もはや大人の女性のバイブルと言えるドラマ『セックス・アンド・ザ・シティ』。

すぐに頭に浮かぶのは、軽快な音楽とニューヨークの摩天楼、そしてバスに水しぶきをかけられる、チュチュを着たキャリーのオープニングです。

ピンクのタンクトップと白いチュチュといった、トレンディとは言い難い衣装の彼女の姿は、NYの街でも非常に個性的で、印象深いものでした。

しかし、キャリーのキャラクターを一着で表したような、このスイートで不思議なチュチュのオープニングとは別に、キャリーが『マーク ジェイコブス』のドレスを着たオープニングが存在したようです。

ケイト・モスやウィノナ・ライダーも着用したドレス

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主演女優のサラ・ジェシカ・パーカーは先日、自身のインスタグラムで「本当にいい思い出」として、その別バージョンの動画を公開しました。

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1998年春コレクションのそのドレスは、ケイト・モスがランウェイで着用したもの。

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ウィノナ・ライダーも愛用し、98年の「Itドレス」と呼ぶべき一着だったようです。

パウダーブルーが可愛いドレスは、詰まった襟元がオードリー・ヘップバーンを彷彿とさせる清楚なデザイン。Aラインに広がったミドル丈のスカートに、『マノロ ブラニク』のものと思われるヒールはオープントゥで、ケイトのランウェイでの着こなしとリンク。

キャリーはこれにネットドレスを重ねて、彼女らしいひねりの効いたスタイリングを見せています。

賛否両論を巻きおこした、対照的な2着の衣装

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このちょっと保守的な衣装を身につけたキャリーはつまずくだけで、水しぶきも服にかかりません。通りがかりの男性に「何見てんのよ」と言わんばかりに軽く睨みをきかせたあと、華麗にターン。キャリーの定番であるクラッチを持つ腕を振りながら空を仰ぎ、微笑みながら前に進んでいきます。

ちなみに、採用されたバージョンのチュチュはスタイリストのパトリシア・フィールドがバーゲンで5ドルで見つけたというもの。バレエをやっていたサラ・ジェシカはひと目で気に入ったようでしたが、番組製作の総指揮者であるマイケル・パトリック・キングやダーレン・スターは当初チュチュバージョンの採用に難色を示していたそう。

『マーク ジェイコブス』のドレスを着た方も可愛いけれど、やっぱりチュチュバージョンの方がインパクトがあってキャリーらしいかな?と個人的には思います。

水しぶきを浴びて眉間にしわを寄せる彼女は、うまくいかない人生に立ちむかう女性を象徴しているようで、なんといってもリアルです。

REFINERY29, Daily Mail

photo by Getty images