vol.4 浮かんでいる言葉をどうつなぐか?
「?」と「!」をつなぐ作業
バラバラに浮かんでいるように見える水の「?」と「!」ですが、いくつかの仲間に分けることができそうです。
また、これらはシナプスのように互いに関連を持っていたりもします。
物理・自然科学・心理・医学・音?
あるいは、音・匂い・味・触覚・視覚?
どんなつながりや拡がりを持たせると良いでしょうか。
厚みのあるワークショップを考えるためには、いくつもの入り口や出口、意外な裏道を探しておく必要があります。
物事をあちこちの角度から眺めていろんな顔を知ることによって、だんだんと大まかな感じがつかめるようになり、自分自身の興味もまるで「水」が湧き出すように尽きなくなってくるとしめたものです。
触覚のグループには「涙の体感温度」、「表面張力」。
視覚に「地球の青は水」、「水の流れや波しぶきのかたちは見飽きない」、「なぜ水は透明か」、「白っぽい海草が海中で虹色に光る」、「ストロボ発光のウオーターパール」。
味覚に「水はなぜ飲めるか」、「水の味」。
嗅覚に「スコールの前の匂い」、「鮭は生まれた川の水のにおいを覚える」などが属する感じでしょうか。
そして、真ん中でこれらを大きくつなぐのが「水の輪廻」?
「“みず”という名前の起源」、「酸素と水素が水になる時の気持ち」、 「水流と水力」、「毛細管現象」などはどうすればいいでしょう?
……そんなことを考えていると、また新たな水の「?」と「!」を思いついたりします。
みんなでディスカッション! テーマは「水」

たとえば、蜘蛛の巣にも水玉が……。
どうですか? あなたなら、これらの“種”をどのように組み合わせてワークショップを作っていきますか?
ダンスと科学実験を組み合わせたり、音と劇と造形なんていう組み合わせでの企画もできそう! 自分ならこんなワークショップを作りたい! という大まかなアイデアをお寄せください。


板橋区立美術館教育普及担当学芸員を経て'89年IDEA,INC.設立。各種博物館の開設準備、教育プログラム開発などに携わる。'99〜'01年には大阪府立大型児童館ビッグバンの総合プロデューサーとしてスタッフ育成や、3tトラックを使った移動ミュージアム、展示・ワークショップ・イベント・キット等の企画・開発・制作を担当。近年は九州国立博物館の教育ゾーン「あじっぱ」のプロデュース、ミュージアム及びキッズスペースの空間デザインの他、南アジア地域における企業のCSRとしてのワークショップ開発も手がけている。


