画像に「修正あり」と表記が必須に。フランスの新法律がモデル業界を変える

画像に「修正あり」と表記が必須に。フランスの新法律がモデル業界を変える

去年、特に関心を持ったニュースに、実際の女性たちにより近いモデルを起用し始めたモデル業界の動きがありました。カフェグローブでも、プラスサイズリアル体型のモデルの活躍のニュースで紹介してきました。

今年もこの動向は加速しそうです。というのは、先月、フランスでモデル業界に大変化をもたらししそうな法律が可決されたのです。

モデルは健康証明書を提出

それは、フランスで働くモデルは、医者の診断書を提出して、健康であることを証明しなければならないという法律です。3〜4万人の拒食症患者を抱えるフランスが、痩せすぎのモデルが特に若い女性に与える影響を考慮しての決定だそうです。

違反した雇用者には、81000ドル(約970万円)以上の罰金や6か月までの拘置もあるという、厳しいきまりになっています。

この法律は、モデルに対して最低のボディマス指数を定めるという、2015年春の法案にとってかわかるものだそうです。モデルの性別や年齢などを考慮した上で、健康状態の判断は医者に任されるわけですが、確かに、ボディマス指数だけではなく、心身全体の健康状態を考慮した方がいいような気がします。

画像には「修正あり」と表記

また、この法律は、モデルの健康状態だけではなく、私たちの目に触れる画像にも一歩踏み込んでいるんです。雑誌で修正済みの画像を使ったら、その旨を記さなければならないということも決まりました。

これってすごいと思いませんか? 一体、無修正・無加工の画像って、どのぐらいあるんでしょう。雑誌に溢れるスリムで美しいモデルたちの画像ーーこのほとんどに「touched up(修正あり)」と表記されることになるのではと想像してしまいます。全く修正していない画像に「修正なし」と表記する方がてっとり早いような気がするんですが......。

いずれにせよ、「修正あり」表記があれば、同世代とは信じられない美しい肌やプロポーションのモデルの画像を見ても、劣等感を感じることはなくなりそう。シミやシワがあったら、むしろ親近感を感じられそうな気がします。

ファッション大国のフランスのこの法律は、他の国々へ、そして、他の業界へもどんな影響を及ぼすのでしょうか。今年も引き続き注目していきたいトピックです。

TodayThe Guardian

image via Shutterstock

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