仕事をしていると、大なり小なりストレスはつきもの。今年の12月から職場の「ストレスチェック制度」が義務化されますが、何がどう変わるのだろう?とモヤモヤしている人もいると思います。いま、働く女性はどんなストレスを抱えているのでしょうか。

悩みのトップは「上司」と「給与」

エンウィメンズワーク」が1304人の女性にアンケートを実施したところ、「ストレスを常に感じている」人は45%、「たまに感じる」人は49%。じつに94%もの人が、ストレスを日常的に感じていることがわかりました。

具体的にストレスを感じるポイントの上位は、下記の通り。

第1位:「上司との人間関係」、「給与が低い」(ともに43%)
第2位:「同僚・部下との人間関係」(40%)
第3位:「仕事量が多い」(30%)

第1位の「上司との人間関係」については、30代以下では47%がストレスを感じているとのこと。ほぼ半数近くが悩みを抱えているとは、自分が「上司」の立場にいるアラフォー女性も、改めて周囲を振り返る必要があるかもしれません。

常に「アジェンダ」を要求する上司

興味深いのは、女性たちの具体的な経験談です。「上司との人間関係」と回答した人のコメントからは、

・上司が自分の身を守ることしか考えていないのがひしひしと伝わる。(27歳)
・指示通りにしても、後に忘れ、あるいは気分が変わり、激しく叱責する。(36歳)
・確認事項があっても彼(上司)の機嫌にあったタイミングでないと話しかけられない。そのちょっとした会話にもアジェンダを要求する。(41歳)

など、上司に振り回される苦労が伝わってきます。

「給与が低い」と回答した人たちは、

・退職した上司の仕事を引き継ぐことになり、給与が上がると聞いていたがまったく上がらず。(28歳)
・同じ給料もしくは自分のほうが若干少ないのに、他の人より仕事をしてしまうせいで、責任ある仕事が全て自分にまわってくることによるストレスが1番大きい。(33歳)

など、責任と給与のアンバランスが不満な様子。地位やお金に反映されるまでの微妙な期間、有能な人ほど同じストレスに悩まされるのかもしれません。

女性同士の「褒め合い」がつらい

いっぽう「同僚・部下との人間関係」と答えた人のコメントには、女性同士のいざこざ、噂話、服装や髪型の褒め合いなどがつらいという声が。

また、コミュニケーション不足は常に問題をもたらすようで、

・進捗状況を共有しなかったり、ひとりで抱え込んだり、こちらの気遣いをつっぱねたり......。(36歳)

など、一緒に働くことの難しさを訴える人も。ベタベタせずに、お互いが気持ちよく働ける関係性をつくるのは、どこでも至難の技のようです。

1番のストレス解消法は「話すこと」

そんな女性たちのストレス解消法は、

第1位:「誰かと話す・相談する」(62%)
第2位:「寝る・ゆっくり休む」(58%)
第3位:「美味しいものを食べる」(54%)

とのこと。また、仕事でのストレスを軽減するために、会社や組織に働きかけたことがある人は、全体の36%にのぼったそうです。

今後「上司」という立場になる人が増える40代だからこそ、仕事仲間や部下のストレスに耳を傾け、オープンに話し合うことは、単なる愚痴大会を超える意味を持つのかもしれません。「ストレスチェック制度」の導入が、多くの人にとっての働きやすい職場づくりにつながることを祈るばかりです。

エンウィメンズワーク

image via Shutterstock