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| 周囲わずか16キロメートル、瀬戸内海に浮かぶ小さな島、直島。ここでは、『ベネッセアートサイト直島』と呼ばれるアート活動が島全体で繰り広げられている。島の南側にある『ベネッセハウス』は、安藤忠男氏が設計したミュージアム。展示スペースだけでなく、滞在用客室、レストランやカフェ、ライブラリなどを兼ね備え、施設内のあらゆる場所にアート作品が点在。カフェでくつろぐ合間、窓の外に見えるのは大竹伸朗の彫刻作品だったり、客室に、キースへリングのリトグラフが飾られていたり、といった具合。2004年にオープンしたばかりのニューフェイス『地中美術館』は、直島の豊かな緑や、海を望む景観を損なわないようにと、建物の大半が地中に埋設されているという変わり種だ。印象派の巨匠・クロード・モネの『睡蓮』や、現代アート作家、ジェームス・タレルの照明を駆使した作品など、多彩な作品に出会うことができる。 島の北東では古い家屋を改修し、空間そのものを生かして作品化した『家プロジェクト』が展開されていて、ほかにも、島の自然に溶け込むように、多くのアート作品が点在。1回100円の町営バスを乗り継ぎながら島を巡れば、オリエンテーリング気分に。このバスは、島民たちの生活の足でもある。島の暮らしと豊かな自然、アート。すべてが融合するこの空気こそが、この地でしか味わえない魅力なのだ。 |
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