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夜型生活は太りやすい。ダイエットの特効薬は睡眠にあり

女の本棚

夜型生活は太りやすい。ダイエットの特効薬は睡眠にあり

季節の変わり目と環境変化に応じた美と健康のメンテナンスには必須です。こうした日々の積み重ねにより、ビジネスにおいても10年先までよいパフォーマンスができるはず。

世界レベルの美女たちの食事法......目がまわるほどに忙しく働く、われらワーキングウーマンも参考にしたいものです。

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いま、口にしたものが10年後の自分をつくる

若いときはDNAへのダメージが少ないため、自己修復スピードが速く、多少の無理をしても、身体にそれが表れているとは感じないでしょう。しかし、問題なのは、10年、20年経ったときです。見た目にはわからなくても、身体の見えないところで細胞は傷ついていますある日コップの水が急にあふれ出すように、影響が出てくるのです。(中略) 今から食習慣を変えれば、身体はこたえてくれます。未精製の炭水化物と野菜、良質な油、たんぱく質をしっかりとる、この基本を続けているだけで、身体はみずみずしいまま、美しく年を重ねていきます

13ページより引用

30代の10年間は、睡眠、休養、食事の何をとっても本当に不摂生をしてきました。自宅ではヘルシーなものをとるようにしていましたが、部署の性質上、お土産やらサンプルやらのお菓子が手元にきやすいシチュエーションでしたので、ランチがとれない1日の15時頃、デスクに置かれたクッキーやおまんじゅうをパクリとやっていたものです。睡眠は1日3時間。それでもこの10年は走りきりました。若いときって、勢いで動けてしまうものです。私の感覚では39歳頃、自覚的な不調症状が出始めました。特に慢性化した帯状疱疹はつらいものでした。不思議なもので、フリーになった1年前から徐々に痛みがおさまりはじめ、やがて症状はなくなりました。

生活の変化で一番大きいものは、やはり食生活。毎日、ある程度、時間通りに食事がとれるようになったことが大きいように感じます。

いま、食べているひと口が未来の自分を作っているのだということ、肝に銘じていかなくてはなりません。

「ふわふわ」「とろとろ」スイーツの甘い罠

口どけが最高の、並んでも買いたいくらいおいしいドーナツなど誘惑の罠は増える一方。でも、悲しいことに、このふわふわ、とろとろと柔らかい食感は、アンチエイジング最大の敵なのです。敵の名前は「トランス脂肪酸」という脂肪分。老化を加速し、過剰反応すると心臓疾患まで引き起こす原因となります。(中略) 「マーガリンはバターよりもローカロリーだからヘルシー」なんていうのは大間違い。トランス脂肪酸がたっぷり。少量のバターのほうがずっといいのです。コーヒーについてくるミルクも、ほとんどがトランス脂肪酸です。

85ページより引用

「ふわふわ」「とろとろ」......響きからして、おいしくないわけがないじゃないですか。超高級品でなくても、コンビニスイーツも進化して、お手軽な「ふわふわ」「とろとろ」が手に入りやすい昨今です。

日本でも「トランス脂肪酸」という言葉を、数年前からよく耳にするようになりました。アメリカでは全面禁止の洲もあるといいます。フライドポテトの油もトランス脂肪酸だとか。「ふわふわ」「とろとろ」だけではなく、「さくさく」も危険な存在のようです。コーヒーに入れるポーションのミルクまで。

身近な友達のように、あたりまえにそばにいて口当たりのいいものが実は敵であるとは。なんとも皮肉なものです。見た目の問題だけではなく、命の危険にまで及ぶものだとしたら、小さい悪の蓄積はあなどりがたいものがあります。

山のように抱えるストレスを優しく癒してくれるかのような「ふわふわ」「とろとろ」。その甘い罠にははまらない、強い覚悟と危機管理意識がこれから10年をヘルシーに過ごすための絶対条件なのかもしれません。

睡眠はダイエットの特効薬

夜型の生活の人のほうが太りやすいということは実験で証明されています。眠っているほうがやせやすいホルモンが出るということに加え、夜型の生活習慣が陥りやすい罠もあります。同じカロリーを摂取するのでも、日中より夜のほうが体内で脂肪になりやすいのです。(中略) 寝ている間に活性酸素などで傷つけられた細胞が修復されるのです。また、睡眠不足が慢性化すると、ホルモンの働きに支障をきたし、空腹感を増長させたり、食欲抑制がきかなくなったりします。美肌とやせやすさと若々しい身体を手に入れたければ、一日8時間は眠りましょう。

119ページより引用

前述した過去10年以上の睡眠3時間の蓄積疲労を挽回するために、基本的にこの1年間は、毎日9時間寝ることにしていました。長い間かけて奥の奥までしみ込んだ疲労が、やっと最近抜けてきた感じがしています。ただし、学生時代から、そもそもが夜型人間。執筆も夜21時以降のほうが、なんだかのってくるのが常なのです。会社員時代のクセですね。当時、自分の作業は20時~21時スタートというタイムテーブルでしたから。

それに、頭を使っていると、夜中に急におなかがすいてきたり。ホットミルクでのりきるようにはしていますが、ホルモンの働きが乱れて空腹感が増長するという感覚はなんとなく実感できます。それでも9時間睡眠のために、締切日ぎりぎりでない限りは早く寝るように心がけてきました。でも、蓄積疲労デトックスも終了した感があるので、8時間睡眠を基本軸にしていこうかと思うところです。

無理を重ねてキャリアを構築してきた私たち。一定時間の睡眠確保は、これからの人生をよりしなやかに生きる約束と心得て、長くいい仕事をしていきたいものです。

世界一の美女になるダイエット

著者: エリカ・アンギャル 発行:幻冬舎 定価:1300円(税別)

image via Shutterstock

Writing byナカセコ エミコ

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