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いまのワークスタイルに満足してる? 転職のカギとなる「入社後ギャップ」

いまのワークスタイルに満足してる? 転職のカギとなる「入社後ギャップ」

「働くことは生きること」

そんな言葉で社会に送りだしてくれたのは尊敬する恩師でした。あれから約20年、その言葉の意味がやっとわかってきたように感じます。

仕事で結果を残すことやキャリアを積むことはもちろん、対価としてもらうお給料だって納得したものでありたい。だって、仕事は大切にしてきたプライベートや自分らしさを支えるために絶対に必要なことなんですもの!

でも、実際に働いてみると仕事内容や配属先が思い描いていたものとはちょっと違った......なんてことはよくあること。

以前に比べるとその差は少なくなっているとはいうものの、いまだ残る所得や出世にまつわる男女の格差。そんな不満をどんなふうに克服したらよいのか、はたまた転職すべきなのか......。

就職・転職のための企業リサーチサイト「Vorkers」を運営する株式会社ヴォーカーズが分析した「良くも悪くも、入社後ギャップ」の調査から、ギャップと向き合う際にチェックすべきポイントが見えてきました。

やっぱりあった入社後ギャップ。7割以上は「仕事の内容」

Vorkers」に寄せられた会社評価レポートから「入社後ギャップ」について分析を行った今回の調査レポート。入社後ギャップについて書かれた12万件のフリーコメントを集計し、分類しています。

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Vorkers」より

その結果、もっとも多かったのは「仕事内容や配属について」。入社前にある程度は理解していたつもりでも、実際に企業の一員となると、希望していた職種にかならずしも就けるものではありません。

とはいえ、与えられた職務のなかで、いかに結果を出すかがキャリア女性の腕の見せどころ。調査でもすべてがネガティブというわけではなく、ポジティブな意見も寄せられていました。

「仕事内容は楽しく、やりがいもあり、やる気があればいくらでも自分も会社も成長できる余地はあり(営業 / 広告代理店、PR、SP、デザイン)」

「実際に世界的なプロジェクトを経験できたし、多様な人々と仕事ができたのはこの会社にいたからだと思う(SE / SIer、ソフト開発、システム運用)

「未経験であれば学ぶことは多いが、経験者であれば目新しい業務内容はないかもしれない(運用 / インターネット)」

Vorkers」より引用

「こんなはずじゃなかった」という思いは、努力や頑張り次第で克服できる、という単純なものではありませんが、柔軟に受け入れることでチャンスは巡ってくるのかもしれません。自分の能力を最大限に生かし、評価してもらうためにも、ポジティブな気持ちを持ち続けることが大切です。

続いて多かったギャップは「組織の特徴や社風について」。組織風土は主観によるものが多いため、クチコミには実際の社員との面談、転職エージェントや面接官への確認など、事前のリサーチが重要というアドバスが寄せられていました。

企業には独特の文化とルールがあるので、外側からのイメージと実際に働いてみるのとではギャップが生じるのは当然のこと。

転職成功のカギは、リサーチにじっくり時間をかけ、ギャップを少しでも埋めることが大切といえますね。

「入社後ギャップ」から学ぶ転職のポイント

3位以下にもさまざまな入社後ギャップがランクインしています。入社後に感じたギャップは、良くも悪くも仕事をしていくうえでの教訓になるのではないでしょうか。また、転職を考えている人にとっては、ミスマッチを防ぐためのチェックポイントにもなることでしょう。

たとえば、3位の「将来設計やキャリア開発について」というギャップのクチコミのなかに、

「実際は年功序列部分が大きかった。また、営業から他部署へのキャリアチェンジや営業に関しても明確なキャリアが描けなかった。入社前にしっかりと確認しておくべきであったと感じている(営業 / 印刷、紙・パルプ、書籍、パネル)」

Vorkers」より引用

というものがあります。転職をする際は企業文化や社風、キャリア制度などを確認しておくとよいでしょう。

また、4位の「ワークライフバランスや勤務時間について」や5位の「給与や待遇、福利厚生について」、6位の「給与や待遇、福利厚生について」も考慮すべきポイントです。

キャリア女性の「働く時間」意識調査。モチベーションと残業の切れない関係」でも書いたように、ビジネスパーソンともなると残業が多くなり、プライベートの時間が削られてしまうことがあるようです。成功報酬や貢献度に見合った給与や昇格を提示する外資系企業なら、給与体系をよく理解しておくことも大切です。世界各国の男女平等の度合いを指数化した世界経済フォーラム(WEF)の2016年版「ジェンダー・ギャップ指数」では、調査対象144か国のうち111位だった日本。項目別では「所得格差」が75位から100位に急落するという結果に。

安倍首相が経済政策の一環として働き方改革を掲げる一方、WEFは世界全体の傾向として、教育や健康では男女の格差縮小が進んだのに対し、経済では改善のテンポが鈍っていると指摘しています。

入社後に感じたギャップをどのように埋め、改善してくか――。わたしたちキャリア女性は先駆者として、日本の社会を切り開いていく存在なのかもしれません。

Vorkers

photo by Getty images

ねこ りょうこ

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