更新日:2011年5月19日 RSS

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VOL.11 病気と闘う親子の暮らしをレポート
欲しいのは、“健康な”子ども?

株式会社ポーラスタァ 代表取締役社長 高沖清乃

長野県出身。株式会社ポーラスタァ 代表取締役社長。働く女性のためのマタニティ誌「ninps」発行人。

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今年4月、2歳の長男が「急性散在性脳脊髄炎」と診断され、1ヶ月間にわたる入院・治療を経験した著者。今回は番外編として、病院で出会った親子の姿をレポート。

 「私と子どもの豊かな時間」も早いもので11回目。1年間にわたり10名の女性に取材をした。彼女たちのさまざまな子育てのスタイルや考え方には、毎回、大いに考えさせられている。そんな中(私事で恐縮ですが)実は先日、2歳になる息子が病気をした。10万人に数名という脳炎を患い、医師からは治ったとしても後遺症が残る可能性が50%と告げられた(その後、無事に回復、退院しました)。1ヶ月間の小児科への入院中、大きな病や障害を持つ子どもの母たちと知り合った。そこで今回は番外編として、病気や障害を持つ子どもと暮らすことについて、入院生活で見た世界を中心にレポートしたい。


 おそらく多くの人は「そろそろ子どもを持ちたい」と考えた時や、赤ちゃんを授かった時、健康ないわゆる“普通の赤ちゃん(子ども)”との暮らしをイメージするのではないだろうか。もちろん健康にまさるものはないが、実際は、赤ちゃんがなんらかの障害をもって生まれてくる確率は5〜10%ともいわれている。また今回の息子の入院中、病状や経過、障害の可能性について、ツイッターでつぶやいたところ「実はうちの子も…」と、子どもの病気や障害について打ち明けてくれたママがたくさんいた。表だって告白していなくても、病気や障害のある子どもを育てている人は数多くいると感じた。子どもを産んで育てるということは、健康な子どもを産み育てることだけではないようだ。

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