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慈善団体との共同企画で誕生 |
イタリアのレザーグッズ・ブランド
『COCCINELLE(コチネレ)』社から、「GOODIE BAG(グッディ・バック)」2008年春夏モデルが発売されている。イタリア国内のみの販売で、価格は90ユーロ〜125ユーロ(約14,800〜20,600円)。
このシリーズの最大の特色は、慈善団体との共同企画で展開されていること。売上金の10%が
『Fondazione Francesca Rava(フランチェスカ・ラーヴァ財団)』を通じて、ハイチ共和国(以降ハイチ)に届けられ障害児の援助や看護士育成に充てられる。
このプロジェクトは、今回で2度目。昨秋、限定販売した第1弾が好評を博し、ハイチの小児用リハビリ施設建設のために役立ったため、より価格を低く設定した新バージョンが、全国販売されることになったという。
「GOODIE BAG(グッディ・バック)」の販売は、現在はイタリア国内のみ。サイズは、3種類、ホワイト、ブラック、シルバー、レッド、トルコブルーの5色展開。90ユーロ〜125ユーロ(約14,800〜20,600円)※6月8日現在 1ユーロ=165円で換算 photo / COCCINELLE
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人気タレントやセレブも愛用 |
プロジェクトには、数々の著名人も賛同している。イタリアの民放番組「Canale 5(カナーレ5)」でニュースキャスターを務めるクリスティーナ・パローディも、グッディ・バッグ愛用者のひとり。知的なキャラクターで、日頃からファッション関連のレポートを得意とする彼女が使用していることで、多くの女性たちの関心を集めた。
元ミスイタリアで、女優マルティーナ・コロンバーリも、同プロジェクトに積極的に協力。今年1月、前述の財団の親善大使としてハイチを訪問。「この国では、貧困と医療の不足で、3人にひとりが5歳の誕生日を迎えずに死んでいます。身体的や精神的に障害を抱えた子どもたちが、最後には親からも見捨てられるという現実を知って、居ても立ってもいられなくなりました」と語っている。現地で幼い子どもの遺体埋葬に立ち会う彼女の姿も、多くのメディアで取り上げられた。
プロジェクトの親善大使としてハイチを訪問した女優のマルティーナ・コロンバーリ。photo / COCCINELLE
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リアルキャリアにぴったりな機能性 |
「グッディ・バック」本体の解説に移ろう。サイズは3種類で、色はホワイト・ブラック・シルバー・レッド・トルコブルーの5色。上部に施されたシャーリングが、トレンド感をしっかりアピールしている。内ポケットには、チャリティ・プロジェクトの関連商品であることを示すタグが付けられている。
中部イタリアの古都シエナに1931年から続く老舗バッグ店『Falchini(ファルキーニ)』で働くヴァレンティーナさんによれば、イタリアの働く女子への売れ筋は、いちばん大きいサイズだとか。
なるほど、A4版ノートパソコンさえすっぽり入る収納力があり、肩にかけてみると、テクノグロスとよばれる特殊素材のおかげで見た目以上に軽い。これなら書類や資料をたくさん詰め込んでも、それほど重さが気にならないだろう。休日には、水着やバスタオルを詰めて海辺にも出かけられそうだ。
ヴァレンティーナさんは「メディアに登場した著名人たちのコメントや行動が、このプロジェクトを大きく後押したのは確かですね」と話す。購入する人は、来店前にプロジェクトを知っている人がほとんどだそう。あまりの評判に在庫も残りわずかだとか。
イタリアでは、広場や街路で慈善団体によるチャリティ商品の販売が頻繁に行なわれている。夏にはTシャツ、クリスマスにはポインセチアといった具合に、年間を通じて生活に身近な品が並ぶため、人々が構えずに寄付活動に参加する習慣が浸透している。
「グッディ・バッグ」のプロジェクトも、こうしたイタリア人のチャリティ精神があったからこそ、大きく結実したものといえるだろう。
モデルばりのポーズでキメてくれた、シエナの老舗バッグ店『Falchini(ファルキーニ)』オーナーのジョヴァンナさん(右)とヴァレンティーナさん。<関連リンク>
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『COCCINELLE(コチネレ)』のサイト(英語、イタリア語) ●
『Fondazione Francesca Rava(フランチェスカ・ラーヴァ財団)』のサイト(イタリア語)