『ディオール』の新作アクセサリーの展開が、今春、はじまります。これ、とても注目しています。というのも、ラフ・シモンズが退任し、長らくポジションが空いていたアーティスティック ディレクターに就任したマリア・グラツィア・キウリが始動したコレクションだから。

マリア・グラツィア・キウリといえば、ピエール・パオロ・ピッチョーニとともに『ヴァレンティノ』を牽引していた人物で、アイコンのスタッズバッグやシューズは、2人が生み出したもの。ディレクターとして華々しい経歴の持ち主なのです。

マリアがピッチョーニとのコンビを解消してディオールに加わったことは、別の面でも大きなニュース。なぜなら、ディオールの歴史のなかでアーティスティック ディレクターを女性が務めるのは初めてのことだからです。

そんな彼女のファーストコレクションは、メゾンへの敬意と女性らしい大胆さにあふれていました。

ディオールらしさは損なわずに、大胆に変身させる

マスキュリンとフェミニン、若者と大人、理性と感情といったステレオタイプな対比関係を避けた場所へと女性たちを導くことをテーマに掲げている点は、かつてムッシュ ディオールが戦後の女性ファッションに曲線と洗練をもたらして称えられたニュールックを彷彿とさせる斬新さ。

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バッグ 440,000円(予定価格)

アイコンバッグであるレディ ディオールには彼女らしいスタッズをあしらってアップデート。

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リング 25,000円(予定価格)

メゾンが大事にしている蜂のモチーフもそこここに。

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バッグ 330,000円(予定価格)
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シューズ 97,000円(予定価格)

「j'ador(大好き)」と「dior」をもじった「j'adior」という言葉遊びをドレスだけでなくシューズなど随所に飾ったり、ムッシュ ディオールが好んでいた占いを想起させる魅惑的なルックにはタロットの図柄のバッグを合わせたり。その発想はじつに自由でいて官能的。

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バッグ 860,000円(予定価格)

筆者個人の感想として、女性ディレクターは大変喜ばしい。男性がデザインするウィメンズアイテムには、女性への憧れやロマンスを感じます。夢のような世界観でとても素敵なのですが、女性が女性に向けて考えるアイテムには、そこに強さと実用性という要素が加味されているように思うのです。

今回のマリア・グラツィアのファーストコレクションも、「着てみたい」「持ってみたい」と感じるだけでなく、身につけている自分を想像しやすいルックやアイテムがたくさんありました(おこがましいですが!)

というわけで、ディオールの新作アクセサリー、ぜひともチェックを。いま持ってると、自慢できちゃうニュースなブランドです。

ディオール

電話:0120-02-1947

ディオール