55パーセントが旅で傷を癒す。Facebookから見えてきた別れた後の行動パターン

55パーセントが旅で傷を癒す。Facebookから見えてきた別れた後の行動パターン

2月から3月は、バレンタインデーにホワイトデーと世間は浮足立ち、別れを経験したばかりの人にとっては、あまり居心地良くない季節ともいえます。

パートナーと別れたあと、世の男女はいったいどうやって立ち直るのか

そのヒントを、2017年2月3日にFacebookが発表した記事に見つけました。調査されたのは、別離後の男女のネット行動パターン。

対象となったのは、フランス、オランダ、ポーランド、アラブ首長国連邦、イギリスのFB登録者のうち、交際ステータスが、「交際中」「婚約中」「既婚」「シビルユニオン」などのカップル状態から、「独身」「別居」「離婚」などのシングル状態に変わった人びとです。

友人・家族のありがたさを実感する機会

まず、シングルステータスになった人は、Facebookに接続する回数が増え、それまでより、イベントに参加する回数が増えることが観察されています。

これは、ひとりになって、自分の時間が増えたことに加えて、友人との結びつきを強め、新しい交流を持ちたいという気持ちのあらわれとも考えられます。

実際、多くの人が、パートナーと別れたあと、まわりの支えのありがたさを実感しています。

アンケートに答えた78%が、友人や家族と親密につながることが、いままでよりずっと大切に感じられたと答えています。

Facebook IQ」より翻訳引用

新しい経験を求める傾向

なかには、シングルステータスになったことを肯定的に捉えようとする人もいます。とくにフランスやイギリスの会員には、「前へ進む」にはどうすればいいかや「人生にとって大切なもの」に焦点をあてる傾向が多いそうです。

前を向いて、新しい趣味にトライする人もいれば、新たな心境を求めて旅に出る人も少なくありません。

旅行に関する出費は、シングルステータス告知後の1か月で、告知前の1か月とくらべて、25%増加しています

Facebook IQ」より翻訳引用

しかも、旅のセラピー効果は大きいようで、別離後、実際に旅に出た人の55%が、傷心から立ち直る助けになったと答えています。

ストレス発散にはショッピングという人もいるかと思いますが、傷心時の物の購入は、あまり精神的には助けにならないようで、新しい服や靴を購入することで、気分が晴れたと答えた人は8%にすぎませんでした。

立ち直りが早いのは男? 女?

おもしろいのは、同じ別れでも、「離婚」という形でシングルステータスとなった人は、その他の別れを経験した人とくらべて、状況を肯定的に捉える傾向があるという点です。

(離婚した人びとには)ハッピーで、ワクワクしていると、投稿する人が比較的多い

Facebook IQ」より翻訳引用

国によっては、長く煩雑な手続きである離婚。そのプロセスで、精神的に摩耗する人もいるでしょう。それをようやく終えたとなると、解放感が勝る人も多いのでしょう。

いずれにせよ、別れのあとも人生は続くわけですから、気持ちの切り替えが早くできるなら、それに越したことはないように思えます。

また、同調査によれば、男性の方が、女性より、立ち直りが早いそうです。

「癒し」「デトックス」「溺れるような悲しみ」「ビンジ・ウォッチング(ドラマなどの一気見)」「苦しみ」といった言葉は、男性は、シングル告知をする前の投稿でよく使っています。

女性は、これらの言葉を、シングル告知した日を含め、2週間後まで使い続けています。

Facebook IQ」より翻訳引用

とはいっても、別れ自体と、FB上のステータス変更には、時差があると考えられますから、単純に男性のほうが立ち直りが早いとは決めつけられません。

ただ、たしかなのは、別離報告であるシングル告知をした時点で、男性はすでに気持ちの整頓がついているのに対し、女性は告知をすることで、自分の気持ちと向きあいはじめるということでしょうか。

どんな別離の痛みも、消し去ってしまうことはできませんが、この調査を見るかぎり、ひとつの終わりを受けとめ、新しい始まりに目を向けることで、立ち直りが早くなることは確実なようです。

Facebook IQ

image via Shutterstock

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