更新日:2005年9月20日 RSS

Cafeglobe Traveler 日光 / 日光東照宮
即着即遊  秋の“文系”小旅行 選者:望月リサNikko
荘厳な森で、名匠の技に酔いしれたあとは、クラシックなホテルでレトロモダン感覚を満喫
 都内から特急電車に乗り、約2時間で世界遺産のある街へ。もともと、山岳信仰の拠点として繁栄したというだけあって、山々は静けさをたたえた荘厳な雰囲気。鬱蒼として、神秘の森といったたたずまいだ。
 駅に降り立った足で訪れたいのは、江戸の名工たちが集められ、巨額の資産を投じて建立されたといわれる日光東照宮。508体もの彫刻が施された陽明門には、狩野探幽の手になる昇竜、降竜の天井画が。左甚五郎の作として名高い、神厩舎の三猿、奥社の眠り猫。どこを見ても美術品という社殿は、たっぷり半日をかけて鑑賞を。いにしえの匠たちの技に浸った後は、名物のゆば料理のお店に立ち寄るのもいい。
 宿は、日本のクラシックリゾートホテルの代表格『日光金谷ホテル』へ。風雅な和風建築の中に、重厚感のある西洋家具の数々が配され、明治開業当初の趣を今に残している。伝統を感じる調度品、各所には日光東照宮を模した彫刻が施されるなど、館内を巡るだけでも楽しめる。
 2日目は、いま約1年間の期限付き('06年4月頃まで)で神橋が特別公開されている日光二荒山神社へ。神事や将軍社参などだけに使用されていたという神聖な橋を渡り、往時に思いを馳せる。瓦葺きで極彩色の本殿、白木の神輿舎、現存する日光最古の建造物を、時間の許す限り見てまわりたい。人の手により作り上げられた建造物と、豊かな自然との調和。そして、積み上げられた歴史の重みを感じつつ、日光を後にする。
Model Schedule
1日目
08:30浅草駅発 東武鉄道特急 けごん5号
10:29東武日光駅着
2日目
17:53東武日光駅 発 東武鉄道特急 けごん36号
19:44浅草駅着
Link
日光東照宮
日光金谷ホテル
日光観光協会
東武鉄道
TOP札幌モエレ沼公園直島  地中美術館京都姫路Nikko
text / Mochizuki Lisa
design / Shimizu Mamiko(MaMe Design)