夏至も過ぎ、季節はじわじわっと夏に向けて本格的に移行中。そろそろ夏休みの旅行計画をスタートしたい皆さんに、是非オススメしたいのが悠久の国・インド。えっ? 夏にインド!? と思うなかれ。世界の旅行通が注目する、サマーシーズン限定の遊び方がインドには沢山あるのです。
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夏のヒマラヤは旅好きの聖地 |
インド旅行に最適なシーズンは、地方によって変われども、おおよそ11〜2月頃。そのためインドは冬に行く国、というイメージを持っている人が多いはず。夏は、インド人も気温40度オーバーの下界を離れ、涼を求めて大移動する時期。避暑地の人気ナンバー1は“ヒマラヤ地方”。インド北部に連なる雄大なヒマラヤ山脈には、沢山の優秀な保養地が点在。首都デリーからなら、昨今のエアライン価格競争のおかげで、片道5000円位からで気軽に飛べるように。夏のヒマラヤは、インド人はもちろん欧米の観光客も足繁く通う人気のスポットなのです。
デリーとレー(インドの高山地帯、ラダック地方の中心都市)間のフライトでは、眼下に広がるヒマラヤに大興奮! ヒマラヤといえば「登山」のイメージが強いけれど、一般ではヒマラヤを眺めながらのリゾート滞在が主流。日頃の仕事で疲れた魂を癒しにリトリートを楽しむべし。
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歴史と文化が薫るヒマラヤの街をめぐる |
デリーから飛行機で1時間もかからないシムラーは、「気軽にヒマラヤに行きたい」という人に最適なスポット。19世紀の英国統治時代、インド帝国の夏の首都として栄えた街で、コロニアル様式の建築物が立ち並ぶ美しい街並を見せている。
優雅な佇まいの「ジ・オベロイ・セシル・シムラー」は創立1884年。英国式の内装がエレガントなヘリテージ・ホテルだ。ヒマラヤ連山を眺めつつ、正当派スタイルでティータイムを楽しんだりと、「古き良き」時代を体感するには最高の空間。森の中のウォーキングツアーやかわいい登山鉄道「トイ・トレイン」体験ツアーなど多彩なプログラムも用意されている。 もし時間に余裕があるならば、シムラーから北上してみてはいかが。マナリは、風光明媚な渓谷に囲まれたコンパクトな保養地。のどかな景色にフゥ〜ッと身を置けば、日常生活の喧噪も忘れてしまうかも。
どっぷりとカルチャーに浸りたいならば、ダラムサラへぜひ。ダラムサラは、中国軍の侵攻からインドに逃れたチベット亡命政府の拠点となる街。昨年は、日本でもフリーチベット運動が盛り上がったけれど、“チベット”や“平和”に関心を持ったなら、その真の意味を学びに行くのも意義ある旅になりそう。
素朴な笑顔が可愛らしいマナリの子どもたち。インドの人たちは皆人なつこい。
マナリ近郊には、天然温泉の沸くヴァシスト村があり、長期滞在者が多い。
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インドで「本物」に出合う |
“人と違う場所に行きたい”旅の上級者なら、ラダック地方も見逃せない。デリーから飛行機で1時間。標高3500mのレーに到着すると、ぐるりと5000m級の山々に取り囲まれ、まさにヒマラヤの中心に舞い降りたかのような錯覚に。「小チベット」と呼ばれるこのエリアには、チベット仏教の史跡が点在。観光客向けのレジャーが用意されているわけでは無いけれど、広大な大自然を眼下に、混じり気の無いピュアな風に吹かれていると、“本当の贅沢とは何か”と気づくことができるかも。
ヒマラヤを一望する位置に建てられたチベット仏教の僧院(ゴンパ)。外はシンプルだが、中に入ると精巧な仏画やマンダラ(仏教の宇宙観を絵などで表現したもの)が壁一面に極彩色で描かれていて、その緻密さと美しさに驚く。 もちろん、ヒマラヤ地方への拠点となる首都デリーだって、見どころは満点。冬期の観光客で混み合うハイシーズンを避けた時期こそ、軽快なフットワークで動けたり、ローシーズンだから旅費が安くなるなどというメリットが豊富。その分、ワンランク上のホテルをチョイスして快適&ゴージャスな滞在を満喫する、というのも賢い旅の選び方かもしれませんね。
都心ながらも緑豊かなエリアにある「ジ・オベロイ・ニューデリー」。ラグジュアリーな空間を飾る調度品の数々はインドの名工の手によるもの。旅の疲れを本格アーユルヴェーダで癒したりと、最上級のインドに触れることができるホテルだ。●関連リンク
オベロイ・ホテルズ・アンド・リゾーツ(英語)※ラダックのあるジャンムー・カシミール州は、地域によって渡航自粛勧告が出されている場合があるので、渡航を決める前に
「外務省海外安全ホームページ」をご確認ください。