短時間で施術を受けられる「デイスパ」を筆頭に、多くのスパが存在するN.Y.。その中でも一風変わったサービスで最近注目を集めているのが、出張式の『シガール・ヒーリング・スパ』と、ヴィノセラピーというぶどうを使った美容法を用いる『デリューバ・スパ』だ。どちらも他にはない珍しいサービスで、新しいもの好きのニューヨーカーに評判となっている。
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自宅にも別荘にも来てもらえる出張スパって? |
『シガール・ヒーリング・スパ』の一番の魅力は、出張式であること。固定のサロンは持っておらず、顧客の要望に応じて出張サービスを行っている。出かけなくても自宅で優雅にケアが受けられるということで、お金持ちのマダムやお嬢さま、さらにはファッション・コンシャスな女性たちに非常に受けているそうだ。夏にはN.Y.の避暑地、ハンプトンの別荘に呼んで「スパ・パーティ」を開く人たちもいるのだそう。N.Y.の上流家庭らしい、何とも贅沢な話である。
実際の施術内容も人気のポイント。スパの名前にもなっているオーナーのシガールさんは「本当にからだによい美容」をモットーにこのスパをオープン。自身がヨガなどの東洋医学に興味があったことから、東洋医学と西洋医学のいいところをミックスした施術を考案した。アロマセラピーの要素も取り入れたそのメニューは、リラックス効果も非常に高い。使っているブランドのオリジナル製品には自然の素材を多く使っており、最近のオーガニック人気とも相まって顧客には好評のよう。
夏にハンプトンの別荘で行われた「スパ・パーティ」の様子。オリジナルのアロマオイルでマッサージ。
「ニューヨーク・コレクション」にも出張。連日のショーで疲れたモデルをマッサージ中。
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ワイン好きにはたまらない! “ワインづけ”スパ |
一方、『デリューバ・スパ』は、マンハッタン初の「ヴィノセラピー・スパ」。ヴィノセラピーとは、ぶどうを使ったフランス発祥の美容法で、ぶどうの抗酸化作用の高さを生かしたもの。アンチエイジングを中心に、美肌づくりに非常に効果的とされている。ヴィノセラピーを応用した製品自体が多く出回るようになって注目を集めていたこともあり、昨年このスパがオープンしたときには、各メディアがこぞって取り上げた。
店内は、ワインをイメージしてダークな赤を多く使った重厚な雰囲気。棚の代わりにワイン樽を使用、各部屋には「ボルドー」など有名ワイン産地の名前をつけるなど、どこまでもワインにこだわっている。いちばん人気のメニューは、ぶどうのエキスがたっぷり入ったジェットバスで受けるセラピー。無料のグラスワインサービスもあり、ワイン好きにはたまらない。このコンセプトは、付近で働くビジネスマンにも受けたようで、ゆったりしたラウンジでワインを片手にくつろごうと、仕事後に訪れる人も多いそう。
実際に使われていたワイン樽を使った内装。ずらりと並んだ製品は、全て「ヴィノセラピー」用。
こじんまりとした入り口から、奥に広がる造りになっている。通りに出されたボードには、その日のおすすめコースが記載。
バーのような落ち着きのあるラウンジ。ビジネスマンに人気なのも納得できる。
今回紹介した2つのスパ。どちらにも共通しているのはゴージャスで他では味わえない贅沢なサービスを提供していること。N.Y.では、スパの数が飽和状態になりつつある今、特徴を押し出してプロデュースすることが必須となっているのだろう。今後はどのような「ユニークスパ」が登場するのか、気になるところだ。
<関連リンク>
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『シガール・ヒーリング・スパ』(英語)●
『デリューバ・スパ』(英語)