよりも上達が早い。上級者も情報交換をしたり、作品を見せ合うことでアイディアのヒントが生まれたり……と、いいこと尽くし!
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一度に数百人も参加できる
イベントには毎年大行列が |
編み物ブームの火付け役は、ハリウッドのセレブリティたち。ジュリア・ロバーツがニッティング(編み物)を楽しんでいるという話題がメディアに登場したあたりからブームになり、2001年9月のアメリカ同時多発テロ後は、人々の癒しのツールに。編み物をしながらお茶や食事が楽しめるニットカフェが、ニューヨークを中心に続々オープンした。公園に集まって編み物をしたり、作品を発表する『ニットアウト』というイベントも開催されている。
日本では手芸用品メーカー「クロバー」が、もっとたくさんの人に手編みの楽しさを知ってもらいたい! と2004年に『ニットアウト』をスタート。今年の会場は話題のスポット・東京ミッドタウン。約250用意した席は瞬く間に埋まってしまい、順番待ちの列もできるほどの盛況ぶり。たまたま通りかかった人が、参加者たちの笑顔を見て“面白そう!”と列に並ぶ。編み物の輪は、確実に広がっているのだ。
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ぶきっちょさんも創作意欲を
かきたてられるニットカフェ登場 |
2007年10月、エキュート立川にオープンしたニットカフェ『sept mignon(セットミニョン)』は、毛糸や布、レース、アクセサリーパーツといった素材選びからワークショップまで、手作りする人を全面的にバックアップ。セレクトショップの小物コーナーのようなセンス溢れる素材を見ていると、手作りに興味がなかった人も何かを作りたくなるはず。そんなときは、購入した毛糸やアクセサリーパーツをカフェで広げて、いざ手作り開始。「カフェだけの利用もできますが、編み物が得意な友だちの家に遊びに来た感覚で、手作りを楽しんでいる方がほとんどですね。お客様同士で教えあっている姿もよく見ます」と店長の亘久美子さん。
ニットカフェのほか、手芸を愛する人たちが純粋に手芸を楽しむ集いもある。『渋谷手芸部』は1〜2ヵ月に1回のペースで活動中。発足のきっかけは『mixi』でのつながりだとか。インターネットから、趣味の輪がどんどん広がっていく今の時代を象徴している。
みんなでワイワイ楽しむことは、ストレス解消にもってこい。自分の中に眠っていた“カワイイもの大好き!”や“クリエイター魂”を再確認できるのは手作りならではの魅力。自分の意外な才能、発掘してみては?
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