3月8日は国際女性デー。世界中でさまざまなイベントが開催されたこの日、日本でも新たな文化的行事として定着させることを目的に「HAPPY WOMAN FESTA 2017」が開催されました。

「女性の生き方を考える」をテーマとしたイベントでは、渋谷ヒカリエをメイン会場に、セミナーやワークショップを展開。オープニングセレモニーには内閣総理大臣夫人・安倍昭恵さんや歌手の倉木麻衣さんらをゲストに迎え、「女性が働く社会の実現」について大いに語られました。

日本が女性のために動き出す。国際女性デーってどんな日?

日本ではまだなじみが薄い国際女性デーですが、その歴史は古く、1904年3月8日にアメリカで女性労働者が婦人参政権を求めてデモを起こしたことがきっかけといわれています。

その後、1910年にコペンハーゲンで行われた国際社会主義会議で「女性の政治的自由と平等のために戦う」日と提唱したことから、同年「国際女性デー」と制定されました。1975年には国連によって国際婦人年が制定され、女性の平等な社会参加の機会を整備するよう加盟国に呼び掛けています。

ちなみに、イタリアではこの日を、「FESTA DELLA DONNA(フェスタ・デラ・ドンナ=女性の日)」として定め、男性が女性に日ごろの感謝の気持ちを込めてミモザを贈る風習があります。

そんな世界の国際女性デーに習い、今年初めて開催されたのが「HAPPY WOMAN FESTA 2017」です。書道と雅楽によるパフォーマンスからスタートしたこのイベント。女性の優雅さとしなやかさを見事に表現した力強い書に圧倒。

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続いて行われた「イキイキワクワクができる女性が輝く社会の実現」をテーマとしたオープニングセレモニーでは、安倍昭恵夫人と倉木麻衣さんらが登場。安倍夫人は「日本ではじめて自身の言葉で語り行動する総理大臣夫人」として紹介された後、自身が経営する『UZU』、女性向けの学校「UZUの学校」についての思いを語りました。

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また、来年の「HAPPY WOMAN FESTA」のテーマソングを提供することが決まっている倉木さんは、「音楽によって気持ちがどんどん明るくなり、女性が前を向いて輝いていけるような楽曲を作りたいです」と力強く語りました。

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渋谷がミモザイエローに染まった日

会場となった渋谷ヒカリエは、この日、国際女性デーのイメージカラーとなるミモザカラーで鮮やかに染めあげられていました。

1日を通して開催されたイベントではさまざまワークショップや女性のライフデザインをテーマにしたセミナーを実施。「美」「仕事」「子供」「食」「健康」をキーワードに、さまざま視点からわたしたち女性が輝ける社会についてディスカッションが行われました。

たとえば「美」をテーマとしたワークショップでは、春ヘア&メイクテクニックを開催。さまざま世代の女性たちがプロによるメイクテクニックを真剣に学んでいました。

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こちらはセミナーの様子。「ダイバーシティにおける女性の活躍推進について」には、長谷部健渋谷区長、ウーマンズ リーダーシップ インスティテュートの川嶋治子さん、東洋大学准教授の小島貴子さん、シェイクハート プロジェクトの白井長興さん、東京急行電鉄株式会社・取締役専務執行役員の巴政雄さんが登壇。

ファシリテーターは東京プリンの伊藤洋介さん。

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性別、人種、年齢、価値観など多様性を受け入れ、幅広く人材を活用するためにわれわれはどうすべきか。この日は国際女性デーということで、女性が活き活きと働くことができる環境、職場づくりについてを主に議論。パネリストの見解に、会場の女性たちが耳を傾けます。

20170317_hwf_08.JPGそもそも一人ひとり違っているのが当たり前で、それを職場のみなが認識し、受け入れていく。企業単位でも取り組んでいき、制度を見直していく。その先に女性の働きやすさもあるのだという解に会場が頷きます。

すべての女性が持てる力を発揮できる社会を

女性活躍推進法など、現在、日本は女性の活躍を後押しする政策を打ち出しています。それはわたしたちキャリア女性にとって喜ばしいことですが、大切なのは自分らしい生き方を見つけ、行動に移すこと。

ハッピーウーマンプロジェクトが掲げる言葉の一節をご紹介しましょう。

何歳になっても好奇心を持ち、

感動し、感謝すること。

常に進化を目指して

学びと行動を続けていけば

結果、豊かな人生が送れるはず。

すべての女性が

その人生の主人公となった生き方を選択し

持てる力を発揮できる社会を。

これまで、わたしたちは自分の力で道を切り開いていきました。そのパワーで、日本中がHAPPYになりますように。わたしが、わたしらしく生きられますように。

HAPPY WOMANが、豊かな人生の指標となることを期待します。

HAPPY WOMAN

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