ジャン・ラポルトは、美しい自然の姿をじっくりと観察し、その解釈を香りで体現するべく『ラルチザン パフューム』を設立しました。1976年の創業から約40年、この度、初めて「オーデコロン」コレクションを発表します。インスピレーション源としたのは、印象派絵画。

19世紀後半、写実性が絵の評価基準とされた時代に現れたのが、印象派でした。完璧な輪郭線で表現される写実主義に対し、印象派は絵筆で自由に絵の具をのせて描くのが特徴的。でも何より新しかったのは"光の捉えかた"です。印象派誕生以前は、絵の具は自分で色を配合して作るものでした。すぐに乾いてしまうため、屋外に持ち出して使用することが難しかった。よって、それまでは風景画であってもアトリエの中で描かれていたのです。が、絵の具のチューブが登場したことで戸外での作業が可能となり、風景を直に観察するなかで、画家たちは時間によって移ろう光の存在に気がつきました。

ラルチザン パフュームの調香師、ファブリス・ペルグランが注目したのは、印象派画家が作品に認めた光。なかでもクロード・モネの『睡蓮』とエドゥアール・マネの『草上の昼食』にフィーチャーしています。

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<ラルチザン パフューム オ ボー ド ロー オーデコロン>100ml 17,000円。2017年4月19日(水)発売。

数々の『睡蓮』の作品にインスパイアされたのが、<オ ボー ド ロー オーデコロン>。光を写し取るために何色もの色が塗り重ねられたモネの絵画のように、ビターオレンジの花びらやベルガモット、レモンなど柑橘系の香りが層をなしています。水辺の雰囲気を醸すのは、スミレやグリーンノートのローズマリー。アクアノートを配合せずにみずみずしさを表現しているのが、見事。

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<ラルチザン パフューム シュール エルブ オーデコロン>100ml 17,000円。2017年4月19日(水)発売。

<シュール エルブ オーデコロン>がソースとした『草上の昼食』は、歴史的寓話を題材にしたのではなく、現代の設定で女性のヌードを描いたため、作品発表当時、非難を受けました。ファブリス・ペルグランはマネのそのモダニティに着目し、ソーラーアコードを中心に、ホワイトムスクとアンバーを加え、驚くほどエアリーに仕上げています。

印象派絵画の中には、光があふれ、ゆったりと満ち足りた空気が流れています。現代を生きる私たちが印象派絵画に憧れを抱くのは、時間に追われて慌ただしく暮らさざるを得ないからなのかもしれません。

2種の新フレグランスからもたらされるのは、穏やかな煌き。朝のひと吹きが心地よいのはもちろん、午後の気分転換にもお薦め。オーデコロンならではのライトさが、疲れてきた時のリフレッシュになるはずです。

ラルチザン パフューム

問い合わせ:03-5413-1070(ブルーベル・ジャパン香水・化粧品事業本部)

ラルチザン パフューム, カフェ デ パルファム