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“学び”とはすごく楽しいこと


  「もっとやりたい!」。ワークショップに参加したこどもたちは、必ずといっていいほどこう言います。今、“学び”を楽しいものにするワークショップという新しい風が教育の世界に吹き始めています。「“学び”とは、何かを教えてもらうことではなくて、人と人との相互作用の中で新しいものを発見し、仲間と力を合わせて向上できるすごく楽しいこと」とは、同志社女子大学 現代社会学部 現代こども学科教授の上田信行さん(ちゃぷら『私のワークショップ未来図』より)これこそが新しい学習のあり方「ワークショップ」の姿なのです。

考える楽しさを身に付けたこどもは“学び”に意欲的になる


  ワークショップ(workshop)、もともとは「共同の作業場」を指す言葉でしたが、現在は「参加体験型の学習の場」という意味で使われています。学習の場といっても、正解にいかに早く到達するかを人と競う学習塾とは違います。こどもたちの柔軟な発想を大切にして、創造的に思考する楽しさを引き出し、「考えるチカラ」をはぐくむのです。内容は、小さなこどもから大人向けまで芸術系・自然体験系・コンピューター系など多彩ですが、学習方法はみな同じ。体験を振り返り、分析し、物事の本質を見つめ、新しい気付きを得るというプロセスを繰り返します。
  例えば、小学校低学年を対象にした創作系のワークショップ。目的は作品を上手に作ることではなく、周りとコミュニケーションを取りながら創作した過程とその後に生まれる「新しい考え方」に「出会うこと」にあります。というのも、ワークショップには指導者がいないのです。その代わり、ファシリテーター(コーディネーター)が参加した小学生たちの創造的な発想をおのおのが送受信できる環境へと整えます。

興味を見つけることで将来へのアドバンテージが高まる


  またワークショップは、好きなことが見つかりにくいこどもにとっては興味の対象を見つける出会いの場でもあります。『13歳のハローワーク』では、著者が「早い時期に好きなことに出会うことで、将来へのアドバンテージ(有利性)が生まれる……」と述べています。このように、こどもに興味の対象と出会わせることは、その後の人生を左右するくらい重要なことなんだそう。
  cafeglobeのペアレンティングでは、こども向けワークショップのSNS「ちゃぷら」でたくさんのワークショップを紹介しています。「ワークショップって何?」という人、考えるより先にまず参加してみては! 教育の新たなあり方に出会えるはずです。

text / Maekawa Yumiko
Photos /CAMP(CSK HOLDINGS)
ちゃぷら

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