1. Home
  2. ライフスタイル
  3. 自分の欲求に素直になっていい。大切なのは声を上げ続けること【ゾーイ・サルダナ インタビュー】

自分の欲求に素直になっていい。大切なのは声を上げ続けること【ゾーイ・サルダナ インタビュー】

今この映画

自分の欲求に素直になっていい。大切なのは声を上げ続けること【ゾーイ・サルダナ インタビュー】

ゴールデンウィーク明けであるこの時期は、新生活の疲れが溜まって気持ちが落ち込みやすいといわれているだけに、何よりも心に栄養を与えてくれるものが欠かせない。そんなときこそ、映画が"特効薬"。

そのなかでも現実を忘れて異空間へと誘ってくれると話題の作品が『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』。落ちこぼれたちがヒーローになるという異色のヒーロー映画が巻き起こす笑いと爽快感には、大人もクセになってしまはず。

本作は、2014年に公開された人気作『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の続編となるが、主要キャストのなかでもミステリアスな存在感で観客を魅了しているのは、美しき暗殺者ガモーラを演じているゾーイ・サルダナ。大ヒット映画『アバター』のヒロイン役でブレイクしたのち、実力派女優として着実にキャリアを積み重ねており、この5月には2本の出演作が公開を控えている。

その一方で、自身の製作会社を立ち上げたり、子どもや女性たちに関する慈善活動にも精力的に取り組んだりしているが、今回はそんな彼女に"女性として強く生きる秘訣"について語ってもらった。

ただ強いだけではなく、内面の人間性も見せていきたい

このシリーズに限らず、筋が通った女性を演じることが多いゾーイは、本人と重なる部分もあるが、彼女から感じられる強さはもともと持っていたものなのか? それともさまざまな経験によって身につけられたものなのだろうか。

「おそらくその両方じゃないかしら。でも、私はもっと強くなりたいと思っているのよ」と話すまっすぐな瞳は、同性でも思わずドキッとしてしまうほど美しく光る。

20170511_movie_02.jpg

「私がいままで演じてきた役は、すごくカッコよくて強いという風に見られがちなんだけど、実はそうではないの。というのも、どの役も本当はものすごく脆いところも持っていて、自分を守るために壁を作り、まわりに弱さを見せてはいけないと思っているだけなのよ。だから、ただ強い女性ということではなくて、もう少し多面性を持たせるような演技をしたいと心がけているわ」

つねに社会で戦い続けている女性たちも、自分の弱さを隠すために、つい強がってしまうことはよくある。だからこそ、ゾーイが演じる女性像にはどこか共感してしまうのかもしれない。

とはいえ、そんな彼女も男性社会であるハリウッドで、戦っている女性のひとり。では、その壁を乗り越えるためにしていることは?

まずは声を上げることよ。私のように公の場所に出る立場にある人間というのは、きちんとしたことを伝えていく必要があって、責任もあると思っているわ。つまり、『女性たちにも夢があるということ。そして、生まれたときから持っている権利として、人間とは平等なものだ』というのを世の中に伝えていくのが私の役目でもあるということなのよ」

そう語るゾーイは、「私たち女性の敵は男性ではない」と力を込める。

「女性を平等に思っていない男性というのは、母親がきちんとした現実を伝えていなかったり、情報を聞いていてもそれ自体が間違っていたりするものなのよ。それによって、女性に対する考え方がそういう風になってしまっているだけだから、あくまでも私たちの敵は男性ではないということなの。つまり、無知や教育の欠落というのがそういった考えを引き起こした原因であり、コミュニティそのものに対して、私たちは伝えていかなければいけないの。

そのためには、きちんと愛情を持って言わなければいけないし、何も知らない人に対して、真実をちゃんと伝えて教えてあげるということを私たちがやっていかなければいけないわね。でも、それをすることで最終的には、『男性も女性も同じようにできるんだよ』という正しい情報をわかってもらえるようになると思うから」

平等であることは誰もが生まれ持った権利

cafeglobe読者と同世代であるゾーイから、日本の働く女性たちにエールを。

自分の人生において、もっといろんなことが欲しいと思うことに罪悪感を感じないで欲しいの。だって、それはあなたの権利だから。たとえば、あなたはただ誰かの娘という存在だけでもないし、妻というだけでも、母というだけでもないのよ。つまり、人間として平等に成長していく権利は誰にでもあるものなの。

でも、もし自分が平等ではない扱いをされていると感じるなら、それに対してはちゃんと声を上げなければいけないわね。そして、夢を持ってもっと成長したいという思いは、口にしてはいけないことではないのよ。むしろ、そういう気持ちをつねに持っていて欲しいと思っているわ」

20170511_movie_03.jpg

今回、ゾーイは映画のなかで仲間を大切に思い、銀河を救うヒーローの一員を演じているが、まるで自分のことのように世界の女性たちについて思いを巡らせている姿を見ていると、彼女こそまさに女性たちの"ガーディアン"のような存在だといえる。

「アクション映画だけど、そのなかにハートがいっぱい詰まった素晴らしい作品だから気に入ってもらえると思うわ」と屈託のない満面の笑顔で見どころも教えてくれたが、ゾーイ自身がハートをたくさん持った女性であり、そこが多くの人を魅了しているのだろう。

そして、女優としても女性としても、彼女が輝き続けられる原動力こそ、このしなやかな強さなのだと感じずにはいられない。

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス

『GOG:R』_メイン.jpg

監督:ジェームズ・ガン出演:クリス・プラット、ゾーイ・サルダナ、デイヴ・バウティスタ、ヴィン・ディーゼル、ブラッドリー・クーパーほか2017年5月12日(金)全国ロードショー配給:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン(C) Marvel Studios 2017http://marvel.disney.co.jp/movie/gog-remix.html

撮影/柳原久子

志村昌美

  • facebook
  • twitter
  • hatena

    Ranking

    1. 「そうだ、京大行こう」/お金にならない学び #1

    2. やる気がでない人は充電の仕方が間違っていた!

    3. 副業でもっと稼ぎたい? このスキルがあなたを後押しする

    4. 更年期だけじゃない。誰にでも起こるホットフラッシュの6つの原因

    5. 平成生まれと昭和生まれの意識調査、意外な結果に

    6. これからは「生き方が働き方」に。好きなことを仕事にしていくヒント

    7. あなたの目は大丈夫? 働く女性の目元問題、ウソ、ホント。

    8. あなたの「怒りタイプ」がわかる。アンガーマネジメント診断

    9. 「直感に従えば、必ず答えが見つかる」理由

    10. 雨だけど「髪、まとまってる! 」って歓喜したい

    1. 平成生まれと昭和生まれの意識調査、意外な結果に

    2. 信頼されている人は、この姿勢を忘れない

    3. 更年期だけじゃない。誰にでも起こるホットフラッシュの6つの原因

    4. もしも部下が発達障害だったら?

    5. やる気がでない人は充電の仕方が間違っていた!

    6. 犬 「なんて登り降りしやすいんだ!」

    7. 「いつでもおしゃれ」な人のワードローブのルール

    8. もっと早く知っておきたかった「独学」のこつ

    9. Facebookにサヨウナラ。しあわせな人間関係を呼ぶ4つの習慣

    10. 「何をやっても痩せない」から卒業!

    1. 性欲がないのは歳のせい? いいえ意外な理由があるんです

    2. 仕事ができる人ほどランニングをするのは理由があった!

    3. 「その症状はストレスのせい」と教えてくれる8つのサイン

    4. 「週一納豆」が身を助ける。納豆の驚くべきパワー

    5. もしも部下が発達障害だったら?

    6. 平成生まれと昭和生まれの意識調査、意外な結果に

    7. お金が自然と増えていく「貯金体質」の身につけかた

    8. 信頼されている人は、この姿勢を忘れない

    9. 【緊急座談会】他人事じゃない! 働く女性のリアルな「更年期」事情

    10. ヨーロッパで最も裕福な王族 トップ5

    自分の欲求に素直になっていい。大切なのは声を上げ続けること【ゾーイ・サルダナ インタビュー】

    FBからも最新情報をお届けします。