日本のTV番組『あるある大辞典 2』による「納豆ダイエット情報」のねつ造問題。ついに番組の打ち切りが決定するまでに発展したが、この納豆騒動、じつはここ台湾でもちょっとした話題になっていることをご存知だろうか?
というのも、台湾では最近の健康志向を背景に納豆の人気が高まっているようなのだ。数年前までは、「どうしても食べたい日本人向け」に日系デパートに少し置いてある程度だったが、今では現地スーパーでも普通に取り扱っている。数店舗見てみたところ、日本から冷凍輸入されたものを中心に各店で4〜10種類ほど並んでおり、現地メーカー製のものもある。昨年あたりから、台湾でも「納豆ブーム」が来ていると言われていたが、それが今年になって、むしろ定着してきたような気もする。
3〜4パック入りで80台湾ドル(約300円)前後で売られる納豆。店員さんに、「納豆ありますか?」と聞けば、すぐに案内してくれる。 また、納豆そのもののほか、『ナットウキナーゼ』配合のサプリメントもドラッグストアに並んでおり、その健康効果に注目が集まっていることがわかる。現地紙によれば、台湾の納豆関連製品の市場規模は、年間20億台湾ドル(約274億円)以上にのぼると推測されるという。
ドラッグストアに並んでいる『ナットウキナーゼ』配合のサプリメント。「日本高機能」なるキャッチフレーズについ目がいってしまう……。 そこにきて、日本で起きた今回の納豆騒動。現地メディアもこの件を報道し、「納豆には多くのたんぱく質やプリン体が含まれているため、食べ過ぎはかえって健康によくない」と指摘している。
日本の情報や流行が勢いよく広まる台湾、納豆人気への影響が心配される。関西出身で、実は納豆を食べたことがない筆者だが、納豆には、この逆風に負けずにがんばってもらいたいと思っている。
現地メーカー製造による納豆。からしとタレ付きで、なかなか健闘している。