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なぜ女たちは走るのか? ランの向こう側を見に行こう #ラン部

なぜ女たちは走るのか? ランの向こう側を見に行こう #ラン部

ここ数年のランニングブームは単なる一過性のものではないことを証明しているのが、街を爽快に駆け抜ける女性たち。まぶしいほどに輝くその姿には、メイクやファッションでは到底かなわない、しなやかさと美しさがあるように思えてなりません。

そこで浮かんでくる疑問。なぜいま、女たちは走るのか―。その答えを探求すべく、一般社団法人ランガール代表理事の宇田川佳子さんにお話をうかがいました。

きっかけは30代のままならなさ

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「走る女性のパワーで毎日を豊かに」をコンセプトに、女性ならではの視点で暮らしを豊かにするアイディアをかたちにしている「RunGirl(ランガール)」。代表である宇田川さんは、フリーランスPRとして活動するかたわら、年に一度お台場地区にて女性のためのランニング大会「ランガール★ナイト」を主催したり、ランニングイベント等の企画・運営・プロデュースなどを行っています。

そもそも宇田川さんがランニングをはじめたきっかけとはなんだったのでしょう。

「30歳前後は、恋愛も仕事も思うようにならないことが多くて。走るきっかけというよりも、自分を変えたいという思いがありました。そんなときに出会ったのが女性誌のランニング特集の記事です。ファッション業界に身を置くわたしにとって、それは大きな衝撃でしたね。だって、メイクや服ではなく、走ることで美を追求するなんて、一体どんな世界なんだろうって」

当時、インポートファッションブランドのPRをしていた宇田川さん。仕事柄、身に着けるものはハイヒールと最先端のファッション。ランニングシューズどころか、スニーカーすら1足も持っていなかったといいます。

責任ある仕事を与えられ、充実した毎日を送っていたときに突如として訪れた恋人との別れ。なにかを変えたい思いでランニングシューズを購入し、一歩を踏み出しました。

わたし、東京を走っている―

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「最初は家のまわりを1km走るだけで息が切れて(笑)。フォームもめちゃくちゃでした。でも、とくに皇居を一周したときに、生まれ育った東京の街を自分の足で走っている高揚感を覚え、なんともいえない感動がありました。それまではちょっとの距離を移動するにもタクシー。同じ景色なのに、見上げる空の色すら違っていて」

9cmのピンヒールでは見えなかった東京の空、街。「なにかを変えたい」という決意はやがて、宇田川さんのライフスタイルにも変化をもたらしました。

「走るために早起きをするようになりましたね。思い立ったらすぐに行動に移せるのもランニングの魅力です。テニスやサーフィンなどにハマっていた時期もあったのですが、そのためには週末の予定を確保しなくちゃいけない、スポーツジムは夜や早朝では営業時間外......。時間に縛られる生活に少し疲れていたんだと思います」

走ることが喜びへと変わっていくと同時に距離も伸び、15kmを走ってから仕事に行くこともあったという宇田川さん。「走ることで確実に得られるのは、すっきりとしたボディライン」と言葉を続けます。

「走れば脂肪が落ち、筋肉も引き締まるので確実にきれいになります。それ以上に効果があると感じるのが、食べることへの罪悪感が消えたこと。食べ過ぎたって走ればいいと思考を切り替えることで、食事を楽しめるようになりました。食べることを我慢するより、走って解消するほうが精神的にかなりラク。体だけじゃなく、心のデトックスができるのもランニングの魅力です」

ラグジュアリーキャリアが向き合う10年後の自分

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走ることで得られる達成感や高揚感といった精神的安定は、人生を豊かにすると語る宇田川さん。マラソン大会に参加することで目標が明確になり、より走りを楽しめるようになったといいます。

「30代のときのライフスタイルは、40代のわたしの体をつくっています。あのとき、走りに目覚めていなければ、きっといまでもダイエットを続けていたと思います。なぜ女たちは走るのか―。その答えは10年後の自分にあるのかもしれませんね」

美しく年を重ねることは、わたしたちラグジュアリーキャリアの永遠のテーマ。走ることで人生を切り開く宇田川さんの姿に、10年後の自分と向き合う勇気をもらったような気がします。

cafeglobe編集部では、「なぜいま、女たちは走るのか」を探求すべく、ラン部を発足! シューズ選びや、初心者におすすめのマラソン大会などをレポートしていきます。

お話を伺った方

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一般社団法人ランガール代表理事。元インポートファッションブランドPR。現在はフリーランスPRとして活躍。ランの素晴らしさをもっと多くの女性とシェアしたいとの思いから、ランニング仲間とともに「RunGirl(ランガール)」を結成。年に一度お台場地区で、女性のためのランニング大会「RunGirl★Night」を主催。2児の出産を経て、2016年横浜マラソンで6年ぶりのフルマラソン復帰を果たす。現在第3児妊娠中。

RunGirl★Night

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